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宮崎・ニシタチのスナックがもたらす“底なし沼”の魅力
宮崎を知り尽くした地元民でさえ「ニシタチにはまだまだ底がある」と言うほど、この街のナイトスポットは奥深い
〜宮崎市3年目にしてその魅力を改めて考えてみる。。
派手な観光地が放つキラキラ感とは違い、そこにあるのはディープでコアな“人情”と“昭和の香り”。
一歩足を踏み入れたら最後、
まるで底なし沼にハマってしまったように何度でも通いたくなるのがニシタチのスナックだ。
今回は、そんな危険なほど魅力的なスポットにのめり込んでしまう5つの理由を紹介しよう。
看板も性格もド派手な個性派が大集結!
一見、こぢんまりした外観に見えても、一歩中に入れば「うちが一番!」とばかりの自己主張が炸裂。
昭和感あふれるネオンサインや謎めいた店名のスナックが所狭しと並び、通りを歩くだけでワクワクが止まらない。
扉を開けた瞬間、“お母さん”を彷彿とさせるママが笑顔で迎えてくれるが、その先には未知との遭遇が待ち受けている。ニシタチの魔力は、この“開けてビックリ”のドキドキ感から始まるのだ。
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会話力&笑いがカオスに爆発、全員仲間化!
ニシタチのフレンドリーさは、まさに笑いとおしゃべりの“ブラックホール”。
隣の席に座っただけで、こっちも引き込まれ、気づけば自分も大爆笑の渦中にいる。
初対面であろうと「あんたも歌わんと帰れんよ!」
ここでは誰もがあっという間に“ニシタチ住人”となる。
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焼酎フリークにはたまらない“ご当地銘柄”の宝庫
焼酎大国・宮崎だけあって、メジャーどころから“通”が唸るレア銘柄まで幅広く用意しているのがニシタチ流。
しかも、ママや常連客は焼酎のウンチクにやたら詳しいので、ついつい飲み比べが止まらなくなる。
ちょっとレアなボトルを見つけたら即キープが鉄則! ここでしか味わえない一杯に出会ったら、あなたも立派な“焼酎沼”行きが決定だ。
カラオケが破壊する見えない壁、そして全員スター化
ニシタチのスナックで繰り広げられるカラオケ大会は、もはや儀式のようなもの。誰かがマイクを握れば、即座に手拍子とコーラスが入り、気づけば見ず知らずの人たちがステージを盛り上げてくれる。上手か下手かなんて関係ない。「とりあえず歌って楽しもう!」が合言葉だ。心地よい酔いと熱気に包まれれば、いつの間にかあなたもアイドルのごとく脚光を浴びているはず。
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何も知らない”のが一番スリル満点
ニシタチのスナックは軒数も多く、店ごとにカラーがまるで違う。
下調べなんてせず、勘に任せて適当な店に飛び込むのがおすすめだ。恐る恐る扉を開けた先に思わぬ“当たり店”が待っていることもあれば、ディープすぎる体験が転がっているかもしれない。
そう、“知らないこと”こそが最大の楽しみであり、スリル。それがニシタチを語るうえでの最重要キーワードだ。
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まとめ
「ちょっとだけ覗いてみよう」が気づけば「朝までコース」になるのがニシタチの恐ろしいところ。
とはいえ、一度ハマれば二度と抜け出せなくなるこの底なし沼のような街こそ、宮崎の本当の魅力を体現していると言っても過言ではない。さあ、あなたもほんの少しの勇気を携えて、ニシタチ・スナックの扉を開けてみよう。
そこには、笑顔と焼酎、そして果てしない夜の冒険が待ち受けているのだから。