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経営幻想曲 解説その1)


どんな競争が無益な競争か





⑴ 企業の奥の手?


競争率の高いところで競争力のない者は生きられない…
企業の奥の手は、値下げでお客を誘いこもうとする。
それを価格競争力と銘打って、安さを売りにするか。

⑵ 経済学用語?


価格を下げ、賃金を変動費に移し替え、さらに業者泣かせのネゴ。
価格を犠牲にするそれが、価格競争力? それは競争の誤用である。
いつそんな経済学用語を定着させのか。適正価格はいずこに。

⑶ 日本人の美学?


価格破壊行為が、なさか「武士は食わねどたか楊枝」?
それが日本人の美学?
ここにきてそんな美学もどき。いまの時代に通用する?

⑷ 負けましょ?


「男はつらいよ」の映画で、フーテンの寅さんの口上もまた
「えーい。腹切ったつもりで負けましょ。もってけドロボー」
ホントにそれでは、寅さん結婚できないわ。企業なら倒産だ。

⑸ 経営者個人の価値観?


経営者個人の価値観ではすまない。従業員の生活がかかっている。
そこからの出口を見つけるには、何が必要なのか。
筆者のばあい、それは経済学というより、生産技術論だと考える。

⑹ 生態系でいう共生


それも狭義の生産技術ではなく、大仕掛けのイデアとアイデア。
少なくとも業界・地方創生レベルの、生態系に学ぶ共生技術論
余計な競争から脱却するイデアとアイデアが、そこにある。

つづく


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