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映画 侍タイムスリッパー 

侍タイムスリッパー」は、8月17日にインディーズ映画の聖地である池袋シネマ・ロサのみで封切られ、初日からSNSで絶賛クチコミの嵐となった。

映画.com

気になっていた映画「侍タイムスリッパー」を観てきました。
8月に公開されてから口コミで絶賛され、異例のロングラン。
全国の映画館でも11月になった今でも映画館で観れます。

ほぼ知らない役者さんばかりですが(ごめんなさい)、ストーリーが面白くて、映画館でも笑いが起こっていました。

殺陣の斬られ役にスポットライトを当てた映画ですが、時代劇がどんどんすたれていくことへの反抗の気概も込められています。
とにかく殺陣が本格的で見ていてのめり込むし、一種の芸術的な美しさも感じました。
斬られ方もこんなにあるのかと思いましたし、斬られ役があってこそ主役が引き立つのも納得です。
ネタばれになるのであまり書きませんが、ストーリーも後半こう来たか!みたいな場面がいくつかあり、なかなか見ごたえあります。

私は時代劇が好きで、子供のころから割と見ていたほうなので、今でもNHK時代劇や大河ドラマはもちろんのこと、たまにやる「必殺仕事人」なども大好きです。
時代劇の中にある、人情、庶民の生きる力、笑い、武士の生きざま、それらがすべてワンパターンながら泣かされたり、ほっとしたり、とても楽しめます。
また、着物の美しさなどにも目が行きます。

最近では、「雲霧仁左衛門」「蛍草 菜々の剣」なども好きでした。

時代劇は、なくしてほしくないし、民放でももっと放送してほしい。
お金も時間もかかるのでしょうけれど、日本の宝として残してほしいです。
侍姿は、今の若い俳優さんだと腰の位置が高すぎて、袴を履きこなして様になる歩き姿になるまでに時間がかかると思います。

また、馬術、剣術(殺陣)、侍言葉、極めるには相当の訓練が必要なので、常に時代劇役者を育てていって欲しいと思っています。

今日の侍タイムスリッパーの俳優さんは全員個性的で素晴らしいです(拍手!!)
小劇場の舞台を見ているような感覚にもなりました。

楽しませてもらいありがとうございました!


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