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渡邉美穂『恋のいばら』インタビュー①キャラクター篇/シネマ・アディクト20230108

今回はインタビュアー渡邉美穂氏の活躍をお届けします。

映画『恋のいばら』インタビュー、全4回の第1回です。


あらすじ

24 歳の桃(松本穂香)は、最近、健太朗(渡邊圭祐)にフラれ、関係が終わったばかり。 健太朗のインスタを見ていると、どうやら新しい恋人ができたらしい。 桃は、そこから今カノ・莉子(玉城ティナ)のインスタを発見。インスタを頼りに莉子を特定し、直接会いに行ってしまう。そして莉子と対峙した桃は、ある“秘密の共犯”を持ちかける。
「リベンジポルノって知っていますか?」 「健太朗のパソコンに保存されている自分の写真を消して欲しい」と。
最初は相手にしない莉子だったが、徐々に自分も被害に合うかもしれないと、不安を覚え始める。 そして・・・。
図書館で勤務していて、地味な桃。ダンサーで、桃と同い年ながら、桃とは対照的にイマドキの洗練された 莉子。カメラマンで、無邪気にすぐ女性に手を出す健太朗。
ふたりの女とひとりの男の甘くて危険な三角関係が始まる――。

映画『恋のいばら』公式サイトより

プロフィール

松本穂香さんと玉城ティナさんは1997年生まれ、渡邉美穂さんは2000年生まれ、年上で女優の先輩お二人に、渡邉美穂さんがお話をお聞きします。

インタビュー開始

渡邉美穂の映画感想

美穂:すごく映画も面白くて、まさかこういうオチに、到着地点になるんだなとすごい衝撃を受けましたし、何よりお二人の変化していく、その距離感みたいなものも、すごく見どころがいっぱいあってとても面白い作品でした!(笑)

穂香:えーありがとうございます!(笑)

ティナ:ありがとうございます!(笑)

2023.01.08「シネマ・アディクト」


桃:松本穂香

美穂:まずは各々の役、桃と莉子、自分が演じた役についてどういう風な印象があるとか、こういう性格の役だなというのは考えてらっしゃいましたか?

2023.01.08「シネマ・アディクト」

穂香:そうですね、台本を何度も読んでいるうちに、色々な所にヒントがあるので、まあすごく部屋が乱雑だったり、そこに人を招き入れるっていう、笑顔で、その時点でちょっと普通とはずれている人(笑)だっていうのは、パッと見でわかるので、そういうところを見ていくと、自分とは違う世界で生きている人(笑)なんだろうなっていうのを軸に置きながら、でもあんまり考えすぎずに衝動的に動いてしまう所だったり、そういう所が魅力でもあるのかなというのは意識しながらやってました。

2023.01.08「シネマ・アディクト」

美穂:なるほどー!私も、なんかこうやって観てて、何となくこういうキャラクターなのかな?と(最初)受けた印象と、最終的な一番最後に、このキャラクターはこういう性格だなと受けたイメージが全然違くて、この作品だと。そういう所って演じ分けとかだったり、撮影していく中で結構意識されてグラデーションつけてったりしましたか?

2023.01.08「シネマ・アディクト」

穂香:でも……自然と?

ティナ:シーンごとだよね?

穂香:私は器用じゃないので、「こう見せよう」というのがあまりうまくいかないタイプ(笑)なので、玉城さんと作っていく中でできあがっていったものって感じにはなりますね。

美穂:その場の空気感みたいなものも。

ティナ:そうですね。

穂香:そうですね。

2023.01.08「シネマ・アディクト」

莉子:玉城ティナ

美穂:玉城さんはご自身の役についてどうお思いでしょうか?

ティナ:莉子というキャラクターは見た目と性格のギャップがすごくあるなとは一番最初に思いました。

2023.01.08「シネマ・アディクト」

ティナ:ダンスをやってたりとか、メイクもちょっと濃い目だったりもするし、SNSのアカウントでちょっと有名みたいになってくると、なんか強めなのかな?みたいな感じで捉えられる方も多いと思いますし、私自身もビジュアルイメージみたいなものを先に思い浮かべたときに、私から見てすごく強い女の子に表面上は見えるのかなと思いましたけど。

2023.01.08「シネマ・アディクト」

ティナ:でも性格は本当に素直でというか弱い部分も持っていたり、本当に女の子らしい部分っていうんですか、というものが強いなと思いました。

2023.01.08「シネマ・アディクト」

ティナ:やっぱり桃とのキャラクターとしての性格も全然違うと思いましたし、そこは差別化できればなと思ってました。

2023.01.08「シネマ・アディクト」

次回に続く

今回は松本穂香さんと玉城ティナさんのキャラ作りについてのお話でした。

おもしろ美穂ちゃんではなく、しっかり美穂ちゃんできちんとお話を引き出していましたね!

美穂ちゃんの質問も、キャラクターの印象の変遷や、関係性の変化を踏まえた、演技者としての深い質問だったように感じます。

ひるがえれば、美穂ちゃんも常にそのようなことを考えて演技しているんでしょうね。流石です!

このインタビューを機に、先輩女優のお二人からどんどん吸収して成長できればいいですね!

全四回とのことですので、次回以降のインタビューも楽しみです!

お読みいただきありがとうございました。

(終)

追記

20230120ー第2回はこちらから!

20230120ーヘッダ画像を変更しました

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