![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96143082/rectangle_large_type_2_29eed5e61e8aa66aecc39798d2b8ec84.jpeg?width=1200)
空気感の作り方【479/500】
1月も20日を過ぎました。はこの亀谷です。
今週は「会社の空気感」について書いてみようと思います。
会社を作っていく上で、目標を立てたり、制度を整えたりとやることはいろいろあるのですが、この「空気感を作る」ということがとても大切なことだと最近感じています。
前回の投稿で、ガンダムのニュータイプについて書きましたが、もしかするとその手前の答えは、この空気感にあるのかもしれません。
自社の空気感づくりはまだまだ自分にとっても課題が多いので、今回の投稿で上手く書ける気がしませんが、一度考えてみます。
それでは始めます。
![](https://assets.st-note.com/img/1674291028668-6cmU8evbBP.jpg?width=1200)
空気感を作るためには全てに対して理由の説明が必要
まずは結論からいきますと、社内の空気感を作るためには、全てに対して理由を説明できることが重要だと思っています。
働いている人に対して、何故この会社がこの目標を目指しているのかや、何故この社内制度が設定されているのかを事細かに詳しく説明できないといけません。
理由が明言されていない目標や制度でも、社員の目線は一時的に揃うかもしれませんが、それは長くは続きません。
理由がない場合、そこへ向かう理由について個人にその解釈がゆだねられます。
その場合、長期的にみると、設定している目標や制度の解釈が個人によってばらけてしまい、本来的な意味で方向性が揃わなくなってしまうのです。
もちろん社員の経験、社歴や年齢によって、見えている世界観が異なるので、どのレイヤーにおいても理解できる理由を経営者は用意しておく必要があります。
空気感を作る責任は経営者にある
この理由づくりですが、出来るのは経営者しかいません。
よく制度設計を専門家に任せる経営者を見ますが、方法論は専門家から学んでも良いと思いますが、実際に選択するのは経営者でなくてはなりません。
人の集まりが組織となり、社会となるためには、そこに必要なのは価値観の統一であり、目標の統一です。
その前提があって、そこに結果として数字が紐づいてくるべきだと私は考えています。
そのためにはやはり経営者自身で目標を定め、そこに会社全体として向かっていく理由が必要になってくるのです。
それが大前提にあって初めて数字目標の達成などの話が出てきます。
数字は結局は数字でしかなく、それは何かを客観的に評価する指標でしかありません。
理由と目標の考え方が逆になってしまうと、お金を稼ぐためであれば何をしても良いのかなど、モラルの問題が出てきたりするのです。
シンプルに世のために人のためにやるべきことを考える。
数字を先に決めてしまって、後付けで理由をつけるというパターンもあるかもしれませんが、最終的にはそれは逆にならないと空気感は生まれないと思っています。
社会を考えたときに、お金は他人へ価値を提供することによって生まれていると考えると、まずは他人への価値の提供が大前提になくてはなりません。
誰かのために、自分たちは何をすべきなのか。
それがお客様のためにであれば、会社全体の目標になりますし、社員のためにであれば、社内の目標になります。
お客様のためにサービスを考え、社内のために制度を考え、それを評価する仕組みとして数字を導入します。
一人一人が働いていくためには、経験とお金が必要だと考えると、その両方を満たせるサービスと料金設計になっているのかを逆に考え直します。
お金のためにを考えるとサービスのレベルが落ちる可能性があるため、常にサービスの質がお金の価値を上回っているのかを考え、それが出来ていなければ価値を生み出せていないという数字評価になるように設計し、その理論を会社に植え付けます。
まぁ、ここまで書いてきて、これはあくまで僕の考え方だなぁと思ったので、特にこうである必要はないのかもしれません。
ただ胸を張って社員に説明できる理由があれば、それはそれでよいのでしょう。
私個人の話をすると、少なくとも自分たちが関わる多くの人を幸せにするためには、長期的にこの方向性でまっすぐ考えないと難しいのではないのかなぁと思っています。
やはり最終的には、ふわふわしてしまいましたが、
会社の向かう方向は自分の考える方向が決めるとするのであれば、経営者はそこの解像度を上げないといけない。
解像度が低いと点でしか物事を伝えられないので、解像度を高めて社員に対して線で説明できる努力をしないといけない。
線で物事を伝えられた時に初めて、社内にその会社の空気感が生まれ始める。
その生まれ始めた空気感を育てるためには、ブレない方向性と継続的な理由の説明が必要になる。
こんな感じでしょうか。
長期的に考えるためには、経営者は本質からぶれずにまっすぐ会社のあるべき姿を考え、説明しながら、そのための目標や制度を考えないといけなくなるのでしょう。
最後綺麗に終わることができませんでしたが、もう少し今日はもやもやと一人で考えてみようと思います。
それでは、皆様、良い週末を!
![](https://assets.st-note.com/img/1674291145832-0xEsCpCGIt.jpg?width=1200)
いいなと思ったら応援しよう!
![亀谷 誠一郎 / 粛々と働きます](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/42046723/profile_31fdf6aeb2e185e19623f4d74382e6df.jpg?width=600&crop=1:1,smart)