ドラマ編。ライジング若冲が良すぎた件と、すきなことからしか取れない栄養の話。
伊藤若冲
いとうわかちゅう、ではございません。
いとうじゃくちゅう、でございまする。
日本画の大家!お写真はにわとりさん。若冲作品ではありませんがこちらもとても素敵です!
丸山応挙とかは、教科書に載ってたかなあ、ゆるかわの元祖みたいなかわいい子犬さんの絵とか。なにこれーめちゃくちゃがわいいじゃん!
今でいう、ちいかわみたいな。もふもふ、ころころした、江戸時代から日本人はかわいいのがおすき。長沢芦雪のイッヌさんの絵も見てー!
全く古くないwすごいよねえ時代超えてます!
数年前のNHKドラマ。
永山瑛太、中村七之助、中川大志、大東駿介、石橋蓮司等実力派の俳優さんたちがでていて、すごく良くて、時代劇だけど、青春群像劇。
とにかく、中村七之助さん演じる伊藤若冲が、ボンボンなのに(だから?)絵ばっか描いて、なのにボンクラ扱いされるどころか人望はやたらある女っ気まるでなしのオタクですよオタク!
若冲に一方的にライバル心燃やすのがのちの、丸山応挙。中川大志くん!すき!クールな役から熱血漢まで、演技派でいらっしゃる!!
貧乏画家の池大雅、大東駿介さんもイケメンですが酒飲みで、お金に無頓着で筆まで質入れ、命がけで山登ってきたのに、なんと指に墨つけて山水画を描きだす、トリッキーな役柄汗汗。
そして若冲のパトロ…いや僧侶で美坊主、大典役の永山瑛太!神々しいほどおうつくしい!!
まさにブルーピリオド、江戸時代バージョン。
天才若冲と、そのなかまたち。
でてくる絵画も大変うつくしい、まさに眼福。
七之助さんの所作のうつくしさも、さすが歌舞伎や舞踊に通じる方の無駄のない、かつ、指の先まで表現に、妥協をゆるさない、まごうことなき、良作ドラマでございます!!
作中の動植さい絵は圧巻でございました。
構図とかもさ、絶対計算しつくされてる!
にわとりの絵が有名ですが、他もすごい!
良き~!で、いっちばんわちゃわちゃしてた、
中川大志くん、お師匠さまが亡くなったときも半人前だからって、弔いに出ず、でもすこし離れた場所から誓います。一人前におれはなる!
最後に、人気絵師ランキング(昔もあったのね)
歌舞伎役者のもある、て言われて七之助さんのうちにはいちばん縁遠いわ。にふくみわらい。
小ネタもはさんでくるのね、にくいわーww
三位池大雅、二位が若冲、そして一位が、、、
丸山応挙!よかったねー!大志くん涙!!
勝ったでえ~!歌舞伎の見栄を切る!小ネタ!
とにかく見て損はございません!
歴史や絵画に興味のない方にも十分おたのしみ頂ける作品だと思っております。
すきなことからしか取れない栄養があること、予約日まですきなことも変わらずにすること、
今までの自分でいる、すきなままで、ながく。
(そしていつもこころに、銀色夏生さん!)
続きます