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今届けたい本を!「セレクト30」

「セレクト30」ってナニ?

「セレクト30」とは今、子どもたち、大人にも読んで欲しい本を、30冊手渡していく企画です。毎月のように素晴らしい作品が発刊されていますが、その中でも特に三輪丈太郎がオススメの本を紹介していきます。

最初の「セレクト30」は、、、?

『新月の子どもたち』 斉藤倫 作/ 花松あゆみ 画

ズバリ、この本です。実は随分前に「こんな本が出ますよ!」ってダミー本を出版社から頂いていたのですが、正直なところ、最初は読みづらく中々世界観に入ることができなかったのですが、徐々に吸い込みれていき、その後はもうラストまでノンストップ!

店内のパネル

興奮冷めることなく、そのまま出版元のブロンズ新社の担当の方へ「これは今、届けなければいけない本である。届けるという使命感を勝手に感じている!30冊!注文お願いします!」と、勢いで発注しました。

店内のパネル


そしたら、担当の方も「すぐにパネルを作ります!」と、僕の熱量に同意してくれて、このような素敵なパネルを作成して、設置してくれました!

並べてみるとすごく美しい!

内容に関しては、ここでは書かないことにします。実際に手にした方の余白を、あまり奪いたくないのです。ただ、ひとつだけ言えるのは、この本には絶望や希望や現代社会の問題などが、しっかりと書かれています。そして、文章だけでなくゴム版画の絵もとても大きな役割を果たしています。そして、装丁も美しい!

「押し売りでも買って欲しい!」

是非ともメルヘンハウスにご来店頂き、僕の暑苦しい熱量で手渡したいのです。時には乱暴なぐらい押し売りになるかも知れません。それでも必ず後悔はさせないどころか、読み終わった後のなんとも言えない、胸からフツフツを溢れる想いを保証します。そして、この本の重みを「物」として「想い」として感じることでしょう。

皆さんのお越しを心よりお待ちしています!

メルヘンハウス 二代目 三輪丈太郎


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