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『ラブライブ!スクールアイドルミュージカル the DRAMA』第2話ネタバレ感想

 第2話も見どころ沢山で面白かったですよ!

 ネタバレ満載で書いていきますのでご容赦ください。

 また随時訂正・加筆あると思いますのでよろしくお願いいたします。

 Tverで第1話と放送一週間後まで最新話が無料で見れますので未見の方は是非ご覧ください!



第2話感想

五人のアイドルへの思い

ヒカル:「あたしも(アイドル)やってみようかな」
ユズハ:「え?何言ってるんです?そんな簡単な事じゃないでしょう?」
ルリカ:「そうだよ~」
ヒカル:「そうかな?やってみたら案外できそうだけどな」
ユキノ:「ヒカル先輩、運動神経いいのはわかりますが、そんな簡単なものじゃないですよ」
マーヤ:「いや!ヒカルちゃんならいけるよ!」
ユズハ:「マーヤちゃん、煽らないの(笑)」

 滝桜女学院アイドル部、放課後スペシャルライブを観ての帰り道、バスケットボール部の男口調の天草ヒカル(山内瑞葵)がアイドルをやってみたいと急に言い出したのは意外でした。ここは椿ルリカ(渡邉美穂)が先陣を切って言い出すと思っていたので。

 皇ユズハ(浅井七海ななみ)と北条ユキノあんジュリア)は現時点では消極的、三笠マーヤ由良ゆら朱合あかり)は前向きにお気楽と、ルリカ同様まだみんな自分たちがアイドルになるのは現実的ではないと考えているようです。あれだけアイドルに憧れていたルリカですら。

 特にユズハは第1回でもお稽古事があるからとライブに行くことを一旦断っていました。結局皆の押しに負けて付いてきていましたが、今後アイドルを目指す過程で軋轢が起こらないか今から心配です。

ルリカ:「でもアイドルになるってどんな気分なんだろう?」
ユズハ:「私達みたいな平凡な学生には縁のない世界ですね」
ヒカル:「うちの学校はみんな親の望むように勉強して進学するしな」
ユキノ:「アイドルをやろうという選択肢、無かったですね」
ルリカ:「あのステージからはどんな景色が見えるんだろうね?」

 女優・アイドルのドラマあるあるなんですが、「私達みたいな平凡な学生」ってあなた達十分可愛いですから!と思わず突っ込んでしまいます。

 ルリカにとってはこの友人たちとの会話がきっかけで、アイドルが決して夢物語ではなく実際に手に届く場所にある目標だと気付いたのかもしれません。


犬猿の仲のキョウカとマドカ

 「関西私学連盟 理事長会・定期会合」において、少子化の波で廃校に追いやられている学校が多い中、芸能コースの新設で躍進している滝桜女学院高等学校の理事長で滝沢アンズ(冨田菜々風ななか)の母親である滝沢キョウカ(音月桂)が褒めたたえられ、面白くない椿咲花女子高等学校の理事長でルリカの母親の椿マドカ(しゅはまはるみ)は、経営方針を廻って激しく対立します。

 犬猿の仲の二人、実は学生時代のバレーボール部からの因縁があるみたいです。

 革新と伝統、水と油のキョウカマドカ、この調子ではルリカのアイドルになる夢も今のところ叶いそうにありません。


アンズの転校

滝沢アンズ(冨田菜々風ななか)―親の期待に悩むも才能あるアイドル

 アンズが椿咲花高校に初登校し、母親の期待・センターの重圧から解き放たれた彼女の表情は輝いています。

 驚くルリカ達はアンズの前に立ちふさがります。

ルリカ:「ア、アンズちゃん?どうしてここに?」
マーヤ:「サインください!」
ヒカル:「こら!迷惑だろ!」
ユキノ:「ほんとにあの、アンズちゃんなんですか?」
アンズ:「え、えっと、そ、そうよ」
ユズハ:「人気アイドルがなぜうちみたいな学校に?」
アンズ:「私、将来のためにこの学校に転校してきたの」
五人:「ええ!?」
ユキノ:「でもうちって転入は相当成績が良くないとできないじゃ?」
ルリカ:「すごーい!アンズちゃん、あんなにアイドル活動しながら勉強もしてたんだ!すごいよ、すごすぎるって、本当にすごーい!」

