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息子を試合で活躍させたいなら”ドリブル練習”はさせたらあかんで

今日は育成年代のみんなが大好き「ドリブル」について書くことにする

「ジュニア年代はドリブルが大事って聞くぞ?」
「個の育成のためにはドリブルを磨くべきってインスタで見ましたけど」
「相手を突破するためにはドリブルの練習が必要でしょ!」

↑SNSの普及とかでこのような価値観を持った保護者やサッカーコーチが増えてきた

それがきっかけでドリブル塾なるものや、ドリブルのノウハウを発信するサッカー系のインフルエンサーも大量発生している

で、彼らを参考にしている保護者やサッカーコーチを見てたべおが感じていること↓

「そんなことしても試合では活躍できへんからやめとき」

ドリブルという技術にそんな力はない、断言する

でも「あること」を意識してドリブルを練習すれば、濃密で芳醇な最高のフットボールプレイヤーになれることも間違いない

そんなたくさんの人間を狂わしてきた「ドリブル」について解説しよう

ちなみに見てほしい人はこんな人↓

・少年団に所属するサッカー少年を持つ保護者
・フィジカルや体格が恵まれていない少年を抱える保護者やチームのコーチ
・スタメンを中々獲得できない息子の保護者

そもそもスタメンレベルやスピードもパワーもある選手を抱える人は見るべきでない

今回の記事はそんな人たちには刺さらない内容だから

じゃあ本題に入る

なぜ”ドリブル練習”をしてはいけないか?

その理由は「ドリブルなんてただの”手段”」だから

俺が相談に乗ってきた保護者やサッカーコーチの話を聞くとほとんどの人がドリブルを練習した効果が出ず苦しんでいた

でも話を聞いてると「そりゃ効果は出ないよなぁ」と強く実感することばかり

なぜかってみんな、目的もなくドリブル練習してるんだもん

というか、

「ドリブル練習を目的」にしてるから上手くいかない(ちょっとトンチっぽいけど本気で言っている)

「個の育成のために」って言うけど、みんな「個」の意味や定義を理解していない。ふわふわドリブルを練習して、ふわふわ試合に挑んでしまう

その結果、必死に時間を費やして練習したドリブルの技術が試合に出ないまま終わる。

それで済むのならいいが、子供の中には「僕ってあんなに練習してるのにサッカーの才能ないのかなぁ…シュン」となって、モチベーションを失い、サッカーを辞める者も出てくる

そうやってサッカーから離れた選手をこの目で実際に何人も見てきた

せっかく練習に時間をたくさん使ってるのに効果が出なかったら息子さんやあなたの時間も勿体無いでしょ?

でも安心してや

ドリブルは「ある目的」のために練習すれば、とんでもない効果を発揮する

ドリブル練習は「何を目的にして」練習すればいいのか?

ズバリ「駆け引きを鍛えるため」

駆け引きとは「相手のパワーやスピードを操ること」と俺は定義していて、

デカくて速い選手だろうが、騙して逆をつくことができればどんな選手でも試合で活躍できるところがサッカーの魅力だと思っている

そんな相手を騙して、パワーやスピードを操る駆け引きを磨くために「ドリブル練習」を選手に指導しているのよ


駆け引きの習得はどんな選手をも輝かせる

チビで、公式戦ではずっとベンチ。身長もチームで下から2番目。俺はそんな小学5年生を半年間オンラインで指導したことがある

彼もまた「ドリブル練習」に苦しめられた選手だった

そこで彼に「駆け引き」を意識したドリブル練習をさせてみると、わずか短期間でとてつもない結果を叩き出した

・1ヶ月でスタメン獲得
・2週間で6ゴールを達成
・全てのポジションを任される選手に成長
・招待大会で優勝したチームの立役者
・わずか4ヶ月で地区トレセンに一発合格

5分で2ゴールは正直やばい
この大会わずか1敗の戦績で優勝。その優勝メンバーに名を連ねる

これは紛れもない”実話”である

彼のように地区トレセンに余裕で合格する選手もたくさん指導に関わったし、中には県トレに合格したものもいる

県トレ合格の報告を受けるたべお

それほど「何を目的にドリブル練習するか?」が大事ってことやねん

最後に、たべおが最も大事にしている「駆け引き」について解説したnoteを貼っておくわ↓

これを見てドリブル練習をすればあなたの息子さんは試合で活躍する確率は上げられる

あとはやるか、やらないか

あなたの息子さんやチームの選手の健闘を祈っております

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