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unity1week直後に投稿する 【実録! Unityゲーム開発者ギルドとは何なのか!?】
unity1weekお疲れさまでした。関係ない人も読んでるかもしれませんが。
ところでunityで開発したり、unity1weekに参加した人なら
なんとなく名前は聞いたことあるかもしれません。
Unityゲーム開発者ギルド。
Unityゲーム開発者ギルドとは、unityroomの開発者でもある
naichi氏が運営するslackコミュニティです。
Unityでゲーム作ってる人たちが知見を共有して助け合うSlackコミュニティ、 #Unityゲーム開発者ギルド を作ってみるので参加者を募集します。
— naichi@びはんとマルの森 (@naichilab) November 12, 2018
プログラマとかデザイナとかチームとかの垣根を超えて相談しあえるような場所を作りたいなと。興味あればぜひ。
詳細はこちら→ https://t.co/O8b4SxZzkL
……そんなことは少し調べればわかる事だ!!!!
外部からは実際どういう空気なのか、どういうコミュニティなのかは
分かりづらい、伝わりにくい存在です。クローズドコミュニティなので。
なので今回のこの記事ではUnityゲーム開発者ギルドの実情を
(たぶん)NDAに違反しない程度に綴っていこうと思います。
結論から言うと、Unityでの開発を志すひとなら
間違いなく加入した方がいいコミュニティです。
■UGDG(ギルドの略称)の仕組み
UGDG(以下、このギルドをUGDGと略します)はslackをベースとしていますが、少数の「パブリックチャンネル」と、多数の「times」で構成されています。
パブリックチャンネルは、一般的なコミュニティにもあるやつです。
「お知らせ」とか「雑談」とか。ゲーム開発者の共同ギルドなので、「アドバイスを求める場所」とか「制作物を紹介する場所」なんかもあります。
もうひとつの「times」は、各ユーザがそれぞれ作る、そのユーザの疑似的なホームとなる場所です。基本的に参加者は、#times_ユーザ名 というチャンネルを作ることになります。
このtimesこそがUGDGのキモとなっております。
実際の所、UGDG上の発言の9割はこのtimes側で行われています。
timesは、そのユーザが主体となる場所として定義づけられています。
極端な話、「そのtimesにおいてはそのtimesの主が"いちばんえらい"」場所という事もできるわけです。なので、パブリックなチャンネルだと感じてしまう「こういう発言をしなければならない・周りの空気を読まなくてはならない」みたいな意識も無く、Twitterで個人でつぶやく感覚で気楽に発言できるわけですね。
もちろんシステム上はチャンネルのひとつなので、他のユーザも自由に発言できるわけで、そこで日々雑談したりするわけです。なので本来のパブリックな雑談チャンネルはあまり雑談されていない
この心理的安全性こそが、UGDGが4年に渡って賑わっている理由でしょう。
ひとつひとつのtimesがひとつひとつのの小コミュニティなので、それぞれのtimesで独自の空気感が作られています。日々、ゲームの開発記録が綴られているチャンネルや、技術的な議論が定期的に起こるチャンネル、おちんちんに纏わる知見が日々集まるチャンネルもあります
嘘じゃないよ 嘘は言っていない。はずだ。
Unityゲーム開発者ギルド(UGDG)はUnityを使ったゲーム開発・運用に関するあらゆる知見を共有できる場として、Unityゲーム開発者達によって作られたコミュニティです。 pic.twitter.com/we6dDGzIWH
— いも (@adarapata) April 16, 2021
こちらはパブリックチャンネルの一つ、「アンパンマンワールド」です。
■なんか滅茶苦茶人多そうなんだけど……
Q.メンバーが1000人以上いるって聞いたんだがマジ?
