これまでの記事で書かなかったこと、今後書きたいことのまとめ,2023年2月20日
https://note.com/meta13c/n/n7575b6c0826b
この記事の注意点などを記しました。
ご指摘があれば、
@hg1543io5
のツイッターのアカウントでも、よろしくお願いします。
https://twitter.com/search?lang=ja&q=hg1543io5
注意
これらの重要な情報を明かします。
特撮テレビドラマ
『ウルトラセブン』
『帰ってきたウルトラマン』
『ウルトラマンタロウ』
『ウルトラマンネクサス』
『ウルトラマンギンガ』
『ウルトラマンジード』
特撮映画
『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』
『ULTRAMAN』(2004)
『シン・ウルトラマン』
漫画
『ULTRAMAN』(月刊ヒーローズ)
『NARUTO』
『オタク王子のベストセラー作家令嬢の災難』
『ドラゴンボール』
『ドラゴンボール超』
『キミのお金はどこに消えるのか』
『キミのお金はどこに消えるのか 令和サバイバル編』
『がんばってるのになぜ僕らは豊かになれないのか』
『虹色ゲームメーカー』
『私、能力は平均値でって言ったよね?』(ガンガン)
『金装のヴェルメイユ〜崖っぷち魔術師は厄災と魔法世界を突き進む』
『デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い』
『剣と魔法の税金対策』
『美味しんぼ』
『ラーメン発見伝』
『らーめん才遊記』
『らーめん再遊記』
『新・蒼太の包丁』
『築地魚河岸三代目』
テレビアニメ
『NARUTO』
『NARUTO 疾風伝』
『ドラゴンボール』
『ドラゴンボールZ』
『ドラゴンボール超』
『ザ☆ウルトラマン』
特撮オリジナルビデオ
『ウルトラマングレート』
小説
『剣と魔法の税金対策』
『二重螺旋の悪魔』
『オタク王子と作家令嬢の災難』
『悪役令嬢に探偵は向いてない』
『斜陽』(太宰治)
はじめに
https://note.com/meta13c/n/nd2acf2eb9b39
2023年2月20日閲覧
これまで幾つかの物語や書籍からの意見をnoteの記事でまとめてみましたが、まだ書いていない分野は幾つかあります。
特に、経済について、「#税は財源ではない」、「#政府の赤字はみんなの黒字」などの重要なハッシュタグでのツイートから、日本の借金や税金の問題を扱いたいと思っていたため、今後はnoteに記す予定です。
しかし、私も1年ほど前に『キミのお金はどこに消えるのか』を読むまでは、経済について勘違いや混乱をしているところは多々あったと自分で認識していたため、それをネットで主張するのには腰が引けていました。
https://note.com/meta13c/n/n38733b2b3000
2023年2月20日閲覧
また、私は女性の目線での作品、ハードな作品やライトノベルなどを扱うのをタブーに捉えている意識もあったため、なかなか本腰を入れられずにいました。
今後はどのようなnoteを書くのか、具体的に作品名を挙げます。
「内国債で財政破綻はしない」ことに関する経済理論
まず、経済の観点から、私が現在重視している、井上純一さんの『キミのお金はどこに消えるのか』シリーズ、財源研究室の方などが紹介する『ヤンキー経世済民漫画』、ライトノベルを原作とした漫画『剣と魔法の税金対策』を今後挙げてみます。
ここでは、「主流派経済学」を基準とした多くのメディアの主張などと異なる要素の多いらしい「国の赤字は内国債なら破綻しない」、「公共事業は無駄なほど良い」といった、ある種の経済理論では常識的な、しかし私には最初は驚くべきだったものを挙げます。
私は元々池上彰さんのマルクスを扱った書籍で、「まるで資本は『ウルトラマンネクサス』のスペースビーストのようだ」と考えたのが、経済に興味を持ったきっかけでした。マルクスから調べ始めた結果、ケインズの理論の公共事業などに詳しくなく、また、井上さんなどが池上さんの借金や消費税に関する主張を批判していることも見るので、考えをどう変えるべきか迷っていたところもあります。
しかし、現代日本に多くの社会問題がある中で、もっとも多くの人間をまとめて苦しめる、そして社会として解決し得るのは、不景気だと推測しているため、このnoteでも記そうと考えています。
