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苛々と愛情

子育てしてると感じることは、いかに自分の器が小さいかってこと。うちの息子のちーちゃんは、よく泣く子です。機嫌がいい時もありますが、基本的に1日の殆どを泣いてる気がする。


第一子だし他の子どもを育てた経験がないので、赤ちゃんの1日の機嫌がどんなものなのか、よく分かりませんがちーちゃんは本当によく泣く。赤ちゃんって泣くのが仕事とはいうけど、泣きすぎじゃない?

1人遊びは一定時間しか持たないし、寝かされるの嫌いだからクーファンやベッドはのけ反る。抱っこは好きだけど何より重いので長時間は腰が持ちません笑

前にTwitter(もうXだけどTwitterと呼んでます)で、あれこれ予定を立てて、それが思い通りにならない事にストレスを感じるタイプの人は、育児が向かないって読んだ事がある。まさに私ってそれだな〜と。そこまで厳密にこなしたい訳じゃないけど、やらなきゃいけない事がたくさんあるのに、泣き止まないとやっぱり焦るし苛々もしてしまう。

今日は離乳食を作ってたのですが、途中からちーちゃんは眠さから機嫌が悪くなり、ギャン泣き。抱っこしたら寝るけど、置いたらすぐ泣く。これを繰り返すうちに30分は経過。終いには手が当たって吹き飛ぶスプーンと器。これで仕方がないな〜とニコニコできるお母さんっているのだろうか?

子どもが大切な気持ちと、子どもに苛々しないって気持ちは、イコールではないなと私は思います。大切だけど、母親も人間なので私は当然苛々します。ずっと子どもと一緒にいたいけど、自分だけの、何をするにも自由だった過去の日々が懐かしくなり、あの頃に戻りたくなる事が時折あります。

いつまでも食べられなくて冷めていく自分のご飯、冷たく固くなっていく作りかけの離乳食、シンクに溜まったお皿たち。うんざりして、ため息がでて、ちょっと強めに物を置いたりしてしまって。こんな小さい赤ちゃんに苛々して、自分ってなんて器が小さいんだろう!




自分の腕に抱かれて、大粒の涙を溜めながらぐうぐう寝息を立てている息子を見ると、自分の未熟さに打ちのめされます。

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