A.データ上は本当。ただしDAUに関してはそうでもない
確かにデータ上は1000人以上、2023年現在、1300人台に突入しています。しかしそれはあくまでシステム的なユーザ数です。
実際にアクティブなユーザはそこまで多いわけでもありません。
少なくもないですけど。
大きく3つのタイプのユーザが存在しています。
1.入ったものの、ほぼ存在しない幽霊部員
ぶっちゃけ、試しに入ってみたものの、自分には合わない、など諸々の理由で音沙汰無し、の人も多いです。あと、それなりに歴が長いコミュニティなので、初期に加入した人は自然とフェードアウトしてることもあるわけで。あとはまあROMユーザになったり。体感では7割くらいはこのタイプなのではないでしょうか。まあ、気持ち的にはコミュニティに加入したからには盛り上げる側になっては欲しいですが、無理強いはできないですね。
2.自分のtimesでのみ活動するタイプ
これは表題の通り。先程何回も強調した通り、己のtimesは自分の半プライベートスペースなので気軽に発言できるわけです。なので基本的に自分のtimesでのみ活動しているユーザも結構います。
3.活発に色んなチャンネルに顔出すタイプ
UGDGのヘビーユーザ層。自分のtimesは勿論、他人のtimesにも積極的に交流しに行くアクティブな人々。UGDG廃ともいう。言わんな。自分もなんだかんだここに属すると思います。
体感では日々活発に活動している人は50人くらいの印象です。
こうかくと割と名前を覚えられそうな人数ですね。
■学生にこそお勧めしたいUGDG
ゲーム開発者ならだれでも加入できるコミュニティなので、色々な人がいますが、特に業界を目指したい学生にこそjoinを強くお勧めするコミュニティです。
リアルな業界やそこにいる人たちを知れる
色々な人が加入しているコミュニティであり、その中にはもちろん実際に現場で活躍しているプロのゲームクリエイターも多くいます。今はTwitterでもプロのゲームクリエイターであることを公言している人も多いですが、やはりある程度対外的な格好を意識していると思います。UGDGはクローズドコミュニティなので、おおっぴらな場所では言えない多少込み入った事情なんかも知れたりします。情報は武器です。
一方的に知るだけでなく、交流を深めていけば、まあ、あまり大きな声で言えることではないですけどコネクションもできるわけです。なんだかんだでコネが強い業界ではあるので。さすがに最初からコネ目当てで加入するのは違うとは思いますが……。
学生同士でも切磋琢磨できる
これも表題の通り。同じ業界を目指す同志としての連帯感が生まれます。
ただ、ちょっとスペックが化け物すぎる学生が数名いてメンタルを焼かれることもあるかもしれませんが…… 化け物は化け物なので自分と比較してメンタル抉られたりしないように! 焼かれそうなら自衛しましょう、はい。
なんだかんだでみなお節介焼き
なんだかんだでお節介が好きなプロのゲームクリエイターおじさんが多くいるので、何かゲーム制作上のトラブルで困ったことがあったらだいたい親身に助けてくれます。外部の質問サイトで質問するよりも、迅速に、確実に解決する事でしょう。……もちろん、最初からアテにするのではなく、自分で調べる姿勢も大事ですけど。
■重要:あくまで主体的な活動が大事
UGDGはゲームを作る人にとってはまず入った方がいいコミュニティですが、あくまで主体的にゲームを作る姿勢が前提であることは留意しましょう。受け身で入って、誰かが手取り足取り教えてくれるわけではありません。まあ、unity1weekに主体的に取り組んで作品を作って投稿できる人ならまず大丈夫です。そしてそれができる学生って時点でもう学生全体から見れば結構な上澄みなんですけどね、はい。
■今(2023年1月)が加入チャンス!!
てかくと胡散臭いね。
真面目に解説しますと、unityのコミュニティであり、そのコミュニティの主(ないち先生)がunityroomの開発者であり、unity1weekの主催となるわけです。こうかくとやっぱすごいな。必然的にUGDGとunity1weekは密接な関係にあります。
毎回unity1week直後は空気感がホットになるようで、このタイミングでjoinしてくる人は結構います。「入ってみたいけどDMするのはちょっと緊張する……」みたいな人がいるかもしれないですが、今こそがタイミングです。みんなで(同時に)入れば怖くない。 「先日のunity1weekではこの作品で参加しました!」って言えば既にコミュニティに所属している人からも認知されやすいです。(UGDGは加入時に自己紹介チャンネルで紹介する事が推奨されています)ていうかこの記事を書いてる今現在既に前回のu1w参加勢が何人か来ています。 この波に乗るしかない!!
■まとめ
だいたい文章にしたのでもうとくにまとめることないや。
UGDG!! Unityでのゲーム制作を志す人は是非入ってみましょう。
ないち先生に「この部分の文章はダメです!!」て言われたらなおす。