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自分を変えていく

思いを語る

僕が日々学ぶようになったのは、夢を叶えたいという思いでもなく、自分の思い描いた人生にしたいと思いからでもありません。このままでは、自分がどんどんとダメな自分になっていき、光の見えない人生を生きるようになってしまうという危機感からです。

あの頃の僕は、なにも分かっていなかったのです。だから、たったひとつの挫折で、全てが崩れてしまったのです。苦しくて辛い状況をどうしたら分からなくなってしまった僕は、全てから逃げ出してしまったのでした。

どんどんと追い込まれていくように感じていました。自分では必死にもがいては抗っているつもりでした。ですが、今なら分かるのです。それは、僕自身がどんどんと自分を追い込み、勝手に自滅しただけのことだったのです。

思い返せば、あの時に全てから逃げた時もそうでした。すぐに子供の頃の自分に引き戻されてしまうのです。

子供の頃に僕は大きく変わってしまったのです。明るくて活発的で、誰にでも仲良くなれる人懐っこい性格だったのが、出来るだけクラスで目立たないようにひっそりと息をひそめるようになっていました。気が弱く臆病で何も出来ない子供に変わってしまったんです。自分を主張することも出来ずに、よくひとりでこっそりと泣いていた自分になってしまったのです。

その原因は、どうやら厳しかった母に否定され続けてしまったからでした。

その自分がいくつになっても現われてしまうのです。肝心な時には、いつも僕の足を引っ張ってしまうのです。

大人になっても、よく、一人でこっそりと泣いていたものです。臆病で、いつも踏み出すことが出来なかったのです。大事なことからは逃げてばかりでした。

そんな自分が嫌で仕方ありませんでした。自分が嫌いで、嫌いな自分だからどうでもよくなって、辛い思いをしたり追い込まれても、何も抵抗しませんでした。そしたら、生きている意味が分からなくなってしまうのです。自分をほったらかしにし過ぎて、手遅れかのように、もうどうしたらいいのかも分からなくなってしまうのです。

もう、自分ではどうすることも出来ずに、生きることから逃げようとしました。でも、運が良かったとしか言いようがありません。あの時は、死ぬことも出来ないのかと自分を罵っていたけれど、勇気を出して踏みとどまったんだと思います。

あの時の、目の前に広がっている世界の暗くてどんよりとした孤独感は、もう二度と味わいたくはありません。

だから、僕は変わらなくちゃいけないと思いました。

それから、随分と月日が経ちました。今の僕の周りには、このことを知っている人はいません。きっと、想像すらもしていないと思います。そう思うと、僕は随分と変わることができたんだと実感することが出来るのです。

でも、未だに子供の頃の自分が現れてしまうのです。いつまでも、どこまでもあの時の弱気な自分が付いてくるのです。今でも、ひとりでクヨクヨしてしまう時があるのです。どうしようもないくらい弱気になってしまうのです。

ここ最近ですが、僕は、何のために学ぶのかを変える必要があるのだと感じたのです。そして、その目的を変える時なのかもしれません。否定的な願いから生まれる目的ではなく、豊かな未来や自分らしくいられる未来のために。肯定的に自分を描いた先にいる自分になるために。

それは、僕にもやりたいことが出来たし、なりたい自分があるからです。

こうして、文章を書き、誰かの心を癒せたり、背中を押すことがしたい。また、それが出来る自分でありたいと思うからです。

だから、色んなことに挑戦していく必要があるのだと感じるのです。変化し続ければ、いつか、過去の自分を受け入れて許せる日がくるかもしれません。そうなれば、子供の頃の自分に悩まされることはなくなるはずだからです。

だから、今日も何か変化を自分に。

これを意識していこうと自分に誓ったのです。

今日は思いのままに語ってみました。

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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー

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