何人かの友人に言われたのを合わせると、こうなる。「イコールは橘川幸夫の壮大なるミニコミだ」と。
何人かの友人に言われたのを合わせると、こうなる。
「イコールは橘川幸夫の壮大なるミニコミだ」と。
その通り。イコール創刊0号は私の友人しか書いていない。創刊号は少し投稿が入ってきているので、少し変わってきたが、依然としてミニコミである。
マスコミに憧れたことはない。マスで無関係の人に読んでもらうより、本の感想文を書いてきてくれたり、会いに来てくれた人の方がはるかに大事だと思ってきた。客観的な正義や普遍的な真理なんかに興味はない。
私は1981年に最初の書籍を出したが、そこには自分の住所が書いてある。以来たくさんの本を出してきたが、ほとんど、連絡先が書いてある。私の本は、客観的な知識を伝えるものではなく、友達や、これから友達になるであろう人への、パブリックな私信である。
イコール創刊0号は、そうやってつなげてきた私の人間関係がベースになっている。そして、創刊0号を出して以来、友人に会うたびに、イコールで何かやらせろ、と言われたり、何かやってくれと頼んだりしている。創刊1号は、より広がりのあるミニコミになり、更に創刊2号からの企画も、たくさん動いている。
イコールに原稿を書くためには、私と友達になる必要がある。
イコールは壮大なミニコミである。ただし、仲間内のもたれ合いは大嫌いだ。橘川幸夫責任編集のイコールは、橘川の友人関係で作るが、信頼出来る友人には、それをプロトタイプにして、あんたのイコールを作れ、と口説いている。私は、イコールで新たな友達を探しに行く旅を開始している。
これからはミニコミの時代である。自分の日常の中で付き合っている人たちの気持ちを大切にしながら関係を深めていく時代だ。そして、その密度のある、リトルコミュニティが、回線でつながっていくことが、80年代に、林雄二郎と語りあった、ファンクショナルコミュニティそのものである。
ビジョンはとっくに見えているのだから、あとは、実践するだけ。
想いを共有してくれる人は、京都の6月13日(木)にも合流を。。
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