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洋服の選び方がわからない。

先日 こんなお話を聞きました。
『自分にどんな洋服を選べば良いかがいつもわからない』

というもの。 
きっと漠然とそのように感じてる方は多いかと思います。 この女性は トップスでステキと感じたモノに出会えた時にそれに合うボトムもセットアップして買っていると。

買った時は良いが 時間と共に 

①いつも同じ組み合わせ 
②服は増えるばかり
③サイズアウトや劣化などどちらかのアイテムを手放した時に 他の服とのコーディネートがわからない……

と悩んでいる様子でした。
きっと 同じような悩みお持ちの方多いのでは⁉️それを手っ取り早く解決させるために シーズンごとに トレンドのものを取り入れているパターンに陥りがち……
毎シーズン 洋服の悩みは続くのです。

私はファッション画を描けるようになりたいと密かに思っていまして。 なんといっても絵心がない 😅
しかし 描けるようになりたい という思いが強く ついついこのような本を手に入れました。

コレが 私には驚きで‼️
というのも ファッション画だから当然ではあるのだけど 衣服の構造などの説明もあるんです。
それもとてもわかりやすく。
洋裁などの本ではないのに ダーツなどの説明もパターンの説明も そして 布地を取るときの柄とパーツの関係性も ほんと洋裁などの専門書かと思うほどに 😅

絵を描くだけでも 

洋服がどのように体に沿うのか


から考える視点 それは服だけではなく
体の形や関節の動きなどもイメージして描くということを知りました。

なぜ コレを最初のお悩みとセットで話したかというと 洋服選びの際に 

自分の体の形や動きを見落としている

そんな方が多いのではないかと感じたからです。

このページひとつ見ただけでも
体に筒状に布を巻いた時に 体の凹凸により空間ができます。
その空間部が デザインとして変化を出していく部分ですね。
どこにゆとりをだし どこにポイントを持っていくか 体に沿うと考えると いちばん飛び出ているポイントから布は重力によって下へと落ちていきます。

そのように洋服の形ではなく 自身の体のどこに沿って布がラインを出しているか‼️ 
これをバランスよく組み合わせる。

トップスは ウエストなどのダーツ処理で 立体的に作られたデザインもあれば 胸ラインの位置あたりから切り替え 下腹部にかけ膨らみをつくるデザインなどもあり
パンツやスカートのボトムスなどは 
お尻の丸みを潰さないサイズ
そしてお尻のいちばんふくらみの高い位置から どのように布がおちるか この辺りを意識するだけでも 服選びが変わってくると思います。

この縫製がどうしても体に沿わないなどの場合は 程度にもよりますが 
シャツなどでしたら ボタンなどを開けることで 縦ライン ブイゾーンを使うことで胸周りに少しゆとりがでたり 洋服自体の印象も変えることで 同じ服でもいろんな表情をみせてくれます。

あとは 特にスカートなどで大切なのは 丈と足の関係。
足がキレイに見える丈ってあるのですよね。
それは靴との👠相性もあるとは思いますが 自分の足がキレイに見える丈、ラインはどれかな?と形を知っておくのも おしゃれ迷子からの脱出につながります。
ファッションデザイナーの島田順子さんは 膝丈のタイトスカートとヒール高めのパンプスが定番の印象ですよね。
このように 自分をキレイに見せてくれる形を知っておくことが近道だとおもいます。

人の体は千差万別 同じものは一つもありません。 そして 身長という縦軸と 体の横軸と厚みなどの範囲内で アイテム,デザイン そしてカラーなど どのようにバランスをとっていけは美しいか? これこそがおしゃれの醍醐味であり個性にもなるのです。
以前の記事 『3から始める』こちらも参考にしてみてください。 

まずはお家のクローゼットの中の服と仲良くなるところから始めてみましょう。

YUKIKO

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