🥢〇系に属さない和歌山ラーメン「山為食堂」
みなさんこんにちは!2023年からYoutubeチャンネル「メタボのオッサンの唄」の補完計画としてNoteも書くことにしました。
記念すべき1回目は元旦に投稿した和歌山県和歌山市の「山為食堂」さんをご紹介します。
🍜山為食堂(やまためしょくどう)
山為食堂さんは昭和28年創業で初代店主が力餅食堂で修行し、力餅食堂の暖簾分けみたいな店「山為」で手伝いをしていたら「山為」の名前を名乗らせてもらったということを下記のサイトで読みました。
私自身山為食堂さんに行ったことは今まで一度もなく、初めて訪れたのが2022年12月28日でした。ラーメン屋さんというよりは老舗食堂と言った感じのお店。
最寄り駅は南海電鉄(JR)和歌山市駅で、駅からは徒歩10分で行ける距離だが、目抜き通りではないので、はじめ行くときは迷いかも。
車は店の前に2台、道を挟んだ向こう側に3台の計5台分の駐車スペースがありますが、埋まるのは早そうです。近くに和歌山市立伏虎義務教育学校がありその地下に和歌山市営城北公園地下駐車場があるのでそこを利用するのが吉と思い筆者はそこを利用したが、他のブログで500円以上の食事で城北パーキング1時間分無料券がもらえることを知った。
営業日は日祝休みで、営業時間も11~17時と夜に食べることができない。
🍜和歌山ラーメンの歴史
今でこそ和歌山ラーメンの名は全国に知られるようになったが、私が大学生の頃はそんな言い方をしなかった。和歌山ラーメンの名が有名になったのは諸説あるが、1つはテレビの番組「日本一うまいラーメン決定戦」で井出商店が優勝し井出商店をはじめとする豚骨醤油のお店に注目が集まった説と、もう1つは、和歌山のカレー事件で全国から多くの記者が和歌山に来て、昼食でいろんな店でラーメン食べ美味しかったの口コミで急速に広まった説。
どちらも1990年後半の話だ。これ以降和歌山ラーメンは新横浜ラーメン博物館に出店するなど有名になり、徳島ラーメンや、尾道ラーメンなどご当地ラーメンの走りになる。
その和歌山ラーメンだが、大きく分けて2系統「醤油ベースの豚骨醤油味」と「豚骨ベースの豚骨醤油味」に分けられる。私はこの2系統に分け方あまりピンとこないが、それとは別にサイドメニューに早寿司、ゆで卵、おでんがあり、会計は自己申告制という印象の方が強い。
🍜山為食堂
中華そば
山為食堂さんは和歌山ラーメンの2系統どちらにも属さないそう。それは「醤油ベースの豚骨醤油味」と「豚骨ベースの豚骨醤油味」ではなく、さらに魚介スープという他にない味だからそういわれているのはないかと思う。しかも麺は太麺(細麺も注文できます)でなのも他の店と違う。このような点から両方に属さない味というのは納得がいく。
私は太麺でいただきましたが、太麺と魚介の組み合わせはつけ麺の味を想像する。つけ麺がない頃からこの味を提供していたと思うとある意味先駆的な味だ。
メニュー
山為食堂さんのメニューだが、老舗食堂だけあって、うどんが一番前に表記されている。中華そばは真ん中やや後方、これも町中の食堂ぽい。
事前に他のサイトで値段を見たが、その画像よりも全体的に値段が上がっている。これは山為食堂さんに限ったわけでなく2022年は全体的に食事代が値上がっている。
特筆すべきは「紀ノ川漬け」
メニューの左端に漬物という2文字がある。店内に掲げられているメニューには漬物(紀ノ川漬け)と書いてあり、紀ノ川漬けが気になり注文してみました。出てきた漬物は一見たくあんのようですが、食べてみるとたくわんよりも塩辛くなく甘いのです。
帰って紀ノ川漬けについて調べてみると製造している会社のサイトがヒットしました。
大根の産地和歌山
和歌山県は大根の産地として有名で上記では、紀の川漬けの原料は和歌山大根と紹介されていますが、和歌山県の大根は「布引だいこん」が有名です。この「布引だいこん」は令和3年に地理的表示(GI)に登録されました。きめが細かくとても美味しい大根なので「布引だいこん」もチェックしてみてください。和歌山大根と布引だいこんは品種が違うのかしら?それとも生産地が違うだけなのかしら?
まとめ
和歌山ラーメンを食べたく和歌山市内に行き、〇系に属さないと言われる山為食堂で中華そばをいただきました。他の和歌山ラーメンのお店とは違う豚骨醤油に魚介スープそして太麺の組み合わせは、食べてみてびっくりしました。こってり系なのにあっさりという表現が一番ピンとくるかもしれません。
また「早寿司」や「ゆで卵」などは置いてありませんでしたが、変わりに紀ノ川漬けにであうことができました。はじめましての食べ物で、新しいウンチクが増えました。
山為食堂さんごちそうささまでした。
YouTubeで「山為食堂の中華そば」紹介しています。
今回いただきました山為食堂で中華そばと紀ノ川漬けはYoutubeチャンネルメタボのオッサンの唄で紹介しています。文章でなく映像でもぜひお楽しみください。
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