他者に貢献するために
冬休み明け、
幼稚園初日。
愛され女子Aちゃんの
真っ黒だった髪が
いい感じの焦げ茶色に変色していた。
ハーフの子は
成長過程で、髪色が変化する子が多いね。
「Aちゃん、髪の毛の色、変わったね。
先生、その色好きよ。いいな〜」
と言うと、Aちゃんは
「まきせんせいの赤い髪も
Aちゃん好き〜」
と言った。
そうか、赤いか😅
染めると、どうしても
だんだん赤くなってきちゃう。
こんな髪質じゃなかったらよかったな〜
などと考えていると
お弁当の時間
Aちゃんがプリンセスのお弁当箱を
見せてきて
「まきせんせいはアリエルだよ。
アリエルと同じ、赤い髪のプリンセス」
と言った。
(ちなみにAちゃんは、
『美女と野獣』のベルなんだそうだ)
なんか、ハッとさせられた。
私にとっては "良くない” 赤い髪。
それが、Aちゃんには
素敵に、綺麗に見えるんだ・・
私たちは無意識に、色々なことに
無駄な劣等感を抱く。
その瞬間、ふと、
先日行ったチャイニーズマーケットで出会った
ホームレスの女性のことが頭をよぎった。
普通、お店は、ホームレスの人は
セキュリティがいるので
入って来れないんだけど
なぜかその人は中に居て、
息子の手を引いて買い物する私に近づき
「お腹が空いてるの。
食べ物を買って頂戴」
と言ってきた。
彼女に限らず、
私はホームレスの人が
ちょっと怖い。
だから、「ごめんなさい」とだけ言って
足早にその場から逃げたのだけど
逃げた後
心が苦しくなった。
本当に何もあげられない?
そんなに、ちょっとも手を差し伸べられないほど、
私は困ってる?
心では、他者奉仕をしたいと強く思ってる。
でも、なかなか現実、そうできない自分を
いつも、いつも、情けなく思ってた。
でも、今日のAちゃんとの
やり取りがきっかけで
どんな自分も
まずは認めてあげることが大事って
気づいた。
確かに、理想としては
彼女を少しでも助けられる、そんな素敵な自分だったら
もっと良いのになと思う。
でも、リアルな
その時の私の気持ちは?
楽しく買い物してたのに、
いきなりすごい形相の、汚い格好した見知らぬ人から
「食べ物を買ってくれ」と頼まれたんだ。
そりゃ怖くて当然だし、
息子も居たから、尚更守らなきゃという
心理も働く。
それにこのお金は、
節約したり、一生懸命働いて
作ったお金。
それを、どうして
全く知らない、恐ろしそうな人に
渡さなきゃいけないの?
生きるのが大変なのは
程度は違えど
みんな同じなのに
嫌だと思って当然じゃん。
そう思う自分が
どうしてダメなのか。
どんなに未熟でも、
他者奉仕するには
まず、ありのままの自分を認めること。
それはまさに、
アクセプタンスの領域。
ホームレスの人を助けられないことに
私は昔からずーっと
罪悪感を抱いてたんだけど
今日は初めて、罪悪感じゃなく
自分に対して共感の感覚を覚えた。
アクセプタンスのオイルの効果が
早速出てきたのかな?😳
帰宅後、私は、最近気になってた
アドラー心理学の子育てについて
調べていた。
(これは純粋に、親・先生としての興味)
そしたら驚いたことに
この、ある種の劣等感と
アドラー式子育て・教育が
自分の中で
見事に繋がった。
こちらの先生が書いてくださった
とても分かりやすいnoteによると👏
人が社会で生きていくためには
1⟡ 自分のことが好き(自己受容)
2⟡ 自分には居場所がある(所属感)
3⟡ 自分以外の人を信頼し任せることができる(他者信頼)
4⟡ 人々の役にたとうとする(貢献)
という、
4つの感覚が必要らしい。
私は、最初の3つをスッ飛ばし、
いきなり4つ目の【貢献】に行こうとしたから
難しかったのかも知れない。
これね、私に限らず
スターシードがハマりやすい
パターンだと思う。
スターシードには、基本、
”自分のホームはここじゃない” という
強いよそ者感が標準搭載されている。
だから、2つ目の【所属感】が
一番、感じにくいと思うし
普通の人みたいになかなか生きられない
宇宙魂たちは
自己否定する人も多く、結果、
最初の【自己受容(=まさにアクセプタンスの領域)】で
早速、引っかかる。
感覚の違いから、
他者と上手くコミュニケートできず、
3番目の【他者を信頼する】ってところでも
つまづく人が多いかも知れない。
なのに、4番目の【貢献】だけは
ミッションをしに来たせいか、
かなり前のめりで取り組むのだ。
そんな宇宙魂たちは
身を削って他者貢献をすることで
役に立てた!
→私はできる
→だからここに居ても大丈夫♡
という感覚を
味わいたいのかも知れない。
でも、順番が
逆だったみたいだ。
だからガイドは、
他者貢献するためにも、
まずはAcceptanceが大事って言ったのか・・
なんか繋がってきた😳