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悩まない人の考え方【309/400】

9月に入りました。2024年も残すところあと4ヵ月ですね。株式会社はこの亀谷です。

今日は、北の達人の木下さんの新刊「悩まない人の考え方」を献本いただいたので、

その感想も交えながら「悩まない人の考え方」をテーマに一本書いておきます。

「悩まない状態」は思考の転換で誰でも簡単に手に出来ます。日々の悩みが尽きないという方は是非ご覧ください。

大前提:悩んでいるとはどういう状態なのか?

ちなみに私は全く悩まない人です。何故なら悩んでいても、問題は何も解決しないということを頭で理解しているからです。

この「悩んでいる状態を頭で理解すること」が「悩まない」を目指すための重要なポイントなので、まずは「悩む」とはどういう状態なのかを考えてみます。

悩んでいる状態というのは、上手くいかない状況に苦しみ、思考が停止してしまっている状態です。自分のイメージとの矛盾に脳がスタックした状態が悩んでいるという状態だと考えてください。

だから、悩んでいるときは思考が止まっている。時間だけが無駄に過ぎている。と「悩む」ことを考えられるようになれば、この問題はもう解決したようなものです。

人間は損失を嫌がりますので、時間の無駄だと理解出来ていれば、

①あ、悩み始めているな。
②時間の無駄だな。
③何がしたいんだっけ?
④あぁ、これとこれをやらなきゃな。

と、自動的にスタックした脳が動き出し、思考による問題の解決が始まり、悩んでいるという状態から抜け出せるようになります。

解決できない問題とぶつかっているから悩むのでは?

私は良く社内で「悩むのは時間の無駄だから、悩むのはやめよう」と話をしています。そうすると、

解決できない問題にはどう対応すれば良いのですか?考えても分からないから悩んでいるのです。

と言われることがあります。

これは解決できないと思っているから、思考がスタックしている=悩んでいる状態なので、解決できる問題だと理解してもらい、次にやることを見つけて決めてあげれば解消する問題です。

木下さん的な言葉づかいでいけば、状況に応じて「原因解消思考」「最終目的逆算思考」の両方で整理してあげれば、次のアクションが見えてきます。

もし自分一人では悩みから抜け出せない状態なのであれば、早々に誰かに相談すべきです。社内であれば、悩んでいるときは気軽に相談してね。という関係値ができていれば、悩みから助けてあげることができる可能性が上がります。

ポイントは「悩んでいる=思考が止まっている」ことだと理解することです。そして悩んでいることと考えていることとは別物だと理解し、悩んでいる自分に早い段階で気付き、その状況に対処することを考えることが重要になります。

「悩む」をなくすポイント。感情と思考を混ぜない。

あと「悩み」をなくすためには、自分の感情と思考の整理は欠かせません。感情があるせいで悩み問題は根が深くなりがちです。

「感情」的な問題は、自分で解決しないと解消できません。

なので、考え始めると、問題が解決できずに悩みます。

「感情」的な要素を排除して、本質的な問題を抽出し、そこに対しての解決策を「思考」出来るようになれば、その悩みは解決します。

「感情」的な問題は、自分を調整するか、問題との距離をおくかしか対処の方法がありません。

人の脳の構造を考えると、どうしても速い脳の動きは遅い脳の動きよりも先にきてしまうので、「感情」要素が多めになった場合の「悩み」の要素の分離は、悩まないテクニックの中でも上級編になるのかもしれません。

ただ、だいたいこれくらいのことを理解しておけば、「悩み」の問題はあらかた解決します。

より深く学びたい方は、北の達人 木下さんの「悩まない人の考え方」を是非どうぞ

ざっと自分が考えている「悩みの解消法」について書きましたが、木下さんの本の中では、事例を交えてもっと丁寧に分かりやすく「悩まないようになる思考アルゴリズム」が書いてあります。

理解出来ていないから起きている問題の解消には、思考アルゴリズムの書き換えはとても効果的です。

「悩み」自体は人間の脳が持っているバグみたいなものなので、是非、原因を理解して、思考アルゴリズムを上書きしておきましょう。

悩まないためのフローチャートやスキルまとめのオマケも充実していますので、是非購入して読んでみてください^^悩まなくなるだけで、人生が大きく変わりますよ。

現在、母とのコラボ企画を行わせていただいております。サポートいただいたものに関しましては、全て実家の母の創作支援費用として利用させていただこうと思っております。何かお礼できることがあれば考えますので、お気軽にご相談ください。いつもありがとうございます! かめ