 ルリカアンズにまとわりつくの可愛すぎます。

ルリカ:「私も勉強だって頑張る!約束するよ!うん!私本気で頑張る!だから!」
ユズハ:「なんです?どうしましたか?」
ヒカル:「おいおい、っていうかまさか?」
ルリカ:「ねえ?みんな?私達もやろ!アンズちゃんがいてくれたらきっとできるよ!」

 せっかくアイドルから離れられたのに、熱烈なアンズ推しのルリカに捕まってしまうアンズが可哀そう。

アンズ:「ちょっと、あの、なんのこと?」
ヒカル:「やっぱそう来たか~」
マーヤ:「ルリちゃん、すごーい!」
ユキノ:「ルリカ先輩がやる気なら私も頑張ります!」
(いたたまれず逃げ出すアンズ)
ルリカ:「あ、アンズちゃ~ん!」
ユズハ:「ルリカさん!さっきから何のことですか?」
ルリカ:「ユズハちゃん!私……アイドル部を作りたい!」
ユズハ:「え?うちに芸能コースなんてないですよ!」
ルリカ:「でもアイドル部は部活でしょ?私たちが作ったっていいと思う!ねえ?みんな一緒に!」
ユズハ:「わ、私は習い事があるから無理です!」
ヒカル:「私も試合が近いから無理だよ!」
ルリカ:「大丈夫だよ~!」

 アンズとの邂逅をきっかけにルリカはアイドル部設立を決意します。

 幼馴染で同級生だけどルリカに何故か敬語で話すユズハ、幼いころからルリカに寄り添ってこれまで生きてきた感じがしますけど、「習い事があるから無理!」とここでは断ります。

 冒頭で「アイドルをやってみたい」と言っていたヒカルも部活を理由に断ります。さっきやりたいって言ってたやん!?(笑)

 去る二人を追いかけるルリカユキノマーヤ、こうしてみるとマーヤは賛成派っぽいですね。

 橋の上の友人との語らい、そして思いがけないアンズとの邂逅でルリカの夢は膨らんでいきます。


滝桜女学院アイドル部

 一方、アンズのいない中練習に励む、ミスズ達アイドル部のメンバー。

若槻ミスズ(安本彩花)―凛々しい努力家

サヤカ:「気合入れすぎだよ!両足つりそうだもん」
ミスズ:「何言ってるの?メジャーデビュー目指してるのよ!まだまだこんなもんじゃ足りないわよ!」

 若槻ミスズ(安本彩花)の口調はまるで理事長のキョウカが乗り移ったかのようですね。

サヤカ:「あんた本気で言ってんの?アンズから本気でセンターを奪えると思ってるわけ?」
ミスズ:「誰にでもチャンスはあるはずでしょ」
サヤカ:「理事長がわざわざアンズを外すとでも?」
ミスズ:「圧倒的な実力をつければ理事長だってきっと考えてくれるよ……」
レナ:「でも人気だってアンズちゃんが圧倒的なわけだし、今の形でうまくいってるならわざわざそんなことしなくてもいいんじゃないかな……」
ミスズ:「そうやって最初からアンズ任せじゃダメだって言ってるんだよ!少しずつだけど私たちを応援してくれる人も増えてきたでしょ」
サヤカ:「別にアンズ任せにしてるわけじゃなくてさ、理事長が今はアンズを中心に考えてるわけだし、私たちがどうこう言える問題じゃないじゃん!もしこのままアンズがいなくなったなら話は変わってくるけど」
レナ:「サヤカちゃん!」
サヤカ:「もしもの話しだよ!そんなこと起きっこないけど。それくらいじゃないと今の状況が変わるわけないでしょ」
ミスズ:「アンズだってライブで体調を崩すこともあるかもだしこうやってそのくらいの準備をしないと成長しないでしょ。私はみんなで切磋琢磨して上を目指したいの。」

