修羅の国の平和幼稚園【9/365】
「家族とのコミュニケーションを増やす」を目的に、母親とnoteでコラボブログを行っております。ライターの亀谷家の長男です。本日で9日目です。
今日からは三連休なので、少し時間を取ってnoteも更新しようと思います。
私の実家は福岡県直方市という、福岡県内でも北九州の下の筑豊というエリアにあります。もともとは炭鉱が盛んなエリアだったため、気性の荒い人達が多く、一昔前では「筑豊ナンバーの車には近寄るな」と言われるほど、治安が良くありませんでした。
父の仕事の都合で、茨城県からこの直方市へ、4歳のときに引っ越してくるのですが、本当に申し訳ないくらい、私のこの町のイメージが悪い(笑)
いや、楽しいこともいっぱいあったし、自分が悪いこともいろいろあったと思うんですが、筑豊弁がしゃべれない、身体の不自由な私は、当初結構な嫌がらせにあっています。
しかも、挑発に乗って戦うものだから、相手も面白がっていじってくるの繰り返しで、しょっちゅう喧嘩して泣きながら家に帰ったり、むかついて途中で学校からいなくなったりしていました。
修羅の国の平和幼稚園
その修羅の国、直方市の中で、私が通うことになるのが、なんとカトリック教会の横にある「平和幼稚園」です。ギャップが凄い(笑)
ここの記憶が一番薄いのですが、まだ幼稚園時代は、マシだったのかもしれませんね。黄色いバスにのって、かわいい制服着て、通園して、お祈りしたりしていました。
年末のクリスマス会では、カトリックの学校にありがちな、聖書の劇をやっていたのは覚えています。たぶん羊飼いの役だったと思います。
ここで今でも親交のあるピアノの鈴木先生と出会い、直方でもピアノのレッスンを継続して受けていました。
好きだったけど苦痛だったピアノレッスン
今でも、もう少し続けておけばよかったなぁ。一生懸命やっていればよかったなぁ。と思うのがピアノです。
記載上は2歳くらいから12歳くらいまで10年間くらい続けている風なのですが、練習もちゃんとやらず、結局大して弾けるようにはなりませんでした。
音楽は好きだったんですが、ピアノに関しては、
①修羅の国では男でピアノを弾いていると、女みたいだと馬鹿にされる。
②右が不自由だとメロディとペダルが思ったように弾けない。
③先生が厳しい!
という点で、自分の弱さに負けてしまいました。
①修羅の国では男でピアノを弾いていると、女みたいだと馬鹿にされる。とか大人になるとどうでも良いこと過ぎるのですが、私自身に突っ込みどころが多すぎる状況で、何を習うかまで周りにとやかく言われるのか!と小さいながら思っていました。
小学生時代に、直方市民の民度が低いと思っていたのにはこの辺もあります。でも正しい解決策は、めっちゃ上手くなって、見返すくらい弾いてやるだったなぁと今なら思います。
②右が不自由だとメロディとペダルが思ったように弾けない。
これ結構小さい子どもにとっては致命的なんですよ。だってメロディー弾けないとピアノが楽しくない!
特に最後までペダルはちゃんと踏めるようになりませんでした。というか今でも右足でペダルはちょっと無理かもしれません。
小さい頃は、今よりも手も足も動かなかったというのはありますが、ちゃんと自責としてとらえて、もっと練習していれば何とかできたんだろうなぁと思っています。
でも、もしそれが出来るような子どもだったら、きっと今はもっと立派な大人になっているでしょう(笑)
③先生が厳しい!
これも完全に自分に負けましたね。練習不足でめっちゃ先生に怒られました。。。
姿勢が悪いと背中に定規入れられたり、手を定規で叩かれたり、しっかり指導を受けていたのですが、練習不足を棚に上げて、自分の身体のせいにしたり、他のことに逃げてしまっていました。今ならまだ続けられていたと思います。
ピアノからの学びは、後悔先に立たず。やる気もなくだらだら続けるだけでは身にならず、自分の意志で本気で向かい合って続けるから身になるんだ。ということなのかもしれません。これは本当にもったいないことをしたなぁと今でも思っています。
しかし、こうやってみると子育ても、仕事も理屈は同じですね。
親とのコミュニケーション頻度を増やすを目的に始めたこの大喜利ブログも、始めてみるといろいろな学びがあって面白いです。
それでは、また明日お会いしましょう!良い週末を。
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