ただ、紹介する経済漫画でも、私の知る政治などの知識や、漫画という媒体の性質から同意出来ないところもあり、それがこれらの漫画の視点を補ってくれるかもしれないと自分なりに考えています。
料理漫画と経済理論
2023年2月20日閲覧
経済に関しては、私は料理漫画などからも方向性の異なる考察をしています。
たとえば、料理漫画で「美味い料理は売れる」と考えることの多い『美味しんぼ』と比較して、『ラーメン発見伝』シリーズは「良いものが認められるとは限らない」、「良いものなら売れるというナイーブな考えは捨てろ」といった視点があります。『築地魚河岸三代目』は、魚問屋である仲卸において、鮮魚と干物では魚に求める価値、いわゆる交換価値が異なることが重要であり、似たような議論は僅かながら『美味しんぼ』のほうとうについてもあります。『新・蒼太の包丁』のカワハギや焼きおにぎりも参考になります。
「圧倒的な神」と「友達になる」
https://note.com/meta13c/n/na7adee9735c2
2023年2月20日閲覧
続いて、私はしばしば『ドラゴンボール』シリーズを挙げますが、そこから繋げた物語の考察も説明します。
『ドラゴンボール』原作で人間に優しかった神々が、『ドラゴンボール超』では敵になることもあり、その苛烈さの中で、最強の神と言える全王に、人間の孫悟空は「友達になる」という選択をしました。その上、並行世界を消し去った全王に、逆らうのでもその上に立とうとするのでもなく、その全王を新しい世界に案内して「助けた」という意外性が、幾つかの物語を連想します。
『虹色ゲームメーカー』で、いわゆる「天才」としてのゲーム制作者の主人公が、「ゲームの神様に会ったら何を願うか」と尋ねられて、「神様にしてくれ」などの野心でも反発心でもなく「神様と遊びたい」と答えるのは、孫悟空を連想します。
https://note.com/meta13c/n/nbef639cb256d
2023年2月20日閲覧
『オタク王子とベストセラー作家令嬢の災難』や『NARUTO』や『シン・ウルトラマン』は、「人が神を超える」とも言える物語でしたが、あくまで厳しい神への反発や和解に留まるのに対して、むしろ神を喜ばせる、助けるといった別方向の視野は、何かをもたらすかもしれません。
たとえば『シン・ウルトラマン』でウルトラマンの同族でありながら人類を滅ぼそうとしたゾーフィを、いずれ人類が逆に救うかもしれないと私は考えています。
『ウルトラマングレート』や『二重螺旋の悪魔』で、「唯一の神になれば友達がいなくなる」といった苦しみやその対策が描かれており、特に『二重螺旋の悪魔』は「ゲーム」の物語でもありました。
『悪役令嬢に探偵は向いてない』も、ゲームの要素が「神と人」などの要素に何かをもたらすかもしれません。
『デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い』なども、神のように圧倒的な悪魔が人間と対等になるという展開に繋がりますし、近年の物語として考えさせるところはあります。
「平均」の曖昧さは、「自由」と「平等」に通じるか
『私、能力は平均値でって言ったよね?』のガンガン漫画版を読むと、「平均」の定義が曖昧なために主人公が得をしてかえって困るような描写があります。
9つの身分の5つ目として貴族になり、竜と人の中間として並外れた力を手に入れ、平均的な顔なので周りに好まれるなどです。
これを見ますと、私なりの判断では、「平等」の定義の曖昧さにも通じるかもしれません。
私は、しばしば「自由と平等は両立するのか」という疑問を抱いたことがあり、「しない」、「難しい」という主張も見ることがあります。
『予測不能の時代』、『自由の壁』などです。
しかし私は、そもそも自由と平等の定義が曖昧だからこそ、両立するかしないかの議論がこじれてしまうのではないか、と推測しました。
私なりに「自由」と「平等」を両立させる定義は、「人間やものに優劣はあるが、その定義が複数ある」ということです。
太宰治の『斜陽』、マルクスの労働価値説への批判、『ドラゴンボール』のピッコロとベジータの主張の変化、インフレと好景気の関係などからそうまとめたのですが、いずれ書きます。
ちなみに、『金装のヴェルメイユ』では、主人公が「がけっぷち」と表現されながら、とてもそう思えないところから、「ところ」などの強弱も踏まえて、「平等」の定義も整理しようと考えています。