 第1話では見えてこなかったアンズミスズ以外の滝桜高校アイドル部の各メンバーのキャラクターが見えてきて。

 ミスズと同じくらい向上心があって勝気な春風サヤカ(山本愛梨)

春風サヤカ(山本愛梨)―カッコいい一匹狼

 何かとチームの輪を保とうとする気遣いのできる鈴賀すずかレナ(里菜)

鈴賀すずかレナ(里菜)―優しくて面倒見良さそう

 1年生で唯一先輩と肩を並べているのでどこか遠慮がちな来栖くるすトア(仲村悠菜ゆな

来栖くるすトア(仲村悠菜ゆな)―おとなしいけど芯はありそう

 キョウカ理事長が娘のアンズを強力プッシュしている以上、ミスズサヤカがセンターになる目はほとんど無いのでしょうね。

 学費が免除されていたいたり、メジャーデビューが保証されてるとはいえ、やはりモチベーションを保つのはなかなか難しそうです。

 そんなミスズサヤカの気持ちは痛いほどわかるからこそ、アンズは身を引いたのかもしれません。


滝桜女学院理事長室

滝沢キョウカ(音月桂)

 アンズは前理事長の祖母のところに家出して転校したようですね。母親が賛成していないのになぜ転校できたのか不思議に思っていましたが謎が解けました。

 ミスズトアキョウカアンズの転校のことを確かめにやってきました。トアの友人が椿咲花女子高校にいてアンズを目撃したようです。
 理事長は二人に固く口留めをします。


アイドル部設立を母親にねだるルリカ

 帰宅したルリカマドカに成績が落ちた理由を詰問されますが……。

ルリカ:「私、アイドル部を作りたい!」
マドカ:「ん?え?何ですって?」
ルリカ:「私、初めてやりたいことを見つけたの。これまで以上に勉強も頑張るからさ、約束するから、ね?ママ?お願い!お願い、勉強もするから」
マドカ:「あなた一体何言ってるの?」
ルリカ:「将来はちゃんとこの学校を継ぐって約束したからそれは守るよ、絶対。だから今だけやらせてほしいの~」
マドカ:「ダメよ!ダメに決まっているじゃない、そんなこと。伝統と品格を重んじる我が校の、しかも将来理事長になろうって人が、アイドルなんて!ダメ、絶対ダメ~!」
ルリカ:「アンズちゃんだってアイドル部をやりながらこの学校の転入試験に合格したんだよ。好きな事やったほうが絶対勉強も頑張れると思うんだ」

 成績が落ちた時に「アイドルになりたい」はさすがに通らないですよ!ルリカちゃん!

 とはいえ熱心に母親を説得するルリカですが、母親は取りつく島もありません。

 ダメだとわかると一転憮然としてプイッと足早に去っていくルリカが切り替え早いし可愛くて笑いました。

 その後、キョウカからマドカに電話が入り、マドカアンズをそそのかしたと責められます。マドカは事情が分からず困惑しますが、ルリカの突然のアイドル部設立宣言の背景に思い至り、逆にアンズルリカをそそのかしたと逆襲します。


キョウカ襲来

ルリカ:「何から練習すればいいの、ねえ?教えてよ~!」
アンズ:「ちょ、またあなたなの?いきなりそんなこと言われても、私はもう、アイドルは……」
ルリカ:「私、本気だから」

 そこにマドカが現れます。アンズルリカをそそのかしたと思っているマドカアンズにアイドル部は作らせないと明言します。事情がわからず戸惑うアンズルリカの情けない顔が可愛い。

