海と、宇宙のテスト
海に関わる過去生が多い割に
私はあまりビーチが好きじゃない。
砂が靴に入るのも嫌だし
風が強くて肌寒いのも苦手なのだ。
だけど今日初めて、
ひとりでビーチで瞑想した。
すごい進歩👏👏
”安全地帯の家の中を出て
自然の大気を感じること”
いま上から受け取ってる
メッセージ。
でも寒い・・やっぱり寒い。
この、寒い感覚に集中してみる。
風の音
波の音
照りつける日差しの気持ちよさ
散歩中の犬の首輪がちゃらちゃら鳴る音
そんなのが全感覚で捉えられて
いつの間にか、私は静の中にいた。
五感を総動員して感じる
マインドフルネス。
終わった後は
なんともいえない清々しさだった。
また行こう。
午後は息子と
よく行く子供用のリサイクルショップへ。
「太陽系惑星のおもちゃが欲しい」と言うので
探しにいったのだ。
(さすが私の子)
でも、おもちゃは一つも見つからず、
あれだけ地球地球と騒いでいたくせに
最後には全く関係ない
キャラクターのスリッパを
欲しいと言い出した。
明らかに、
”ここに来た以上、何か一つは買ってもらわなきゃ気が済まない”
という執着による選択。
「ちゃんとハートに聞いてごらん。
そのスリッパ、本当に欲しいの?
惑星のおもちゃを買えなくても?」
と聞くと
「・・・惑星がいい」
と言う。
はーやれやれ。
じゃあオンラインで探すかな〜と思いながら
店を出たそのドア口に、
カッコイイ自転車が置いてあったのに
私も息子も同時に気がついた。
”可愛い😍”
これが私の最初の感覚。
値段もすごく良心的✨
(35ドルとすでにすごく安い上に、
ストアクレジットを使えば差額7ドルだけで済むw)
息子も「これ好き!これが欲しい!」
と騒ぎ出した。
別に自転車が欲しかった訳じゃないけど
なんだか全てが腑に落ちる感じがして
”うん、これでいいんじゃない?”
と思った次の瞬間、
私の頭は、ものすごい速さで
正しい・間違ってる、損得を計算し始めた。
”うちには大小合わせてもう2台も自転車があって
ただでさえ邪魔なのに、もう1台なんてどこに置くんよ?”
”うちにある小さい方の自転車とそんな大きさ変わんないじゃん。
買ってもすぐ乗れなくなっちゃわない?”
”いくら安いとはいえ、買うからには長く乗らせなきゃ
もったいない!”
”そもそも惑星のおもちゃを買いにきたのに
なんでいつの間に、
どれでもいいから1個おもちゃを買うって日になってんだ?
このバイク買うのって、しつけ的にどうなの?”
・・・もう、ほんっと一瞬で
エゴは暴れだす。
せっかく朝瞑想で気分良くなってたのに
息子のおもちゃへの執着に付き合ってイライラ
せっかく、カッコいい自転車を見てときめいたのに、
エゴキンが発動してイライラ
ほんっと波動って、
ちょっとのことで
上がり下がりする。
でも今日偉かったのは、
それにリアルタイムで気づけたこと。
エゴキンが発動してる時は
まずは落ち着いて深呼吸。
スーハースーハー
さあどうしよう。
”ハッピーちゃんだったら、こういう時どうする?”
って考えてみる。
彼女は間違いなく、秒で買うだろう。
先のことなんか考えない。
長く持たせようなんて発想、最初から微塵もない。
今日1日楽しんで乗れるなら、
たとえ10万以上するバイクでも
彼女は絶対に買うはずだ。
「その考え方は5次元に持っていける?って
確認するといいよ」と教えてくれた愛さん。
うん、この損得勘定は、5次元じゃ全く意味をなさない。
時間自体、そもそもないのだから。
よし!気持ちを切り替えて
買っちゃおう!!
これで波動を元に戻せるかな??
・・・と期待するも、
そんな簡単にはいかなかった💦
リサイクルショップの後、
今度はビーチ沿いにある岩山に登りに行ったのだけど
今日の息子は、なぜだかいちいち
全てにおいて文句を言うのだ。
岩場のリスは怖い
靴に砂が入った
靴を履き直すのに、ここはベストな場所じゃない
人がいないと嫌だ
船が見えないと嫌だ
この岩に登るのは怖い
・・・💢
ほんっと、宇宙のお試しみたいな日だった。
”さあ、あの波動をキープできるかな?”
そのために、息子を使って
いちいち私の神経を逆撫でしてる感じなのだ。
負けるもんか。
あの気持ちいい波動をキープするんだ✨
深呼吸して気持ちを落ち着けながら
強い日差しの中、岩を次々に登っていく。
すると、アドレナリンが出てきたのか
突然、”楽しい”って気持ちを感じた。
見つけた!!
心地よさのシッポ!!
今までだったらね、
息子にムカついてる自分を主張したくて
そのワクワクは見て見ぬ振りしてた。
あえてイライラしてる自分で
居続けることを選んでた。
まるで、気分良くなんてなってやんねーよって
拗ね散らかしてるみたいに。
でも今日は、
「うんうん、イライラするよね〜、
よく頑張ってるね〜」って
自分に話しかけながら岩場を登ってたせいか
このワクっとした感覚に波動を合わせよう!って
素直にそのチャンスを掴むことができたんだよね。
私はそのワクっに、波動を合わせてみた。
だんだんと気分が良くなってくる✨
そうこうしてるうちに
岩場の一番高いところまで来た。
ここから見る海は本当に綺麗で、
アンダラクリスタルも持ってきてあげたら
きっと喜んだだろうな〜などと考えていると
はるか彼方の海で
クジラが潮を吹いているのが見えた。
おっ!!✨と思った瞬間、
今度は目の前を
2つの小さなフィンが横切っていった。
・・・イルカだ!!!😱✨
野生のイルカを初めてみた✨
2頭仲良く並んで泳ぐイルカの
小さなフィンと背中だけが
リズミカルに水面に顔を出す。
興奮しながら息子を抱き上げ
「イルカだよ!!イルカっ!!」
と見せてあげると
イルカなんてさして珍しいもんじゃない
とでもいった顔で
「僕はシャークを見たよ。
シャークを見てないマミーはかわいそうだね。
明日はアンラッキーだ」
と、突然
縁起でもなく失礼なことを言い放った。
・・・💢
もうその時点で私はギブアップ。
「何だとこのクソガキ!!
トラブルメーカーのドラマクイーン!!」
と叫び、
とっとと岩山を降りた。
リスにでも食われちまえ!💢
・・宇宙のお試し、今日は惨敗でしたw
長いの読んでいただき
ありがとうございます。