『ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA』第5話ネタバレ感想
第5話、起承転結で言えば「転」の怒涛の展開!
ネタバレ満載で書いていきますのでご容赦ください。
また随時訂正・加筆あると思いますのでよろしくお願いいたします。
Tverで第1話と放送一週間後まで最新話が無料で見れますので未見の方は是非ご覧ください!
第5話感想
アンズがいなくてギスギスする滝桜
1年生がアドバイスを欲しがっていると話しかけるサヤカを突き放すミスズ。
レナやトアのとりなしもむなしく、ミスズは自分の気持ちを言うばかりで部員の心はどんどん離れていくばかりです。
部室が欲しいルリカ
アンズが来てから仲が深まったと喜ぶヒカル達。
そんなみなの会話に加わらず黙考していたルリカは部室の話を持ち出し、善は急げとばかり理事長である母親に話をつけに駆け出します。
相変わらず自分のやりたいことに忠実なルリカです。
マドカとキョウカの話を聞いてしまうルリカ
どうやら椿咲花女子高等学校は定員を割りそうらしい!
そんなマドカ理事長にアンズを返して滝桜女学院のグループ高になることを持ち掛けるキョウカ。
二人の言い争いをルリカは聞いてしまいます。
しかしそんな大事な話を理事長室の扉開けっ放しで話しちゃダメ!
アイドル部で学校を救おうとするルリカ
滝桜のようにアイドル部で椿咲花に来たい生徒を増やしてみせる!
父親との約束を果たすため、母親を助けようと声を上げるルリカ。
マドカも最初は適当にいなそうとするが、ルリカの決意を秘めた様子を見て表情をやわらげます。
マドカはルリカの成長をこの時改めて実感したに違いありません。
崩壊寸前の滝桜アイドル部
サヤカとミスズが衝突し、雰囲気は最悪。
ミスズがお互い切磋琢磨してと言っているのに、サヤカの向上心を頭ごなしに否定するのは、それはサヤカも頭に来ます。
それはミスズもセンターになりたいから。
指示を出す側と出される側が共にセンターを目指すというのは無理がありますね。
キョウカがアンズの離脱で滝桜アイドル部の運営をミスズに任せっきりにしている弊害が如実に表れてきました。
ただ厳しいだけでは人は付いてきません。
アンズのように一人一人をしっかり面倒を見たり、ルリカのように明るくみんなを盛り上げて方向性を示す、そのようなおおらかなリーダーシップがが今のミスズには一番必要なのでしょう。
ストリートライブを提案!
椿咲花アイドル部をアピールするためにストリートライブを提案するルリカ。
突然の提案にみな驚きを隠せません。
ルリカも学校の事情を言わずに言っているわけですから、普通なら尻込みして当然です。
しかしユキノを皮切りにみんなルリカが言うならと賛成し、アンズは戸惑いつつも協力を約束します。
何故ここでルリカは事情をみんなに説明しなかったのでしょう?
これまでは何でもみんなに話してきていたはずなのに。
椿咲花を母親を守りたいという気持ち、これはルリカのやりたいことです。
ただ当初のルリカの想い、みんなとアイドル部を作って頑張りたいという気持ちとは少しズレがあります。
そのズレを後ろめたく思ったのかもしれませんね。
この時、素直に椿咲花の苦境をみんなに相談していれば、後の状況は変わっていたかもしれません。
アンズから各人への強化項目
アンズは一人一人に10日間で達成する課題を与えます。
ルリカはもっと表情を豊かに魅力的に!鏡に向かってほっぺを上げるルリカ可愛すぎ!とはいえ、ルリカはもう十分に表情いいじゃない!?
ユズハは体力・柔軟性の向上!
ユキノは発声を基礎から!
ヒカルはダンスを指先まで意識してより美しく!
マーヤはキュートさを全身で表現!
アンズの指導で椿咲花アイドル部はどんどん進化していきます!アンズ有能すぎ!
