メルボルンの引っ越し事情 家の借り方!
お疲れ様です、Kazです。現在、住んでいる家にはもうかれこれ4年ほど住んでいます。大きな一軒家を借りて、友達数名とシェアしているんですが、結婚を機に2人だけで住むことに決めました。オーストラリアにいる学生やワーキングホリデーの人は、短期滞在が多いので家を借りずに、ルームシェア、ハウスシェアをする人が多いと思いますが、かなり割高です。というのも、極端な話をしますが、家を借りている人が、空いている部屋に人を入れて割高の家賃をもらって、借主は無料で暮らすという方法が横行しているからです。もちろん、合理的な値段設定のシェアハウスは存在しますし、僕のように完全に割り勘スタイルでシェアしている場合もあると思いますが、気をつけないと詐欺まがいの値段設定の家もあるようです。僕はワーキングホリデー時代から自分で家を借りていたので、どうやって借りたの?私でも借りれるの?とよく聞かれることがありました。そこで今回はメルボルンでの家を借り方ついて簡単にまとめてみようと思います。メルボルンでの生活を長い目でみている人、家を借りるのを諦める必要はないですよ!!
予算を決めましょう!
オーストラリアでは毎週給料がもらえるので、家賃の表示も週で表示されます。一般的には、選んだ家の家賃が自分の収入の4分の1程度であれば、経済的な問題はないと見なされるようです。例えば週20時間働いてる人(学生の許可されている最大の就労時間は週20時間)の最低賃金は週給約400ドル。フルタイム(一般的な社員)の最低賃金は週給約1000ドルとなので、自分の経済状況に合わせて予算を決めましょう。
オーストラリアの家賃は日本と比べるとお高めですので、オーストラリア人でも基本的には友達と借りたり、パートナーと借りたりするのが一般的です。
家を探そう!
予算が決まったら、下記のWebsiteで予算やエリアなどを選んで家探しを始めましょう。Real Estate.com, Domain.com などが有名で表示される家の量が多いのでお勧めです。
インスペクション(内見)に行こう!
インスペクション(内見)は、直接不動産会社に連絡して個人的に案内してもらう、プライベートインスペクションと、内見の時間が既に決まっているオープンインスペクションがあります。気になる家を見つけたら、その家がどちらのインスペクションスタイルなのかが書いてあるのでチェックしてみましょう。オープンインスペクションの時間に行けない場合はプライベートインスペクションをしてくれる場合もあるので諦めずに連絡を取った方が良いです。
最終的に家を借りる際に、現在の家のコンディションで借りることに同意することになるので、インスペクションの際には家の汚れや、壊れている部分など気になった所は不動産屋さんに確認して、入居前に直してもらうこともできます。
アプリケーション(申請書類)を不動産屋さんに送ろう!
アプリケーションには、自分の収入などの個人情報やなぜその家が気に入ったかなどの動機なども書かなければなりません。その書類を不動産屋さんが査定し、その家の持ち主(大家:ランドロード)と一緒に誰に貸すかを決めます。つまりこのアプリケーションは、申請者の経済状況、社会的な信用度などを表すものなので、かなり重要です。まず、身分証明をするために100ポイント以上の書類を集めます。以下に書類とポイントをまとめます。
100 Points of Identification
50 points*- 写真付きID(オーストラリアの運転免許証、パスポートなど)
30 points - 補足用 ID(戸籍謄本、学生書、健康保険証(全て英語のもの)
30 points - レンタルヒストリー(今までの賃貸履歴)、銀行の貯蓄証明書など
20 points - 収入証明書、給与明細など
100ポイント以下だと申請できないのですが、パスポートやオーストラリアの運転免許証(50ポイント)と補足のID(30ポイント)、仕事先から毎週もらう給与明細(20ポイント)で一応100は行くので大体の人は100ポイント作れると思います。
100ポイントプラスアルファで勝利を掴め!
基本的には100ポイント以上あれば申請はできます!しかし申請だけできても、意中の家に複数の申請があることもざらなので、大家さんに「この人に貸したい」と思ってもらえるようなプラスアルファの書類を用意しましょう。以下に実際に不動産屋さんに聞いた好印象を与えるコツを紹介します。
インスペクションの時間にきちんと行く
当たり前だろと思った人は大丈夫です笑 オーストラリアでは時間にルーズな人が多いので、時間通りに来てくれるだけで嬉しいそうです。
電話やメールの対応が早い
アプリケーションを送った後は、不動産屋さんは情報に嘘がないか調べます。例えば、雇用主に電話をして実際に働いているのか、給料はどれくらいかなどを調べたり、過去の大家さんに家を綺麗に使っていたかなどを聞いたりします。その時に、その対応が遅ければ、対応が早かった他の申請者で決まってしまうことになるようです。つまり、申請後は、自分の雇用主や、現在契約している不動産屋などに連絡し、連絡が来るかもしれない旨を伝え、迅速な対応をお願いしておくと良いと思います。
貯金がある
申請した家の家賃1年分が貯金通帳に入っているなら確実に貯蓄証明書を出しましょう。不動産屋さんが一番心配なのは、お金が払えなくなるかもしれない人に家を貸すことです。貯金があれば、安心して貸すことができます。
契約期間は1年が良い
申請する際に、家を借りる期間も書くことになります。長ければ長いほど良いのかといえば実はそうではなく、1年と書くのが1番良いそうです。半年だと短すぎるし、2年だと長すぎるそうです。理想的なのは1年間、不動産屋、大家さんと良好な関係を築いたのち、新しく1年から3年の長期の契約をするのが良いそうです。
後は待つだけ
アプリケーションと補足の書類等を送ったら、後は連絡待ちです。数日で連絡が来ると思います。契約が決まれば家賃とボンドを払ってミッションコンプリートです!!以上が、メルボルンの引っ越しの流れです。ちなみにアプリケーションはワンフォームというWebサイトに自分の個人情報を登録しておくと、申請のたびに新しく書類を作る必要がないので便利です。
ってことで、今日はメルボルンの引っ越し事情について共有してみました。すごく簡単に説明しましたが、質問があればコメントしていただければわかる範囲でお答えしたいと思います。
ではまた。