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心地よいもの 自然の音「1/fゆらぎ」

雨が降っています。
雨の音を聞くのは心が落ち着きます。
屋根から落ちる音もいろんな音があり癒されます。

=好きな音が自然の中にいっぱいある

木々のざわめき。
木々の間をさわさわと抜けていく風の音。
浜辺で幾度となく打ち寄せる波の音。
滝の音。
川の流れの音。
小鳥のさえずり。虫の音。

=不規則なゆらぎ「1/fゆらぎ」

自然には不規則なゆらぎ「1/fゆらぎ」とよばれるものがあります。
日本人は虫の音を音として区別できますが、外国人(全てではないかも)は雑音としてしかとらえられないそうです。
蝉の声、鈴虫の声、すべて聞き取り季節を感じることのできる私たちはなんと心豊かに過ごせているのだろうかと思います。
日本語の語彙の多さからも、それはうかがい知ることができます。
「1/fゆらぎ」はヒーリング効果もあるといわれており、ストレス社会においては今後さらに大きく人々に注目されていくかもしれません。

=和楽器 箏

今お箏を習っているのですが、和楽器は自然の音を楽器で表すことが多いと感じています。
和楽器の、尺八、三味線、笙、小鼓(こづつみ)なども、ゆらぎの世界の楽器たち。
自然の音を音階にしていったのではないかと思えます。
今は現代曲も増えて、ピアノで弾くような曲もお箏で合奏します。
が、古曲は季節感あふれる曲や、自然を題材にした曲も多いです。

お箏は正確な音は調弦(チューニング)で合わせますが、少しあえてずらしたような「雑音」を受け入れて弾くところが興味深いし、私の惹かれる点です。
倍音やゆらぎなどの、単音ではない不規則な感じが逆に心を落ち着かせてくれるのです。

私の中では、お箏は自然の風や水の音などとつながる部分が大きいです。
  きっと気づかぬまま、自分で弾いた音で自分を癒しているのです。

=書くことも癒し、弾くことも癒し

最近はこうやって書くことも増えたので、これも同じかもしれないと思い始めています。

でも本当はやはり紙に書くことのほうが、こうやってキーボードを打つより落ち着くのだろうとは感じているところです。

疲れた時は、自然の中にある音を意識して癒されてみるのもいかがでしょうか?


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