アンズの笑顔に打ちのめされるキョウカ
椿咲花の構内でアンズを探していたキョウカ、ようやくアンズを見つけて声をかけようとするも、ルリカ達と屈託なく笑っているアンズの姿に衝撃を受けます。
自分の前では最近は見せることのなかった屈託ない笑顔。
きっと自分の大きな期待がアンズを苦しめていたのだとようやく気付いたのでしょう。
そんなキョウカはその場に崩れ落ちてしまいます。
アンズを迎えに来るミスズとトア
仲良く歩くルリカとアンズたち6人の前にミスズとトアが現れ、キョウカが倒れたこと、アンズに謝罪し戻ってきてほしいと伝えます。
キョウカは「アンズに絶対に言うな、今のアンズに迷惑をかけたくない」とのことで、幸せそうなアンズの邪魔をしたくないという母心なのでしょう。
座り込むアンズの背中を押すルリカ
一刻も早く母親の元にかけつけたい!でもルリカ達と路上ライブも成功させないと!
板挟みになってしゃがみ込むアンズに、ルリカは優しく問いかけました。
親や仲間が望むから頑張ってきたアンズ、そんなアンズにルリカは自分の気持ちに正直に生きろと訴えかけているのです。
たとえそれがアンズが椿咲花を去る選択をすることになるとしても。
ルリカはそれも分かった上でアンズの背中を押しているように感じられました。
この問いかけはこのドラマを貫く一つのテーマでしょう。
自分の気持ちに正直に生きないと、いつかどこかで心は破綻すします。
周囲の気持ちに応えることも大事だけど、最終的には自分の心に従って生き方を選ぶべき。
アンズは「ルリカ、ごめん!」と走り去ります。
この「ごめん!」は椿咲花を去り、母親のもとに戻るということでしょうか?
ライブに椿咲花アイドル部を誘うミスズ
ミスズは椿咲花アイドル部の頑張りを認めたうえで、自分たちのメジャーデビューのお披露目になる文化祭にルリカ達をゲストに誘います。
椿咲花アイドル部のみならず、経営が厳しい椿咲花女子高等学校の宣伝にもなるルリカ達にとっては願ってもない話です。
しかしおそらくそこにはアンズはいない……。
手放しには喜べないルリカ達5人です。
アンズがいなくなって自信を無くす椿咲花アイドル部
ルリカ達五人がベンチに座りますが、この時ルリカは一番端です。
これまではルリカが中心だったのが、この座り位置でルリカと他の4人の心の溝が暗示されています。
アンズがいなくなったことで消沈し、路上ライブや滝桜文化祭ステージも尻込みするユズハ・ユキノ・ヒカル・マーヤ。
そんな4人に「みんな、やろう!ここで止まっちゃったらこれまでの時間がゼロになっちゃう」とルリカは言いますが、みんなの気持ちはバラバラのまま、ルリカに背を向けます。
先ほども言ったように、なぜストリートライブをしたいのかという理由をきちんと説明していればみんなの意欲も保てたかもしれませんね。
失意のルリカ
帰宅し、暗い部屋でベッドに座り込むルリカ。
おそらくアンズは帰ってこず、ユズハ・ユキノ・ヒカル・マーヤにも背を向けられ、さすがのルリカも打ちのめされています。
はたしてストリートライブにみんなは来てくれるのでしょうか?
そして滝桜文化祭への出演はどうなるのか?
最後に
最終回を目前にして、滝桜も椿咲花も激動の展開を迎えています。
アンズを欠いて崩壊寸前の滝桜アイドル部……。
倒れた母親のことを思い走り去ってしまったアンズ……。
あれだけ仲の良かった椿咲花もバラバラになって独りぼっちになってしまったルリカ……。
最終回、みんなが幸せになりますように祈っています!
最後までお読みいただきありがとうございました!
(END)