渡邉美穂出演『アニ×パラ競技体験会～ゴールボール』観覧レポート／2024年7月21日
NHK名古屋放送局にて2024年7月21日開催の『アニ×パラ競技体験会～ゴールボール』を観覧してきました！
渡邉美穂さん、武井壮さんを間近に見られて大興奮でしたし、「ゴールボール」というパラスポーツの事がよくわかって最高のイベントでした。
体験会後に記したメモから書きおこしていますので、思い違い・抜け・順番前後などあるかもしれません、あらかじめご容赦ください。
⓪ゴールボールとは？
まずゴールボールをよくご存じない方のためにゴールボールの説明を日本ゴールボール協会のホームページより以下に引用させていただきます。
ゴールボールは視覚に障害のある人を対象に考えられた球技で、パラリンピック特有の種目です。
1チーム3人の選手が、鈴の入ったボールを転がすように投げ合って、味方ゴールを守りながら、相手ゴールにボールを入れて得点を競う競技です。ボールがゴールに入ると1点が入ります。最後に得点の多い方が勝ちになります。選手全員が視野や視力といった障害の程度の差が出ないようにアイシェード（目隠し）をつけます。
試合時間は、前半・後半各12分間。守備側の選手がボールに触れてから、10秒以内に投げ返し、センターラインを越えなければ反則になります。
コートは6人制バレーボールコートと同じ広さのコートを利用します。コート内の各ラインには、触ってわかるように凸凹（床とテープの間に紐が通されています）があります。ゴールは、サッカーのゴールと同じようにネットが張られていますが、幅はサッカーより大きく9メートル、高さはサッカーより低く1.3メートルです。ボールはバスケットボールと同じ大きさ（7号）ですが、重さはバスケットボールの2倍の1.25キログラムです。中に鈴が入っており、音が鳴るようになっています。
ボールを投げたあと、攻撃側の選手は守備側の選手に不利になるような音を出してはいけません。タイムアウト以外は、ベンチにいる監督やコーチからコート内にいる選手へ指示を出すこともできません。視覚以外のすべての感覚を研ぎ澄ませ、音と味方の声などを頼りにプレーをしていきます。
ゴールボールは、攻撃では起き上がって投球し、守備では時速50キロにもなるボールを寝っ転がって万歳の格好でゴールを阻止します。寝て起きてを繰り返し、全身にボクシングのパンチを受けることにも似ていることから「静寂の中の格闘技」とも言われます。
日本ゴールボール協会「ゴールボール用具」より
日本ゴールボール協会「ゴールボール用具」より
イベント中、武井さんが以前のプレイでボールが当たって体中痣だらけになったとおっしゃってました。
体力的にもかなりヘビーですし、目が見えないため、聴覚・集中力・空間把握能力・仲間とのコミュニケーションを必要とする思った以上に大変な競技ですね。
①競技体験会出演者
武井壮（タレント・アニパラ応援団長）
渡邉美穂（俳優・アニパラ応援団長）
竹腰徹（岐阜NBS所属・ゴールボール元日本代表）
飯沼健太（岐阜NBS所属）
亀蔦なごみ（本日の司会・NHK名古屋スポーツキャスター「まるっと！」月スポ 金スポ担当）
②開場前
スタジオ前に到着
すでにスタジオ前に来られていたお友達のFFさん達と合流してお昼を食べた後スタジオ前で早めに並びました。
FFのOMさんが『アニ×パラ キャラバン in山口 〜パラ柔道〜』に参加され、体験メンバーにも選ばれていたので、情報をお聞きし、どの辺に座ったらいいだろうか？と作戦会議。
14時ごろにスタッフさんから待機列形成の指示があり並びます。
設営の段取りもあり、10分遅れの開場になりましたが（スタッフの方が丁寧な謝罪がありかえって恐縮しました）、整理券代わりの当選通知のメール画面を見せ無事会場に入ることができました。
会場の様子
階段型の観覧席の前の広いスペースにゴールボールのゴールポスト（意外に幅広い！）とハーフコートが再現されており、ゴールの頭上には巨大スクリーン、コートの左右にパイプ椅子が4～5列ほど置かれ、コートを囲んでコの字型に観覧する形でした。
ゴールポストの下手（ゴールに向かって左側）に暗幕がたらされており、その前に椅子も5つ用意されていて台の上にはゴーグルやサポーターも用意されていたので、そこから出演者の皆さんが出てくるのだろうと推測。
少し悩みましたが観覧経験者のOMさんの意見で一緒にゴール真正面の階段席に座ります。
結果大正解でした。OMさんありがとう！
前説
フリーアナウンサーの青木夏美さんの前説後、ディレクターさんが出てこられて、体験会の参加者を9人で3チーム選ぶことになりました。
