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めろのおすすめ2024

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イケてる記事置き場。ジャンルはall comer( ●´ސު`●)
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#シロクマ文芸部

SS【よかった】#シロクマ文芸部

小牧幸助さんの企画「紅葉から」に参加させていただきます☆ お題「紅葉から」から始まる物語…

ikue.m
3か月前
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北風と太陽

北風と太陽のお話、知ってるだろう。 無理やりやらせようとしても、やるわけじゃない。 暖かく…

mikuji58
2か月前
21

SS【気分】#シロクマ文芸部

小牧幸助さんの企画「十二月」に参加させていただきます☆ お題「十二月」から始まる物語 【…

ikue.m
2か月前
91

『共同エッセイ』#シロクマ文芸部(1500文字)

秋と本気でやり合いたいと思った。 だから私達はエッセイを書くことにする。 読書の秋 スポー…

七田苗子
3か月前
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レモンから

レモンから勢いよく、たくさんのしずくが飛び散った。 あるものは、レモンをギュッと絞った女…

mikuji58
5か月前
28

花火と手袋【シロクマ文芸部】

花火と手袋は、顔を合わせることがない。 花火は主に夏に上がるし、手袋は寒い冬に使われるか…

mikuji58
6か月前
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花火のようなあの夏の夜

 花火と手だけが写った写真。でも、手に取るように覚えている。これは、あのときあの子と一緒に手持ち花火をしたときのだ。卒業アルバムに挟まれたその写真を見ながら、まだ成人前のひと夏の夜を思い返す。  もう十二年前になる。高校三年生だった。  あの日、突然誘われた。 「うちと花火しようえ」  話したこともない僕にかけられた言葉。なんで、僕? 「え、なんで僕なん? あ、いや、お誘いありがとう。うれしいけど、その、僕たち、クラスも部活も違うし、そもそも話したことないやん」  彼女はひ