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次世代出版ソリューション研究会

こちらは、橘川の過去のアーカイブをまとめていましたが2024年5月16日に変更して、これからの出版業界を考えるマガジンにします。よろしくお願いします。
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2021年6月の記事一覧

7月7日。参加型社会学会へのご招待「コロナ以後の社会と企業のあり方を考えるオープンミィーティング 」

イベントの案内頁 コロナ以後の企業・学校・組織のあり方を考えるイベントてす。 関心を持たれた、多くの人のご参加をお待ちしています。 日時 7月7日 20:00-21:30 場所 Zoom 参加費 無料 主催・参加型社会学会(代表・田原真人、事務局・橘川幸夫) 「参加型社会宣言」と「出現する参加型社会」の著者二人が語る新しい企業像。みなさんの参加をお願いします。   上からではなく下から。外側からではなく内側から。遠くからではなく近くから。全体からではなく個人から。制度

さけび さけび さけび

 私たちは日常の沼でひたすら増殖しつつある自らの声にもならない叫び声を懸命に抑圧しながら生きている。この途方もなく曖昧で不測な発酵しつつある内的意志から、外側の殻を保守する為に、欺いたり、威嚇したり、なだめたり、あらゆる手段(てだて)を強いている。自身の裡で叫び声はやがて確固たる狂気の円柱として峻立するだろう。その過程は最早、時間が差し示す距離を踏み外している。しかし現実の肉体として在る私は決して私自身を越境する事は出来ず、時間の矢も必ず堕ちるだろう。私はひたすら叫びの意志を

無題 塚脇 功

<ロックとは何か?>を問う力量も問題意識も欠けている僕は<何故ロックか?>を問う事になる。何故ロックであってジャズではないのか。何故エリック・クラプトンであってマニタス・デ・プラタではないのか。時代の圧倒的な奔流の中で僕はロックという偶然性に身を委ねたのに過ぎないのであろうか。  ロックには風景が必要である。あるいは僕にとってのロックとは音を含めて風景そのものであったのかも知れない。音楽とは時間の流れの中に虚構を創り出す意思でありロックとは暴力的に僕たちの裡に流れる時間の川を