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問題行動の深いところを読み解く(※自分を見捨てる)
只今、自分の中にある問題行動の深い部分である目的を知る事が大切であることをお話しさせて頂きました。そして、いくつかご紹介させて頂きました。詳しくはこちらを是非ご覧ください。
本日は、この五つ目をご紹介させて頂きます。
これ以上絶望しないために
どれだけ頑張ってきたことでしょうか。自分の中では、いつも必死で精一杯に努力してきたはずなのに。いつまで経っても、自分の価値が見いだせない。そんな風な状況に陥ってしまったら人はどうなってしまうでしょう。
家庭でも会社でも学校にも自分の居場所がないと感じ続けてしまえば、人はどうなってしまうでしょう。
きっと、何もかも諦めてしまうものではないかと思うのです。何をやっても自分の価値や居場所が見いだせないのですから。努力することが出来なくなってしまうのです。だって、自分の人生そのものに意味を感じることが出来ないことで絶望を感じてしまうのですから。
僕自身も、自分の人生に絶望を感じてしまっていたのでした。
全ては自分の夢を叶えて成功することこそが、僕にとっての幸せへの道だと考えていました。成功するこで、誰からも認められる存在となることが出来るものであり、自分の価値の証明となるものだって思ったからです。まさに成功することで、何よりも自分の居場所を確立することが出来るはずだって考えたのです。お金を手にすれば、将来を心配し不安になることはないだろうと想像したんです。まさに、心の安定は、成功することでしか手に入らないものだと考えていました。
だから、絶対に自分の夢を叶えて成功しなければいけなかったんです。例え、それで、どんな手を使うことになっても。これまで、僕を否定してくる全ての人たちが、成功すれば手のひらを返したように、僕のことを認めてくれるはずだからって。
その為の努力は、本気でした。そんじょそこらには負けていないと自負していたくらいでした。
ですが、夢半ば、挫折をしてしまいました。
夢が叶わないと感じたから、精神を壊してしまったのか、自分を追い込み過ぎて精神を壊してしまったから、夢が叶わなくなってしまったのかは、自分であっても分かりません。
気が付けば、電卓も打てないくらい日常生活がままならないくなってしまいました。重度なうつ病を患ってしまっていたんです。それは、あまりにも虚しいもので無念で仕方ありませんでした。
人生に絶望を感じてしまったら、どういう心理になると思いますか。そこから、どういう目的を持ってしまうものだと思うものでしょうか。
きっと、誰が手を指し伸ばしてくれたとしても、構わないで欲しいと思ってしまうのです。頑張れって言われると、腹が立つんです。もちろん分かっているんです。そう言ってくれる人たちが、援助したいとおもっていることを。どうにか上手く立ち直って欲しいと思っていることを。だけど、余計なお世話なんです。上手く出来るのなら、とっくにやっているって。もうたくさん頑張っているって。放っておいて欲しいって。これ以上、どう頑張れっていうのかって。もうこれ以上、自分に期待しないでほしい。もう、楽にして欲しいって。
僕がそうだったから分かるのです。
だから、僕は証明する必要があるのでした。僕は、どうしようもないくらい無能でダメな人間なんだって。誰であっても、もう何も言わないように。誰も僕に課題を与えないように。そうすれば、楽になれるじゃないですか。これ以上、自分の絶望することもないし、希望がないと言っては苦しまなくて済むのだから。
それを証明するかのように、無気力になりました。うつ病をどうにか治そうとはしませんでした。飲めと言われた薬は、全部トイレに流してしまっていました。もっと言えば、精神が壊れて頭がおかしくなった振りをしました。いつまでも治らないように演じたのです。時には幻覚が見えているとさえいったこともあります。いや、そうであると僕自身が信じ込んでしまっていたのかもしれません。
もちろん、精神科の専門の先生や確かなカウンセリングの方が看てくれていたんです。本当に精神疾患があったのは間違いないのですが。精神疾患があったからこそ、そういった行動をとっていたとも言えます。
自分を見捨てるとも取れる行動は、どんどん無能だと証明することもできるのですが、どんどん自分の存在の価値が失われていくのです。
その後をありのままお話しさせて頂くと、僕は自分の無能さを証明するために、自分の命を投げ出そうとしてしまいました。何もかも拒絶するあまりに、生きることすら拒否してしまったのです。
こうした行動を止めるためには、本当に専門家の力を借りるしかありません。専門家であってもかなりの困難であると言えるのではないでしょうか。
ですが、諦めてはいけません。希望は間違いなく見つかるはずです。人生というのはどこからでもやり直せるものです。自分に絶望しても人生に絶望しても、どれだけ道を外しても、これだけは必ずと言っていいほど、希望を見つけることができるものです。
時間はかかるかもしれません。ですが、自分を取り戻すことは出来るものです。僕がそうだったのですから。
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メルシー