ゲーム作成日記1~作成開始&キャラクター画像生成~
先日、ゲームを作成したいと思い立って、いったん簡単なノベルゲームを1つ作成、公開できた。
https://novelgame.jp/games/show/10805
何の知識もアイディアもないところから、ゲーム完成までに思ったことや行ったことなどを書き残しておく。
①ゲーム作成のきっかけ
なんでゲームの作成をしようかと思ったかというと、一言でいうと暇だったからだ。私は今30代なのだが、人生では大体常になんらかゲームにはまっていた(64スマブラ、スプラトゥーン、ネット麻雀、ギャルゲなど・・・)。だが、加齢のせいか?昔ほどゲームにはまれなくなり、何かしたいエネルギーはあるものの何をしていいのかよくわからない、という日々が続いた。そこで、いっそゲームを自分で作成してしまってはどうか?と思ったのである。
②ゲーム種類の選択
どんなゲームを作るか思案し、まずはノベルゲーム(ギャルゲ等の、画面にキャラクターが出てきて、文章を読んでいくことで進めるゲーム)に着手することとした。
理由としては、先述のとおり一時期ギャルゲにはまっており(大学を留年した理由の一つである)、一度作ってみたかったということもあるが、ティラノビルダー(https://b.tyrano.jp/)というスーパー優秀なソフトがあって、プログラミング等できなくてもゲーム作成が開始できそうだったからである。
③キャラクターの生成
ノベルゲームなので、まずはプロット(作品の流れとか)を作るべきとも思ったが、さっそく行きづまった。0から何を作るかを考えるのは結構きつい。ということで、楽しそうなメインキャラクターの生成から行うこととした(自分は絵が描けないので、必然的に画像生成で行うこととなった)。
画像生成AIについては、以下のサイトを参考にstable diffusion(Automatic1111版)を導入した。
どうやら、女性キャラクターを生成するには、「1girl」というプロンプトを入れるといいらしい・・・いったん試してみた。生成された画像が以下。
絵画なのか?なんかバケモンが生まれてしまった。
しばらく、アニメ調にするプロンプトは・・・とかいろいろパラメータをいじってみたりしたが、どうにもうまくいかない。
調べてみると、どうやら「モデル」というものを入れる必要があるらしい。
この「モデル」というのは、(私の理解では)絵を読み込んで学習した結果みたいなやつで、アニメ調の絵を学習したモデルを使用すると、アニメ調の絵を出力できるとのことだった。
上記のサイトを参考に、アニメ調のモデルを導入し、bob cutとか、なんか好みの子になりそうなプロンプトを適当に入れて、作成された絵は以下。
一気にそれっぽくなった。ただ、ゲームの立ち絵で使うには、これだとちょっと使いにくいので、立ち絵っぽくなる以下のようなプロンプトをプラスした。
Looking at Viewer→視線を正面向きにするプロンプト
standing→立ち絵にしたいので、立ち姿勢にするプロンプト
full body→全身が描写されるプロンプト
front view→正面からの構図にするプロンプト
simple background→立ち絵にするときに切り抜きやすいように背景をシンプルにするプロンプト
ついでに、でかいパーカー着ていると可愛くね?と思ってそういうプロンプトも追加した。
出力結果は以下。
出力された子がオッドアイ(左右の目の色が違う)になってしまった。別にこれはこれで可愛いが、それ用の設定(カラコン入れてるとか、何かのハーフとか)がぱっと思いつかなかったため、目の色を指定するプロンプトを入れて、ついでに立ち絵にするための切り抜き状態(背景を透過した状態)にしてくれる拡張機能(ABG Remover)を入れて、立ち絵がいったん完成した。
とのことで、本記事ではゲーム作成を志して、まだ画像生成ソフトしか触っていない状態ではあるが、本記事は終了する。また時間があるときに次の記事を書くかも。