大人になっても面白いゲームとは(メダロットSをアンインストールした話)

あらすじ(ネットともテレビとも接続を切った真っ暗なベッドの中でしか自分の考えが生まれない。情報社会の入力過多。言い訳かな。誰にも読ませないnoteなのに、ついサムネ写真にこだわって、自分で気楽に書けなくなってしまっていた。気軽に書いていこう。タイムラインに溺れて自我が無くなる前に。)というわけで、自分に合うゲームとは何か考える。

メダロットSを消した

さて、少し前『メダロットS』が配信された。ハマって、ストーリー完走して、飽きて、アンインストールした。何万か課金して、初回のランキングイベント順位は1万2千位。一般プレイヤーの中ではやり込んだほうだと思う。

メダロットSは、集めたパーツからロボットを組み立て戦わせる、15年くらい?前に少し流行ったゲームのソシャゲ版だ。

今時のソシャゲにしては珍しく、運営が誠実で、キャラクターのレア度に関わらずレベルを上げれば対等に戦えて、ソシャゲらしからぬきちんと過去を踏襲したゲーム性があって、良いゲームだった。私を含め多くのプレイヤーたちが今回のランキングイベントで疲弊してアンインストールしたわけだが、それも開発陣がソシャゲを作り慣れていないために起きただけで、多分ここから改善されて、疲れない楽しいイベントが開催されそうだ。3DS版のメダロットなどのモデリングデータを流用しているようなので、どんどんキャラも増えて盛り返すだろう。

それは分かっていたしメダロットは好きだし信じているけど、アンインストールした。なんでだろう。

子供時代の思い出補正を超えられなかったからか。大人になったら、子供時代の思い出に敵うゲーム体験はできないのか。そんなのは嫌だしそんなはずはない。隻狼とかラストオブアスとかapexとかめちゃ面白いし。

1人でやって楽しいゲームは飽きる。

ゲームの楽しさには2種類ある。体験を共有する楽しさと、人間の本能に訴えかける快楽だ。

後者はつまりパチンコの射幸心煽りとか、レベル上げの達成感とか、敵を倒す爽快感とか。ひとりで楽しむ要素だ。快楽。

暇つぶし系のゲームや、中毒性のあるソシャゲはこれが強い。忙しい日常の中で、スマホで簡単に、快楽を得られるからみんなやる。その究極が、ガチャとランキングだというのはこれまで何度も議論されているはずだ。だからソシャゲが苦手で毎回アンインストールしてしまう。虚しくて。

虚しくてというか、飽きてやめる。だってひとりで暇つぶしをして終わる人生なんていやだし。

ソシャゲにもランキングやギルドや掲示板という交流の場はある。そこに上手く乗れれば、きっと「みんなでやるゲーム」化して楽しくなるんだと思う。SNSで交流したり、リアルの友達と一緒にプレイしたら。ランキングは、敵を倒す快楽を金と時間で買ってる場だから置いておきたいが。

メダロットSは、そういう点で「ひとりゲーム」から脱せていなかったのでやめた。フレンドシステムも機能していなかったし、ギルドもないし、リアルフレンドの招待機能やメッセージもないし、二次創作で盛り上がる層も薄いから、横のつながりができにくい設計だった。

萌えに走らなかったのはほんとに好感持てるけどね。

みんなで楽しいゲームは、体験を共有できるゲーム

みんなでやって楽しいゲームには、体験を共有する楽しさがある。物語を話し合ったり、協力プレイをしたり、対戦したり、プレイスタイルを比べ合ったりすることだ。これの究極がユーチューバーのゲーム実況だ。体験を共有している。

ゲームみたいに劇的な話のネタになるドラマは日常でそう発生しないし。

いやゲームの物語はひとりで楽しいじゃないかとも思う。自分だって小説を読んで毎回ひとに感想を話したりしないし。でも屁理屈みたいになるが、それは登場人物と、物語を共有できているんじゃないかなと思う。主人公の悲しみに共感したり、筆者の思想に共感したりするのも立派なコミュニケーションだ。

感情移入かシェアでゲームは楽しくなる。その方法

物語が強いゲームは、感情移入できれば子供の頃と同じくらい楽しくプレイできる。子供の頃は子供主人公のゲーム、今ならおじさん主人公のゲームにハマっているのはそれが理由だなきっと。

物語が薄めだったり、感情移入しづらい主人公のゲームは、積極的に体験をシェアすると楽しくなる。その方法は以下の通りだ

・語り合ったり協力プレイする友達を作る。

学生の頃はこれに困らなかったからどのゲームも楽しかった。でも大人は忙しいから、そう何本もゲームをやっていられない。ゲームがカブらない。

ポケモンをやっている友達がいなくなって、私もポケモンをやめた。スマブラもそう。メダロットSもそう。仕方ないね。でも、それは悲しい。みんなでもう一回モンハンやろうよ!

大人は忙しいし、新型ゲーム機買う無駄金もないし、仕方ないか。そんな大人にでもできるのがソシャゲだから流行っているのか。

そこで提案したいのが、これだ。

・月に一回友達を集めてゲーム大会を開く。

スマブラとかそういう、コツコツレベル上げや素材集めをしないで良いゲームは本当に良い。今apexが流行ってるのもそういう面があるだろう。昔ロクヨンであったポケモンスタジアムとかゴールデンアイとかマリオカートとかも、そういういきなりみんなで遊べる本格ゲームで良かった。

そういう、いきなり遊べるゲーム特集記事はそのうち書こう。いやいい歳してても月に一回くらいいいだろ!集まろうぜ!仕事終わりとかにさ!

・SNSでプレイヤー仲間を見つけて交流する。

これがいちばん無難。でもSNSで友達作るの苦手なんだよな。

・二次創作や日記などで面白いコンテンツとして発信する。

自分で盛り上げるひと。すごい。絵師とかユーチューバーとか。

でも、プレイ日記って誰でも簡単にできるわりにけっこう面白くなるから良いのかもしれない。特に主人公になりきって書いたら面白くなるはず。無個性な主人公にも日記を通してキャラクターがつくから一石二鳥。

この「キャラクターをつける」って、二次創作でブームになるときの基本だけど色々応用できそうですね。

結論:月1ゲーム会とプレイ日記で子供の頃のワクワクゲームライフが蘇る

眠くなったので寝ますが、こういうことですね。

ゲームというものが好きだから、やります。おやすみなさい。


(2020.11.7追記)
高校の友達を集めてポケモンカードを月2くらいでやってます。全員初心者だけど最高に楽しい。こういうことなんだと思う。

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