カラータイマーについて
https://www.webtech.co.jp/blog/k1/10170/
2023年2月20日閲覧
田中圭一さんがウルトラシリーズについて「同じパターンばかり」という趣旨の感想をネット書いて、その調べが足りなかったとあとで謝罪したというのをネットで見たのですが、その感想の1つに、「何故ウルトラマンは時間制限が迫っていることをわざわざカラータイマーの光と音で敵に知らせるのか」という疑問がありました。
実は、この問題は『空想科学読本4』で、長文でその疑問を扱ったあとに「よく考えれば、それが時間制限を示すと敵に分かるとは限らない」と方針を変えています。
そのあとの漫画『ULTRAMAN』では、ウルトラマンを模したパワードスーツが、「危険信号に見せかけて技を撃つ合図」という、『空想科学読本4』を意識したような設定になっています。
また、私なりに調べたところ、『空想科学読本4』で扱われた『ウルトラマンタロウ』のドロボンに加えて、『ウルトラセブン』のガッツ星人、『帰ってきたウルトラマン』のナックル星人、『ザ☆ウルトラマン』のバルタン星人、『ウルトラマングレート』のゴーデス、2004年の実写映画『ULTRAMAN』のザ・ワン、『ウルトラマンメビウス』劇場版の宇宙人連合、『ウルトラマンギンガ』の友也、『ウルトラマンジード』のストルム星人、ウルトラマン自身の敵ぐらいしか、カラータイマーによる時間制限を知っているか知らないか明確な敵は見当たりませんでした。今後は過去作を振り返る要素が多いでしょうから、知っている敵も増えるかもしれませんが。
50年以上続くウルトラシリーズで、10種類前後というのは多いのか少ないのか微妙なところです。
このように、視聴者ではなく登場人物の視点で振り返ると、新しい発見もあるかもしれません。
『空想科学読本』シリーズから、このような視点も得られるかもしれません。
まとめ
今回は短めの記事でしたが、内容の紹介にはなったかもしれません。
参考にした物語
特撮テレビドラマ
野長瀬三摩地ほか(監督),上原正三ほか(脚本),1967 -1968(放映期間),『ウルトラセブン』,TBS系列(放映局)
本多猪四郎ほか(監督),上原正三ほか(脚本),1971,『帰ってきたウルトラマン』,TBS系列
山際永三(監督),田口成光(脚本),1974,『ウルトラマンタロウ』,TBS系列(放映局)
小中和哉ほか(監督),長谷川圭一ほか(脚本),2004 -2005,『ウルトラマンネクサス』,TBS系列(放映局)
アベユーイチほか(監督),長谷川圭一ほか(脚本),2013 (放映期間),『ウルトラマンギンガ』,テレビ東京系列(放映局)
坂本浩一ほか(監督),安達寛高ほか(脚本) ,2017年7月8日-12月23日(放映期間),『ウルトラマンジード』,テレビ東京系列(放映局)
特撮映画
アベユーイチ(監督),谷崎あきら(脚本),2013(公開日),『ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル』,松竹(配給)
小中和哉(監督),長谷川圭一(脚本),2004,『ULTRAMAN』,松竹(配給)
樋口真嗣(監督),庵野秀明(脚本),2022,『シン・ウルトラマン』,東宝
漫画
清水栄一×下口智裕,2012-(発行期間,未完),『ULTRAMAN』,ヒーローズ(出版社)
岸本斉史,1999-2015,『NARUTO』,集英社(出版社)
日部星花,一宮シア,『オタク王子とベストセラー作家令嬢の災難』,(BOOKWALKERなどに連載)
鳥山明,1985-1995(発行期間),『ドラゴンボール』,集英社(出版社)
鳥山明(原作),とよたろう(作画),2016-(発行期間,未完),『ドラゴンボール超』,集英社(出版社)
井上純一/著,飯田泰之/監修,2018,『キミのお金はどこに消えるのか』,KADOKAWA
井上純一/著,アル・シャード/企画協力,2019,『キミのお金はどこに消えるのか 令和サバイバル編』,KADOKAWA
井上純一(著),アル・シャード(監修),2021,『がんばってるのになぜ僕らは豊かになれないのか』,KADOKAWA
たかし,2021-(未完),『虹色ゲームメーカー』,スクウェア・エニックス