 そして現れたキョウカミスズトア

アンズ:「ミスズ……トア……お母さん……」
トア:「アンズ先輩、どうしてなんですか?」
ミスズ:「メジャーデビューを控えたこの大切な時期に、一言の相談なく突然いなくなるなんて!」
トア:「私たちの事嫌になっちゃたんですか?」
アンズ:「ごめん……ミスズ……トア……」
キョウカ:「アンズ!」
アンズ:「ごめんなさい!お母さん……私……私は……」
キョウカ:「ゴメンじゃないわよ、突然こんなことを!これまであなたのために、私がどれだけ苦労をしてきたと思っているのよ!何もかもあなたの将来を考えて私は!」

 うーん、「あなたのために」って時に子供を縛る鎖になってしまいますよね。特にアンズルリカみたいな親思いの子供にとっては特に。


アイドル部設立!

椿マドカ(しゅはまはるみ)

キョウカ:「それにあなただって必死に頑張ってきたじゃない!」
(怯えて小さくなるアンズ)
キョウカ:「アンズ!いいかげんにしないさい!」
マドカ:「部長!」
マドカ:「あなたを椿咲花女子高校アイドル部の初代部長に任命する!」

 絶句するキョウカ。驚く椿咲花の四人とミスズトア

 そして歓喜するルリカ

皇ユズハ(浅井七海ななみ)―おしとやかなお嬢様
天草ヒカル(山内瑞葵)―ボーイッシュなバスケ女子
北条ユキノ(あんジュリア)―ルリカを慕うおっとり少女
三笠マーヤ(由良ゆら朱合あかり)―萌ボイスのムードメーカー
椿ルリカ(渡邉美穂)―自然に人が集まる魅力を持つ少女

四人:「え!?」
ユズハ:「え?どういうこと?」
ヒカル:「ってことはまさかこの学校に?」
ユキノ:「アイドル部が?」
マーヤ:「ホントにホントに?」
トア:「ミスズ先輩……これは?」
ミスズ:「椿で……アイドル部?しかもアンズが部長!?」
ルリカ:「やったーー!アンズちゃんとアイドル部ができる!」

 キョウカに対するライバル意識であっさり前言を翻しアイドル部を設立するマドカ

 棚ぼたでアイドル部ができてしかもアンズと活動できると大喜びのルリカ

 ルリカはアイドルになった後に襲いかかってくる様々な辛いことをまだ一つも知らないので無邪気に喜んでいます。

 アンズはせっかくアイドルから離れたのにまたアイドル活動をすることになってしまいますが、アンズが本当に離れたかったのは母親の特別扱いだと思うので、案外椿咲花アイドル部の活動は性に合うかもしれませんね。

 そしてアンズが部長ということは、今度はアンズスズカの立場になります。

 もし理事長の娘のルリカがセンターになれば、アンズの立場は逆転することになりますね。

 そうなることでアンズは本当の意味でミスズや滝桜芸能コースのメンバーの気持ちがわかるのかもしれません。


細かすぎる『スクールアイドルミュージカル the DRAMA』①

序盤の橋(神奈川県平潟橋)

名称:平潟橋
住所:神奈川県横浜市金沢区六浦東1丁目49−3

 第2話冒頭でライブ帰りのルリカ達が歩く橋です。

 夕陽がきれいなスポットですね!


最後に

 ようやく椿咲花アイドル部始動!

 マドカキョウカへのあてつけから産まれたアイドル部、こんなことがなければとてもアイドル部は許可されなかったでしょうからルリカにとってはラッキーでしたね。

 ただこれからルリカはアイドルも楽しいことばかりではないことがわかっていくのでしょうか?

 滝桜アイドル部という見本はあるとはいえ、いちからのアイドル部運営大変だと容易に想像できます。

 これからルリカアンズ、そして椿咲花のみんな、そして滝桜のみんなはどうなっていくのか、第3話が非常に楽しみです。

 これを読んで興味を持たれた方、是非第3話からでもドラマ視聴してみてくださいね!

(END)


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