子どもの働き方にも改革を【18/365】
「家族とのコミュニケーションを増やす」を目的に、母親と今までの人生を振り返るブログを投稿しています。本日で18日目です。このnoteは、ライター 長男 / イラスト 母 / 各種ディレクション 妹で運営しております。
本日は出張のため、福岡からお届けしております。
この企画をやっているので打ち合わせも兼ねて、
「もう何年か実家に帰っていないので、久しぶりに実家に帰る。」
と言ったら、母からこういう時期だからやめて欲しいと言われました。長男です。
今日は「子どもの働き方にも改革を」という話を書いておこうと思います。
13回目の記事で、今、良く働くのは父の影響だと書きましたが、
うちの家自体が、よく働きなさいという家でした。今になってみると、小さいころの働き方が、自分を作っている気がします。
今日は、私の体験から考える、今の子どもの自宅での働かせ方について書いてみます。
お小遣いは「定額+アルバイト制」だった
亀谷家では、お小遣いが「定額+インセンティブ」という構造でした。
具体的には、年齢に応じた定額(※小学6年生で500円くらいだった)が毎月支給され、それに労働に対価が設定されていて、その稼働に応じてインセンティブ制が上乗せされるという形です。
労働による対価がいくらだったかはあまり覚えていませんが、割のよい「お風呂掃除」で50円でした。毎日「お風呂掃除」をやると、これだけで1,500円お小遣いが増える計算ですね。
普段は学校があるので、そんなにやっていた覚えがないのですが、夏休みは稼ぎ時だったので、お風呂掃除や、洗濯ものの取り込み、掃除などをこまめにやり、インセンティブを稼いでいた気がします。
このころ私は、友達と「ジャンプ買いに行こう会」という謎の会を主催していました。「ジャンプを買いに行って、お菓子を食べながらみんなでジャンプを読む。」というだけの内容だったのですが、これに行くためには、毎週200円くらいはお小遣いが必要になります。
そのためにこの出費を、お年玉と定額の給与を元に計算して、インセンティブでまかなっていたものでした。
このころからしっかり出来高制に身体が慣らされています(笑)
お小遣い上げて欲しいと言ったら働きなさいと言われた
書きながら思い出したんですが、確かこの制度は、「友達はもっとお小遣いをもらっているから、うちも上げて欲しい。」と母に打診したところ、母から「それなら働きなさい」と提案された気がします。
この当時、周りの友達はだいたいお小遣いが日給制で1日100円くらいもらっていて、亀谷家の月給制でしかも500円というのはかなり低水準でした。
一時期は、給与の支払いに対してお小遣い帳の提出とかもあって、しっかりお金の管理まで求められていました。
使い方に関して何か言われたことはないのですが、このころから割としっかり「労働と対価」「お金の価値」を考える教育をされている気がします。
子どもの未来を見据えた、働き方改革
今思い返すと、このころの我が家の制度のおかげで、今の素地が出来ているみたいですね。父親の背中からと、実践を通じて働くことの両面から働く意味を、リアルに感じられる環境になっていたようです。
ただこれは家にインターネットもPCもなかった時代の話なので、今の世の中で、子どもの未来を考えると、もう少しこの座組は変えないといけないかもしれません。
今の子どもの未来には「大企業×社員」的な座組はなくなり、「個人の価値」が尊重されるようになっているはずです。
それであれば早いうちにインターネットで広い世界と繋がり、情報を発信することで、お金を稼ぐという座組みを覚えさせるのも一つだと思います。
プラットフォームも進化しているので、親と一緒に「何をか作り、ビジネスに変える」という遊びをやってみるのも面白いかもしれません。
世の中の働き方改革が進む今、「何に価値があるのか」ということを実践的に勉強させるという意味で、家庭での子どもの働き方改革は積極的に考えていくべきなんでしょうねぇ。
それでは、今日も粛々と働きましょう!良い一日を。
現在、母とのコラボ企画を行わせていただいております。サポートいただいたものに関しましては、全て実家の母の創作支援費用として利用させていただこうと思っております。何かお礼できることがあれば考えますので、お気軽にご相談ください。いつもありがとうございます! かめ