まずは客席上手パイプ椅子に座っていた、すでに自前のアイシェードを持参している気合の入った少女お二人が選ばれ、残りは7人。
下手に座っていたスポーツマンらしいと言われた三人（FFのTさんも入ってました！）、そして下手パイプ椅子に座っていたFFの女性Mさんも選ばれ、9人が決まりました。
知り合いが二人も選ばれ俄然テンションが上がります！
選ばれなかった人も体験会後、1時間ほど体験コーナーがあるとのことでした。
③イベント前半
開演
NHK名古屋放送局の亀蔦なごみアナウンサー、アニパラ応援団長の武井壮さんと渡邉美穂さんがゴールポスト前に登場し開演です。
美穂さんはでこ出し＋編込みツインテールでちっちゃくて最高に可愛かったです！
武井さんも百獣の王のオーラをまとっていてめっちゃ強そうでした！
その後、ゴールボール選手のお二人、ゴールボール元日本代表の竹腰徹選手と、若手のホープ飯沼健太選手が登場されました。
事前案内ではゴールボール元日本代表の安藤勇二選手が登場される予定でしたが何らかの理由で飯沼選手に変更になったようです。
鈴入りのボールを投げたらどんな音がするか観客が目をつぶって確かめたり、簡単なルールを美穂ちゃんが説明してくれた後、スクリーンで「アニ×パラ ゴールボール編」をみんなで視聴しました。
その後、いよいよゴールボール用具を使っての説明になります。
ゴールボールの攻撃（スローイング）
竹腰選手の説明で、ボールは助走をつけてボーリングのように下から転がして投げるようにとレクチャーがありました。
ゴールから6m以内に一度地面に付かないといけないルールだそうです。
日本ゴールボール協会の「ゴールボールのルール」によると、ゴールラインから6mのハイボールライン内のチームエリアと中央のニュートラルエリアに最低1回ずつ接する必要があるので、ボールは転がすのが基本だそうです。
美穂さんボールを投げる🔵
いよいよ美穂さんがボールを投げる番が来ました。
観客席のすぐそばまで来られてドキドキです。
アイシェードを付けると全く何も見えなくなって狼狽する美穂さん。
足の運びを何回も確認しながら美穂さんスローイング！
「エイ！」と可愛く声を上げて転がしたボールは見事ゴールイン！
喜ぶ美穂さんと観客でしたが、武井さんから「投げる時に声を出すのは守る人の妨害になるので反則」とチェックが入りました。
ノイズ ＜チームとパーソナルペナルティー＞
投球者も含む攻撃側のチームが、スローイングをする選手の投球動作に入る瞬間から守備側に不利になるような音を出したとき。
悔しがる美穂さん。
聞いてないよ～！と私も思いましたが確かに攻撃側が声を出したら守備側は聴覚を攪乱されて不利なのは納得です。
ただシュート動作に入る前は手を叩いたり音を出すのはOKのようです。
「Quiet Please!」の声がかかるまでは大丈夫なのかな？
日本パラリンピック協会のサイトで以下のような説明を見つけました。
選手は音を頼りに競技するため、プレーが始まる前に審判が「クワイエットプリーズ！（Quiet Please!）」（お静かに！）のコールをする。これが静かにする合図で、これ以降は観客もプレーが途切れるまで声を出して応援することができない。
なるほど！納得です！
美穂さん守備をする🥽
続いては何と美穂さん守備にチャレンジすることに。
竹腰選手、飯沼選手、美穂さんという布陣で、武井さんが攻撃します。
美穂さんがセンターですね。
ボールが来ると思う方向に体を伸ばして気合と根性で守るとの竹腰さんのお言葉。
テープが貼られているだけだと思っていたラインには紐が入っていて凹凸があるので、目の見えない状態でも手や足で触って空間把握ができるそうです。
日本ゴールボール協会「ゴールボールのルール」より
いよいよ武井さんの１投目。
「お手柔らかにお願いします！」とビビる美穂さん。
ボールを投げられるも美穂さんは体を丸めたままで、その右側をボールが転がってゴール！
美穂さんも右に来たのは分かったみたいですが距離がわからなかったみたいです。
この時はやみくもにでも体を横に広げないといけなかったんですね。
２投目は武井さんがフェイントを入れたあとのスローボールで止めることができず。
３投目は竹腰選手が見事ゴールセーブ！
美穂さん頑張って体を伸ばしたのですがボールには触れられず。
でも暗闇の中で音が見えたそうです。さすが！
④後半：ペナルティースロー対決
イベント後半は観客9名による体験競技でペナルティースロー対決でした。
ここら辺から記憶が曖昧なので、お友達の様子をメインに書いていきます。
1組目（アイシールド持参少女とFFのMさん）
