中学社会歴史分野の教科書を全て暗記すると共通テスト日本史Bで何点取れるのか⑦大問6
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独立行政法人大学入試センター
令和3年度共通テスト(1月16日・17日) 日本史B
中学社会の教科書は
東京書籍『新しい社会 歴史』(令和3年2月10日発行)
より引用しております。
今回は大問6です。
Xについては、
教科書には小作料の記載はあるものの、
現金か農産物などの現物かどうかまでは記載がないため正誤判定不可。
Yについては、教科書の記載と合致するため
正しいと判断できます。(教科書195ページ)
正答は③、選択肢を2つまで絞れたので配点3×1/2で得点1.5点です。
下線部bとは「日本農民組合の結成」です。
選択肢①について、全国水平社は1922年に設立されたと
教科書に記述があるので正しいと判断できます。(教科書218ページ)
選択肢②、日本社会党の設立は具体的な西暦の記述はありませんが、
戦後の民主化の中で行われたと記載があるため
誤りだと判断できます。(教科書255ページ)
選択肢③、明六社は教科書に記載なしのため正誤判定不可。
選択肢④、翼賛政治会は教科書に記載なしのため正誤判定不可。
正答は①、得点3です。
教科書には寄生地主制の直接の説明はありませんが、
農村でも、小作料の減額などを求める小作争議がしきりに起こり、1922年に全国組織として日本農民組合が結成されました。(教科書218ページ)
とあるので、空欄アには選択肢Yの動揺が、
理由は選択肢bの「小作料の引き下げを求める動きが広まった。」が
適当だと判断できます。
正答は④、得点4です。
下線部cとは「米の供出制度の開始」です。
Xは教科書の記述と合致するため
正しいと判断できます。(教科書231ページ)
Yは、教科書には国家総動員法についての記載はありますが、
価格等統制令の記載はないため正誤判定不可。
正答は①、選択肢を2つまで絞れたので配点3×1/2で得点1.5点です。
こちらは国語の問題です。
スライド2を上から順に読めば解けます。
正答は②、得点3です。
こちらも国語の問題です。
選択肢①は、スライド3の3-1の記述と合致するため
正しいと判断できます。
選択肢②は、スライド3の3-2の記述と合致するため
正しいと判断できます。
選択肢③は、帯グラフに注目すれば正しいと判断できます。
選択肢④は、折れ線グラフに注目すれば誤りだと判断できます。
正答は④、得点3です。
選択肢a、bについては、教科書には減反政策の記載がないため
正誤判定不可。
選択肢c、dについては、教科書には農業基本法の記載がないため
正誤判定不可。
正答は①ですが、選択肢をひとつも絞れなかったので得点0です。
【得点合計】
問1 1.5点
問2 3点
問3 4点
問4 1.5点
問5 3点
問6 3点
問7 0点
合計 16点(22点満点中)