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ジョシュア・レイノルズってどんな画家?

ジョシュア・レノルズ(Sir Joshua Reynolds)は、1723年7月16日にイギリスのデヴォン州プリンプトンで生まれ、1792年2月23日にロンドンで亡くなりました。彼はロココ期の著名な画家であり、特に肖像画で知られています。レノルズは、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの初代会長としても知られ、イギリスにおける絵画教育と理論の発展に大きく寄与しました。

彼は1740年代から1750年代にかけてイタリアで古典絵画を学び、ラファエッロやミケランジェロの作品から影響を受けました。1768年にはロイヤル・アカデミーが設立され、その初代会長に就任し、絵画の理論家としても活動しました。レノルズは「グランド・マナー」と呼ばれるスタイルを重視し、歴史画や肖像画においてモデルを理想化して描くことが特徴でした。

彼の代表作には以下のようなものがあります:

『ネリー・オブライエン』(1760年-1762年)
『コウバーン夫人と三人の息子たち』(1773年)
『キャロライン・ハワード嬢』(1778年)
『ヴィーナスの帯を解くキューピッド』(1788年)
『マスター・ヘア』(1788年-1789年頃)

コウバーン夫人と三人の息子たち

レノルズはまた、サミュエル・ジョンソンなど当時の著名な知識人との交流もあり、「ザ・クラブ」を創設しました。彼は「君が偉大な才能を持っているならば、勤勉がそれにみがきをかけるだろう」という名言を残しています。

彼の作品は、特に子どもの肖像画においてその愛らしさが際立っており、21世紀においても高く評価されています。しかし、その保守的な制作態度から批判されることもありますが、イギリスにおける職業画家としての地位確立には大きな功績があります。

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