アイシェードを付けた少女のお二人、センターが年長さん、上手に年少さん。
下手にはFFのMさん。
１投目は年長さんがセーブ。
２投目はFFのMさんがナイスセーブ。
３投目は惜しくも年少さんセーブなりませんでした。
お二人とも経験者で知り合い同士のようでしたね。
2組目（男の子達とメガネの男性）
多分下手とセンターは男の子だったかな？
上手の男性は亀蔦アナにメガネを預けていたので良く覚えています。
1投目、2投目はよく覚えていなくてすみません。
3投目、メガネ預けた上手男性がボールをゴール外に弾き見事セーブ！
3組目（スポーツマン3人組）
スポーツマンっぽい三人ということで何かスポーツをされていたのかと聞かれ、上手の方が「陸上部」、センターのFFのTさんも「陸上部」、そして下手の方が「生物部」と見事な落ちで盛り上がりました。
1投目はセンターのTさんが弾いたボールを後ろで体を伸ばしていた下手の生物部の方がセーブ！
2投目は上手の方が見事セーブ！
3投目は目の前に転がってきたボールをTさんが胸でがっちりキャッチ！
スポーツマン3人組、見事な完全ディフェンスでした！
美穂さんリベンジなるか！？
ラストは下手亀蔦アナ、センター美穂さん、上手武井さんでリベンジマッチ！
観客組の好セーブを見て美穂さんの負けず嫌いが発動しています！
美穂さん「手加減されるの好きじゃないので！」と本気モード。
武井さんに「（そんなこと言うの）やめてよ～」と言われて「私は手加減大好きです！」とあっさり前言撤回する美穂さんお茶目です。と亀蔦アナ。（※FFさんからのご指摘で、「手加減大好きです！」と言ったのは亀蔦アナだったとのことです。お詫びして訂正します。）
1投目、美穂さんボールを胸に抱え込むように見事キャッチ！
飛び上がって喜ぶ美穂さん、初セーブおめでとうー！
美穂さんの後ろで亀蔦さんもカバーしていたみたいで竹腰さんが後で褒めておられました。
2投目は美穂さんが弾いたボールを武井さんがセーブ！
3投目は惜しくも武井さんの横を転がりセーブならず。
美穂さん、1セーブ、1セーブアシストを達成し、会場も大盛り上がりのうちにイベント終了しました。美穂さんリベンジ成功おめでとうございました！
テレビ放送・NHKプラスでの配信も非常に楽しみです！
⑤打ち上げ
イベント後も体験会があるとのことで参加したいのはやまやまだったのですが、お店の予約の時間が迫っていたこともあり、残念ながら参加できませんでした。
栄の居酒屋で美穂推しのみなさんと美味しいお酒と名古屋グルメをいただきました。
味噌おでん・大海老ふりゃぁ・手羽先・味噌串かつ・天むすと名古屋らしいメニューに舌鼓を打ちました。どれも美味しかった！
美味しくいただきながら今日の感想や美穂さんのお話をして楽しい時間を過ごせました。
美穂さんの主演映画が二本も決まったこと、テレビでも連日美穂さんを見られる状況など、美穂さんの大活躍とマネ氏と事務所の辣腕ぶりを賞賛しつつお酒が進みましたよ。
その後私の特急の時間までまだ1時間以上あるということで、有志の方が付き合って下さり、居酒屋の隣のカラオケで日向坂46の歌を1時間歌って大いに盛り上がりました。
飲み会を手配いただいたOHさん・Bさん、そして飲み会とカラオケお付き合いくださった皆さん、本当にありがとうございました。
有意義で大満足な一日でした！
⑥最後に
実はスポーツイベントの美穂さんを生で観るのは初めてでした。
美穂さん、イベントに全力で取り組む姿がとても印象的でした。
はしゃぐ姿、お茶目な姿、負けず嫌いな面も観られて最高でしたね！
武井さんは終始、選手や美穂さんを立てて一歩下がってフォローする男前っぷりさすがでした。
お話もお上手ですし、テレビやイベントに引っ張りだこなのも頷けます。
美穂さん目当てに参加した体験競技会でしたが、ゴールボールの魅力・奥深さがよくわかり、パリパラリンピックでの選手の皆さんの活躍が俄然楽しみになってきました。
武井さん、美穂さん、亀蔦アナ、竹腰選手、飯沼選手、NHK名古屋放送局のスタッフの皆様、ゴールボールの楽しさがよくわかる素敵なイベントありがとうございました。
またこのようなイベントがありましたら是非参加したいと思います。
8月末からのパリパラリンピックでのゴールボール男子と女子の奮戦をテレビで精一杯応援させてもらいますね！
この記事がゴールボールの盛り上がりに少しでも助けになりますように！
長文最後までお読みいただきありがとうございました。
（END）
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