『がんと折り合いをつけて生きる』熊坂義裕
陸奥新報紙に書評を書かせて頂きました。
著者の熊坂義裕さんは、宮古市の市長を三期務められた医師です。自身がステージⅣのがんに罹患し、この著書を書き上げました。
すごく専門的でありながらも、平易な言葉と対談で構成されているこの著書からは、「もっとわかりやすく、専門的なことを知りたい」人と、突然がんになってしまって、どうしたらいいのかわからない人の両方に寄り添ってくれます。
この著書の対談相手である医師の高橋都さんは、がん支援センターについてこう語ります。
「初めてがんに