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年齢に合わせた働き方【447/500】

4月も残り4営業日となりました。

ひとの労働力と生産性について、日々悩みに悩む株式会社はこの亀谷です。

今日は「年齢に合わせた働き方」について、書いておこうと思います。

若い人って、歳をとってからの働き方が具体的にイメージできないと思うので、私が20~40歳まで働いてきて感じることをまとめておきます。

歳をとると失ってしまうものから考える

若い時には絶対分からない、歳をとって失うものから考えます。

まずは若さを失います。

これが一番分かりにくいのですが、若さというのは絶対的な財産です。

若いから許される、若いから誘われる、若いから魅力的に見える

ということが世の中には必ず存在します。

歳をとった人以上のアドバンテージが明確にそこにあるのです。

それは絶対に失います。

次に歳をとると、体力を失います。

身体を鍛えて維持することはある程度可能ですが、若い時と同じ水準でキープするのは結構大変です。

さらに歳をとると時間を失います。

単純に残り時間が減る。

という点もありますが、歳をとるほど、家族が増えたり、部下が増えたり、他にやること考えることが増えたりするので、自分で使える時間という点でも減っていきます。

最後に脳の機能的な劣化も起きてきます。

思考力は伸ばせますが、記憶力などは落ちてきます。

また新しいことに増える機会も減ってきますので、そういう点でも意図的に成長を促進させない限り、機能的には劣化します。

この歳をとると失うものを前提に考えると、若いときに得なければいけないものが見えてきます。

若い時に得ておかないといけないものとは?

歳をとるごとに失うものが明確に分かっているということは、若い時にその部分を補う準備をしておかなければなりません。

老後2,000万円問題ではありませんが、将来足りなくなるのが分かっているのであれば、そこに向けて準備すれば良いだけです。

一番大きな損失は若さです。

だから若いうちは若さを武器にして、そこに体力と時間を突っ込んで、若いから許される経験をしておかなければなりません。

歳をとると失ってしまうものだと考えると、もてる時間を全てつぎ込み若さを経験に変えておくべきでしょう。

また下がってしまう脳の機能に関しても、伸びるうちに伸ばしておくべきです。

歳をとってからは伸びない記憶はもちろん、思考力の下積みもしっかり若いうちにしておくと歳をとってからのレバレッジが利くようになります。

その結果、多くの人と仕事をともにして、自分という人間を仕事を通じて知ってもらいましょう。

単なる飲み友達では意味がありません。

あくまで戦友を増やすイメージで仕事をしていくと、年齢を重ねてからそのレバレッジの大きさに驚くことになると思います。

人は歳を重ね、仕事を通じて成長していく

人は歳を重ね、より良い明日を夢見ながら、全員でその改善に向けて働いています。

普段は自分ひとりのことしか見えていないので、分からないかもしれませんが、全世界的により良い明日に向けて動こうとしているのです。

だから長期のインデックス投資は負けないと言われています。

若いうちは未来を夢見て働けますが、歳をとると、時間を失い、現実との戦いが現実有利に働いてきます。

そうなったとき、自分を助けてくれるのは自分の能力と周りにいる一緒に働いたことのある人達です。

私もまだまだ人生の折り返し地点にやっときたレベルですが、このことを心にしっかり刻みこみ大切な時間を使っていきたいと思うものです。

まだまだ時間のある若い人たちは、是非そのあまりある時間と体力を使って、若さを武器に、後半戦へ向けた準備を進めてください。

なんだかおっさんくさい文章になりましたが、本日はここまでです。

良い週末をお過ごしください!


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亀谷 誠一郎 / 粛々と働きます
現在、母とのコラボ企画を行わせていただいております。サポートいただいたものに関しましては、全て実家の母の創作支援費用として利用させていただこうと思っております。何かお礼できることがあれば考えますので、お気軽にご相談ください。いつもありがとうございます! かめ