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ネタ集めスイッチをオンにする方法【271/300】

勤労感謝の日ですが、結局仕事しています。株式会社はこの亀谷です。

勤労感謝の日はもともと「新嘗祭の日」ということで、五穀豊穣を祝う祝日だったようですが、戦後GHQによる宮中行事と国民行事との切り分け政策の中で「Labor day + Thanksgiving day」という意味で「勤労感謝の日」となったようです。

みんなで普段からお疲れ様とお互いに言い合う日のようですので、お互いに日々の労をねぎらいましょう。

と、どうでも良い前段を長々と書きましたが、今日は「ネタ集めスイッチをオンにする方法」というテーマで1本書きます。

人間は普段無意識下で活動しているので、どこかにアウトプットするタイミングを設定しておいて、頭の自動ネタ集めスイッチをオンにしておくよ良いよ。

という話です。ご興味あればご覧ください。

発表する場所を作ってしまえば、考えざるを得ない

今週、社内で行っている勉強会「昼練」が50回を迎えました。

もともと社内のメンバーに「もっと本を読んで欲しいなぁ」と思いながら、オススメ本の紹介を口頭でやっていたのですが、それだけでは誰も読もうとしないので、内容くらい知っておいた方が良さそうな本を選び、月1冊くらいのペースで要約して、社内に向けて発表する企画が「昼練」です。

毎回50枚くらいのpptにまとめて、30分でプレゼンするのですが、準備のために読む本が3~4冊、1冊読むのに2~3時間。そこから1冊を選んで資料を作るのに約2~3時間はかかっているので、毎月結構な時間をかけてやっています。

ただこの「昼練」、何が良いかというと、メンバーのためにというよりも結構自分のためになるのです。

毎月事前に〇月〇日〇時から「昼練」やります。

と告知を全社にしているので、簡単に逃げるわけにはいきません。

また内容がつまらないと、参加する人のモチベーションも落ちていくと思うので、内容も出来る限り興味をもってもらわなくてはなりません。

なので、本を読む時も、メンバーの顔とタイミングを思い浮かべて、単純に本の要約を話すというよりも、日々の仕事や生活に活かしてもらうためには、どうやって内容を消化し、まとめたら良いのかを考えながら読むことになります。

さすがに読んだ全ての本を資料としてまとめることはできませんが、4冊に1冊くらいは資料化して、プレゼンまでやるので、自分の中でも本の内容の定着度があがっていきます。

ラーニングピラミッドの一番下にあるのが、人に教えることなので、定期的にその機会を作りだせているという意味で、これは自分にとっても非常に良い習慣になったなぁと感謝しかありません。

ネタ集めスイッチを常にオンにしておく方法。

昼練以外にも、このブログもそうですし、私の場合はtwitterもそうなのですが、週1回とか1日1回とか、何かをアウトプットする。と決めることは、頭の中のネタ集めスイッチをオンにする方法としてとても使えます。

人は90%以上の時間を無意識下で生きているので、普段わざわざ何かについて考えようとは思いません。

ただ、何かをアウトプットするというタイミングを決めると、頭の中で常に「今週は何をアウトプットしようか?」というネタを探すスイッチがオンになります。

ネタを探すスイッチがオフのときには気付かないようなことも、スイッチがオンになっていると「これはネタになるのでは?」と考える習慣がついてきます。

人は無意識で生きている上に、日常の大概のことを忘れてしまうため、このスイッチがオフのままでは、ただただ時間だけが過ぎていってしまい、人生の解像度が低いまま歳をとってしまいかねません。

ネタ集めスイッチをオンにして、ネタになるかならないかのアンテナを張り出すと、ネタになるかを考える中で、自分が何に興味があるのか、何に興味がないのかが自然と分かってきて、自動的に人生の解像度が上がっていきます。

ぼんやりした中を生きていると、自分の中にモヤモヤが発生しても、具体化されずにすっきりしませんが、自らの思考をアウトプットし人生の解像度を上げる習慣をつけておくと、このモヤモヤを抱く回数を減らすことができます。

この習慣ですが、メリットを体感するまでに時間がかかるので、始めは手間というデメリットが大きく見えて面倒だと感じるかもしれません。ただ続けることによってメリットを体感しだすので、是非まずは1ヵ月、出来れば3ヵ月は騙されたと思って続けてみてください。

ブログやSNSなどを使って外部の目に触れるところにコンテンツを置いておくと、継続するプレッシャーにもなりますし、共感してくれる誰かとつながるきっかけになるかもしれません。

ネタ集めスイッチがオンになっている状態は、何気なく生きている日常の風景に意味を与えてくれるので、是非最近つまらないなぁと感じている方は、ちょっとで良いので試してみてください。

それでは、なんだか週末気分で明日も休みのような気がしますが、明日は仕事ですね。。。

今日はゆっくり休んで、明日からまた頑張りましょう!

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亀谷 誠一郎 / 粛々と働きます
現在、母とのコラボ企画を行わせていただいております。サポートいただいたものに関しましては、全て実家の母の創作支援費用として利用させていただこうと思っております。何かお礼できることがあれば考えますので、お気軽にご相談ください。いつもありがとうございます! かめ