原作/FUNA,亜方逸樹,作画/iimAn(Friendly Land),ネーム構成/桜井竜也,2021-(未完),『私、能力は平均値でって言ったよね?』,スクウェア・エニックス
原作/天那光汰,作画/梅津葉子,2022-(未完),『金装のヴェルメイユ〜崖っぷち魔術師は厄災と魔法世界を突き進む』,スクウェア・エニックス
平方昌弘,2020-(未完),『デビィ・ザ・コルシファは負けず嫌い』,集英社
蒼井ひなた,三弥カズトモ,SOW,2021-(未完),『剣と魔法の税金対策』,小学館
久部緑郎(作),河合単(画),2002-2009(発行期間),『ラーメン発見伝』,小学館(出版社)
久部緑郎(作),河合単(画),2010-2014(発行期間),『らーめん才遊記』,小学館(出版社)
久部緑郎(原作),河合単(作画),2020-(未完),『らーめん再遊記』,小学館
雁屋哲(作),花咲アキラ(画),1985-(発行期間,未完),『美味しんぼ』,小学館(出版社)
末田雄一郎(原作),本庄敬(漫画),2018-(未完),『新・蒼太の包丁』,ぶんか社
鍋島雅治/九和かずと(原作),はしもとみつお(作画),2000-2013(発表期間),『築地魚河岸三代目』,小学館(出版社)
特撮オリジナルビデオ
會川昇ほか(原案),鈴木清(プロデューサー),テリー・ラーセン(脚本),アンドリュー・プラウズ(監督),1990,『ウルトラマンG(グレート)』,バンダイビジュアル
小説
SOW/三弥カズトモ,2021-2023,『剣と魔法の税金対策』,ガガガ文庫
梅原克文,1998,『二重螺旋の悪魔(上)』,角川ホラー文庫
梅原克文,1998,『二重螺旋の悪魔(下)』,角川ホラー文庫
梅原克文,1993,『二重螺旋の悪魔 上』,朝日ソノラマ
梅原克文,1993,『二重螺旋の悪魔 下』,朝日ソノラマ
太宰治,2003,『斜陽』,新潮社
日下部聖,『オタク王子と作家令嬢の災難』魔法のiらんど(掲載サイト)
https://maho.jp/works/15591074771453312177
2023年2月19日閲覧
日部星花,2022-(未完),『悪役令嬢に探偵は向いてない』,プリ小説
https://novel.prcm.jp/novel/hUGR86LAer4DnOGOCjpM
2023年2月19日閲覧
テレビアニメ
伊達勇登(監督),大和屋暁ほか(脚本),岸本斉史(原作),2002-2007(放映期間),『NARUTO』,テレビ東京系列(放映局)
伊達勇登ほか(監督),吉田伸ほか(脚本),岸本斉史(原作),2007-2017(放映期間),『NARUTO疾風伝』,テレビ東京系列(放映局)
内山正幸ほか(作画監督),上田芳裕ほか(演出),井上敏樹ほか(脚本),西尾大介ほか(シリーズディレクター),1986-1989,『ドラゴンボール』,フジテレビ系列
清水賢治(フジテレビプロデューサー),松井亜弥ほか(脚本),西尾大介(シリーズディレクター),小山高生(シリーズ構成),鳥山明(原作),1989-1996,『ドラゴンボールZ』,フジテレビ系列(放映局)
大野勉ほか(作画監督),冨岡淳広ほか(脚本),畑野森生ほか(シリーズディレクター),鳥山明(原作),2015-2018,『ドラゴンボール超』,フジテレビ系列(放映局)
阿部桂一(作),石田昌久(演出),円谷のぼる(プロデューサー),1979-1980,『ザ☆ウルトラマン』,TBS系列
参考文献
池上彰,佐藤優,2015,『希望の資本論 私たちは資本主義の限界にどう向き合うか』,朝日新聞出版
池上彰,2009,『高校生から分かる「資本論」』,ホーム社
池上彰,2014,『おとなの教養』,NHK出版
柳田理科雄,2002,『空想科学読本4』,メディアファクトリー
矢野和男,2021,『予測不能の時代』,草思社
鈴木貞美,2009,『自由の壁』,集英社新書
清水雅博,2021,『倫理,政治・経済一問一答【完全版】3rd edition』,株式会社ナガセ
松尾匡,2019,『「反緊縮!」宣言』,亜紀書房
中野剛志,2019,『目からウロコが落ちる奇跡の経済教室 基礎知識編』,ベストセラーズ
飯田泰之,2014,『思考をみがく経済学』,NHK出版
https://zaigen-lab.info/2022/07/08/delinquent_explanation_manga/
『ヤンキー経世済民漫画』紹介記事
2023年2月19日閲覧