続・エッセイ漫画のネーム作業をする時の道具紹介
あ~~~っ!!!!!!(ガビーン!!!)
前回の道具紹介の記事で、わたしは忘れ物をしてしまいました…。
しかも、わたしにとっては、かなり重要な物を…(笑)。
ちなみに前回はコチラ:
そんな訳で、前回の記事にての忘れ物を、2つ載せます。
★別のノート:
前回の記事では、実際にコマを割る為の、無地のノートを載せました。
しかしコチラのノートは、ネームの前の段階用のノートです。
つまりはプロットを書いたり、思い付いた事を何でも書いたり、
いわゆるネタ帳というヤツでしょうか。 …ちょっと違う気もしますが。
完全に自分用なので、ほとんど英語ですが、日本語も混じっております。
だってわたしが描きたいのは、日本語の漫画ですからね!
(※ただし平仮名ばかりだぜ! ヘイッ!)
頂き物のノートで、かなりデカイです…B5以上はあると思います。
ノートなら何でも良い訳では無くて、『この作品なら、このノート!』と、
『共感覚』持ちのわたしが、ピッタリと思うノートでなくてはなりません。
じゃないと、作業が出来ないのです…気持ち的にも、共感覚的にも。
中は普通の罫線ノートです。
自分で選んだノートだったならば、罫線がこんなに濃いノートは絶対に
選びませんね…考えの邪魔になりますし、書いた文字も見え難いので。
でもデカイので、書き込めるスペースがいっぱいあるのは有難いです。
出版用の闘病エッセイ漫画の、様々なアイディア専用のノートですが、
すでに半分ほどは使い切っております。
文字を書き込んでいる時、良いアイディアを思い付いたなら、
忘れないように、そのまま隅っこに小さなコマ割りのラクガキなどを
したりしますが、実際のコマ割り用のノートは、別のノートを使います。
さすがに罫線ノートに、ネームであっても、漫画を描く気にはなれません。
★iPod Touch:
コレ、コレ!!
前回、一番重要なこのアイテムを、忘れてしまいましたよ…。
わたしはネーム作業を、アナログとデジタルで進めております。
先程の罫線ノートにバーッと書いた事を、iPod Touchで清書します。
このiPod Touchも頂き物なのですが、ずっと大事に使っております。
色んな作業中に音楽を聴いたり、ネーム作業用のパートナーとして♪
中にあるデフォルトの『Notes』アプリを利用しております。
先程の罫線ノートを見ながら、こっちで清書し、台詞やナレーションの
日本語を、バーッと、この小さな画面に打ち込みます。
そして、この画面に映っている、小さな日本語のフォントを……
なんと、手書きで、コマ割り用のノートに書き写しております。
そうです、わたくしは二宮金次郎 級の努力家なのでございます。
(わたしも暗闇の中、懐中電灯の灯りで、本を書き写した事があります。)
画面に映っている、この台詞…実際にエッセイ漫画の中に登場するので、
全部はまだお見せ出来ませんが、たとえばこの『みんな静かに…!』を
見ながら、コマの中の吹き出しの中に、それをがんばって写します。
そうしませんと、漢字が書けんがな~! わは~っ!!
先程も言いましたが、わたしは平仮名しか書けません(笑)。
カタカナはどうかって? それも怪しいトコロだぜ…。
ちなみに、日本のお友達へのお手紙なんかも、いつもこうして
iPod Touchの小さな画面と睨めっこしながら、書いております。
わははっ。
だから時間は掛かりますが…一生懸命にやっております!
さすがに平仮名だらけのお手紙とか、みっともなくて送れません(笑)。
いくらアメリカ人でもさあ~っ!! そこは譲れないのですよ!!!
闘病エッセイ漫画ですが、日本語の文法が合っているかどうかは
また別のお話になりますが、とにかく日本語でがんばっております。
まあ、もし日本語が間違っていれば、出版社の編集の方が
直して下さるでしょうし…そこはあまり気にせずやっております。
わたしが漫画で伝えたいのは、日本語の正確さではありません。
病気のコトですから。