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闘病中の夫と支えあう日々~死ぬまでにしたい100のこと~

闘病中の夫と支え合う日々は、
私たち夫婦にとって大きな試練でありながら、
かけがえのない新しい絆を紡ぐ旅でもありました。


2021年10月
夫が大腸がんステージⅣと診断された瞬間
私たちは大きな恐れと不安に包まれました。

「これからどうなってしまうんだろう」
「治るのかな」――

さまざまな不安が次々と押し寄せました。

けれど、どんなに考えても
答えの出ない現実に向き合い
私たちは「今、この瞬間」を、
大切に生きようと決意しました。

そして、まず最初に
「夫婦で100のやりたいこと」を書き出したのです。

日々の抗がん剤治療に臨む夫に寄り添いながら、
私ができるのは「今」を支えることだけ。

つらいときほど、
「今ここに生きている」ことを感じ
一緒にご飯を食べ「おいしいね」と、
笑い合えることの幸せを噛み締めていました。

小さな喜びに心を向けると、
未来への不安も少しずつ解き
放たれるように感じました。


そんな日々を重ねる中で、
私たちの関係も変わり始めました。

支える側、支えられる側といった
単純な関係ではなく、

夫の前向きな姿勢から
私自身もたくさんの勇気をもらっていたのです。

むしろ「自分が支えられている」と実感し、
また、自分らしく生きることの
大切さを彼から教わりました。

お互いを支え合い、
共に歩む日々は今や
私たちにとってかけがえのないものとなりました。


【100のしたいことリストで分かった、夫婦が絆を深める方法】

たとえどんな状況でも、
夢や希望を持ち続けることが
人の強さに変わります。

どんな小さなことでも、
一つずつ達成することで見える未来がある――

残された時間は誰にもわかりませんが、
これからも夫婦でその未来に向かい
進んでいこうと思います。

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