粉物のススメ。
しんどい時は、だいたい粉を練っている。
あと酔っ払った時も。
手詰まりになると粉を練る。
※手詰まりって何が?とか聞かないでね。
40数年生きてたら、手詰まりぐらい普通になるさw
粉ものはいい。
いいよ〜。ストレス解消におすすめ。
混ぜて練るだけですし。
ねりねりの、ねるねるねるね。
(意味不明)
サラサラふかふかの粉に手を入れ、水や卵をいれまぜて練っていると無心になるのはもちろんなのですが、そのあと美味しいものに錬成される。最高じゃないか〜、です。
そんな私の粉物事典はこちら。
10年以上前に買って参考にしまくっているので、製本が崩れてページが外れてきてるんだけど、いまだに愛読書です。買った時点ですでに餃子は皮から作ってましたが、配合の割合や粉物のバリエーションを増やしたかったんですよね。メニューとしては小麦粉+水、小麦粉+熱湯、小麦粉+イーストで分かれてます。
これ、ページ角に餃子を包むパラパラ画像がついてるのが楽しい。あとね、品目ごとにウー・ウェンさんが着てるチャイナシャツも全部違ってて、それも楽しいです。無職の時は、載ってるもの一品ずつ作ってましたねー(超絶暇か。はい、暇だったよ)ちなみに今、使用する粉を半量にした新装版が出てます。
餃子の皮も、こっちでは薄力粉が入ったり、一部載ってないメニューもあるんですけど、一人暮らしで餃子40個は多いな…と思ってたので、単身者には嬉しい新装版です。
手打ちパスタも始める
粉ものは世界どこにでもあるんでね。
中国が終わったら、今度はイタリア。
パスタもここ最近もっぱら手打ちです。
手打ちはね……美味しいよ?(今更)
2年ほど前から、個人でやってらっしゃるイタリアンの料理教室に通っておりまして。そこで習ったのがきっかけ。
最初ボロネーゼのレッスンに行った時に、てっきり乾麺で作るのかと思ってたら「では、パスタ打っていきますね〜」と笑顔で軽やかに粉と卵を出され。「そ、そこから!?」と度肝を抜かれました。
さらに出来上がった手打ちパスタの美味さにも衝撃をうけ、数ヶ月後にはパスタマシンをゲット。
ゲットというか、友達に誕プレでリクエストしました。
パスタ作ってご馳走するのを条件に。
この世は等価交換でできているね…。
料理教室で習うメニューは、ほとんど近所のスーパーで手に入る材料で作るんですけど、手打ちパスタだけは「マシンがないと無理」でした。
まあ、蕎麦みたいに手切りでもできるらしいんですけど、そうなると作業ハードルが上がって、作らなくなるのが目に見えている。そりゃーもうくっきりはっきりとね!
んで、修行&プレゼントしてもらった友人たちのためにも、せっせと打ちまくっています。といっても、粉と卵を練るだけだからね。そないに大変じゃございません。
マシンあるとパスタ、ラザニアはもちろん、ワンタンもできます。ラーメン、きしめんも大丈夫だと思う。やってないけど。
マシンがあると、生地を薄〜〜〜くして、パリパリに焼き上げたラザニアも食べられるんですよ。めっちゃ美味しい。市販の乾ラザニアって結構厚いですもんね。それもそれでいんですが、パリパリラザーニャは本当美味しい。
パンも焼いてます
パンもね、時々やきます。
こちらは粉だけでなくイーストとの兼ね合いもあるので、頻度はパスタや餃子よりも少ないですけどね。
最初、簡易的に焼けるものを気まぐれに作ってたんですが、こちらも教室に通いはじめました。どうせ焼くなら、独学じゃ思いつかないものを習いに行ったほうが楽しいかなと。
教室では、ハード系、食パンやイングリッシュマフィンなど、見た目も味も「これが家で焼けるならこりゃいいな」という内容を習っております。行って大正解。
あと、この教室で自家製酵母の美味しさも知りました。
教室で作るパンが全部イースト使わないんですね。
正直、教室に行くまでは「えー、自家製酵母?そういうこだわりあるのめんどいなあ」なんて思ってて。そもそもイーストと何がそんなに違うんじゃい!と。
結論から言うと、全然味が違いました。
知りもしないのに、やいやい言うてすみませんでした。
自家製酵母は、主にお米を使った酒種や、レーズン酵母などを使いますが、出来上がったパンにはそれぞれの味がちゃんとします。
イチゴ酵母を使えばイチゴの風味がするし、トマトや梅の実とか、起こそうと思えばいろんな酵母があって、当たり前ですがそれぞれの味が反映されるんですね。で、自家製酵母の後にイースト使った生地で焼いたものを食べると「あー、これはイースト菌の味だ」とわかります。
あ、でもイースト菌は別に悪じゃないですよ。膨らませる機能に特化してるだけなので、発酵時間が早いし、生地作りが効率よくなります。
スピーディーにささっと焼きたい時には、そっちのが便利ですからね。
自家製酵母は発酵力が一定じゃなかったりするので、多数量を焼かないといけないお店などでは、イーストを混ぜて発酵を安定させることもあるそうです。仕上がりに差はでるから、味のゴール設定次第って話ですね。
あと、ピザ生地とか、パン生地そのものよりも具材を主に食べるものなんかは、イースト菌で焼いたものでも全然いいと思います。
それでも、酒種を一から起こすとなると5日間ぐらいかかってしまうので、なかなかパン作りに腰が上がらなかったんですね。
が最近この本を購入して、パン&ピザ頻度が上がりました。
叩きつけたり、練ったりしない、高加水生地。
つまり、粉に対して水をたくさん加えた生地で、材料をあわせゴムベラでぐるぐるとまとめ、発酵させて作ります。一次発酵も冷蔵庫で一晩寝かすだけ(間に一度、パンチと呼ばれるこね作業が入りますが)なので、その後に成形、二次発酵して、焼いたら、はいできあがり〜。
作れるのはピザやハード系のリュスティックなど。ほかに上新粉をいれたホットク生地のアレンジなども書いてあるので、色々楽しめます。
しかし、粉物作業もいんですが、習い事に行くってのもいいですね。こちらもおすすめです。
年々注意されたり怒られることも減り、人の言うことも聞かなくなる老いの頭に「先生の言うことを素直に聞いて、真似をする」という新鮮な風がふきますw
てことで、また!
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