手拭い@暗峠~大阪の街道モノ語り②
大阪の街道を歩きながら、その場所ならではの手拭いを記念に求めてきました。大阪府と奈良県を最短で結ぶ暗越奈良街道。府県境の暗峠にある茶屋「すえひろ」で求めたのが、この手拭いです。
峠まで行かなければ手に入らない品。「日本の道百選 奈良県生駒市 くらがりとうげ」の文字と、生駒市側から見た峠の絵。
同じ方向から撮った写真はこちら。
大阪府東大阪市からの写真はこちら。
手拭いの左には松尾芭蕉の句「菊の香に くらがり登る 節句かな」も。
この句を刻んだ碑は、街道の東大阪市側、登るのがまだまだ楽な区間にあります。
※暗峠については単行本『大阪の街道を歩く』第4章「暗越奈良街道(8)東大阪市(その5)」(83ページ)、松尾芭蕉の句碑は同「東大阪市(その4)」(82ページ)で記しています。