ポータブルスキルを磨くべし【458/500】
8月も残すところあと10日となりました。株式会社はこの亀谷です。
本日は「ポータブルスキルを磨くべし」というテーマでブログを書いておきます。
スポーツでも音楽でもそうなんですが、基礎練習って重要です。
スポーツだってどんな種目を始めるにしても、まず始めは体力づくりから始まりますよね?
私はビジネスにおける基礎は「ポータブルスキルを磨くことにある」と思っています。
もっと効率的にキャリアを伸ばしたいと考えている人こそ重要な話だと思いますので、お時間あれば是非ご覧ください。
ポータブルスキルってなんだ?
ポータブルスキルってなんだ?と思った方のために、まずは「ポータブルスキル」を説明します。
職種の専門性以外に、業種や職種が変わっても持ち運びができる職務遂行上のスキルのことです。
厚生労働省のサイトを見ると大きくは
「仕事の仕方」と「人との関わり方」
に分かれていて、さらにここから9つのカテゴリに分けていろいろ書いてあります。
個人的に日々の努力で何とかなって、磨いておいて損はしないと思うポータブルスキルは、
・ライティング
・計算能力
・時間管理術
かなぁと思っています。
これに「コミュニケーション能力」が引っ付けば、どの業界でも働くことが可能です。
さらに専門性さえ掛け合わせることができれば、十分ひとりでも食べていけるようになるでしょう。
それでは、一つずつ見てみます。
全てはライティングから始まる
まず1番目はライティングです。
個人的には「ライティング」が、ビジネスにおける「ランニング」だと思っています。
「ライティング」=「文章を書く力」は、質もスピードもある一定以上の文章量を書かないと身に付きません。
これは自分が使う言葉を磨くという意味でも毎日意識的にやらないといけないことです。
文章を書く力を伸ばすためには「情報収集」や「情報の分析」がセットになっていきますので「思考力」を鍛える練習にもなります。
そこから派生して「ライティング」の練習をすることは、「資料作成力」や「プレゼン力」を伸ばすことにもつながるのです。
お笑い芸人さんが話が上手い理由だったり、優秀なビジネスマンが上手に話せる理由は全てライティングの修行の成果だと個人的には思っています。
ネタを書いたり、企画書を書いたりと日々言葉を磨いているからこそ、自分が使う言葉への理解が深まり、言葉の使い方が上手になっていくわけです。
ライティングにより、意識的に文章をアウトプットし続けて、自分自身が使う言葉のレベルアップを目指しましょう。
ビジネスは数字を計算できなきゃ始まらない。
次に重要だと考えるのは「計算能力」です。
ビジネスにおいて数字は切っても切り離すことができませんので、これを処理する力をつけるとビジネスには有利に働きます。
正直なところ私も中学や高校でめちゃくちゃ数学が得意だったわけでもありません。
数学は分かれば分かるほどプラスに働くとは思いますが、ここでのポータブルスキルとして考えるときは、まずは「四則演算」くらいが正確に早くできればOKです。
「四則演算」を早くする方法ですが、これも修行すれば誰でもできます。
オススメは中学生くらいの数学の計算問題集を買ってきて、1日100問 毎日続けるです。
これを一年続ければ圧倒的に早くなります。
計算能力が上がってくると、数字を俯瞰してイメージ的に処理する能力も上がってきます。
頭の中で数字を処理できればできるほど、シミュレーションの幅も広がっていくので、若いうちにどうにかしておきたいものです。
時間を制すものは人生を制す
最後は「時間管理術」です。
人は時間を投資して生きていますので、自分の時間の使い方を知り、自分に合った時間の管理の仕方を学ぶことは、人生通してプラスに働きます。
「時間管理術」のオススメは、自分のやったことを全部書いておくですね。
私はgoogleカレンダーに全て書いていっているので、一日が終わると今日どのように時間を使ったがある程度分かるようになっています。
またTodoも基本的にはgoogleカレンダーに予定として入れているので、仕事ごとに自分ならどれくらい時間がかかるかを把握しながら作業を行っています。
自分が何にどれだけ時間を使っているかを把握することが、まずは「時間管理術」を身につけるための第一歩ですので、スタートはここから始めましょう。
入れていくうちに、もっと粒度を上げて登録しないと把握できないとか、予想よりも無駄な時間を使っていたとかいうことが見えてきます。
また時間管理術を身につける中で、必ず相手の仕事のコントロールもやらないといけなくなってきます。
仕事は一人でやっているわけではないので、一緒に働く人のスケジュールも管理できないと、自分の時間に無駄が生まれてしまいます。
そうするとある程度のコミュニケーション能力も必要になってきますので、「時間管理術」を学ぶことは「マネージメント力」や「コミュニケーション能力」の引き上げにもつながっていくでしょう。
ポータブルスキルは意識的な練習で、誰でも身に付けられる。
「ライティング」「計算能力」「時間管理術」という3つのポータブルスキルを今回上げましたが、この3つに関しては日々練習すれば必ずスキルアップします。才能とか関係ありません。
初めのうちは時間がかかるかもしれませんが、やればやるほど効率化していきますので、是非意識的に取り組んでみてください。
仕事していればいつかは身につくと考える人もいるかと思いますが、凡人であればあるほど意識的にやらないと身に付きません。
才能がある人、頭が良い人というのは、無意識的に必要なスキルを把握し、無意識的に磨いているのです。
むしろそれが出来る人がセンスが良いというのでしょう。
私のような凡人は、何が起こっているのかを考えて、そこに必要なタスクを考えて、それをコツコツやり続けることでしか出来る人たちについていくことができません。
ビジネスの基本能力だと考えて、是非若いうちからポータブルスキルは磨く習慣をつけておきましょう!
それでは、皆様、良い週末を!