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ゲーム作成日記②~画像生成・表情差分~
作成日記①で紹介した通り、いったんヒロインができたので、表情差分を作ろうとしてみた。せっかくビジュアルノベル形式でゲームを作るなら、コロコロ表情が変わったほうが面白かろう、ということである。
以下のサイトを参考に、ADetailerという拡張機能を導入した。記事によると、これで表情差分を作れるはずである。
前回生成したやつがちょっと困り顔?みたいな感じだったので、happyとかsmileみたいなプロンプトを追加して、笑顔の差分をまず作ってみることとした。その結果が以下。
![](https://assets.st-note.com/img/1731910578-zE9Aq62Y0oCumnZSpGMNxbfJ.png?width=1200)
微妙に笑ってる感じになってるか?と思ったもののかなり微差である。困り眉があかんのか?
いったん、このぐらいの差分でもゲーム作成できるか試してみた。
ストーリーもなにも決まっていないが、いったんヒロインをてす子(test+子)と名付け、てす子がいろいろ質問してきて、その質問の結果によっててす子が成長する・・・みたいなゲームをイメージしてティラノビルダー(https://b.tyrano.jp/)で作成してみた。イメージは以下。
![](https://assets.st-note.com/img/1731910823-xvZsc3IoANV5WjFHSlMnTyuX.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1731911159-jI19W0vylM658wZRYTreLKGB.png?width=1200)
ティラノビルダーは直感的に操作できる&公式サイトに分かりやすい操作方法が書いてあるので、ゲームっぽい体裁には簡単になった。が、全然面白くはならなそうであった。
てす子の表情が微妙にしか変わらないため、「感情表現が苦手な子」みたいな設定にせざるを得なかったのだが、質問に上手に答えても、感情表現の苦手なてす子は反応が薄くなってしまい、エンディングまで楽しく質問に回答させることはできなさそうと思い、いったん没とした。
やっぱり、ビジュアルノベル的にするには、表情の差分が必須っぽいので、そこに再度取り組むこととした。
表情の差を大きくするために、happy、smileだけじゃなく、delight、a big smileとか、関連しそうなプロンプトをやけくそで突っ込んでみたりしたが、やはり差は小さい。
調べていると、どうもADetailerの中に、プロンプトをどれだけ利かすか?とか元の画像からどれくらい変化させるか?とかをいじれるパラメータがあることが分かり、それをいじってみることとした。
結果的には、「Inpaint denoising strength」というパラメータを大きくすることで(0.6くらいに設定)表情が結構大きく変わることになった。
![](https://assets.st-note.com/img/1731912254-QKnHPSoUzW9FG0eOLhxRZ1Ip.png?width=1200)
これでやっとヒロインがいろんな感情表現をできるようになったということで、ゲームの内容をまじめに考え始めるのだが、その辺の内容はまた気が向いたら書く。