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努力の結果

自分の可能性

ある人に「やりたいことがあるけど、自信がないから出来ない。」と、相談したことがありました。すると、その方は「あなたには、可能性しかないのだから、何でもかんでもやってみないともったいないじゃない。」と、勇気づけてくれたのでした。そんなことをふと思い出したのでした。

確かに、誰かが、そんな風に迷ったり悩んでいたら、きっと僕も同じことを言うに違いありません。誰が何をどこまで出来るようになるのかは、誰にも分からないけれど、努力を続ける限り、どこまでも成長することが出来るのは、全ての人に言えるものであるからです。そこに、例外はないようにも感じます。

ですが、自分自身も同じであると思うのは、なかなか難しいように感じてしまうものです。ましてや、年齢を重ねれば重ねるほど、自分には可能性がないようにどうしても感じてしまうものです。

本来は、自分自身こそ、自分の可能性を一番に信じてあげなければいけないはずなのに。

しかし、どうしてそういう風に感じてしまうのか。その原因を読み解いてあげると、自分の可能性を少し信じることが出来るような気がしました。

成長って受け取りにくい

大人になり、自分の可能性を信じられないのは、人は努力すれば成長していくものであるということを、理解することが出来なくなってしまったからではないかと思います。

僕ら大人は成長という部分よりも、結果ばかりを気にし過ぎているように感じます。だって、何かと結果を求められてしまうものだから。言えば、僕を含めて、努力すれば成功という結果を残せるものものだと、いつの間にか思いこんでいるように感じるのです。結果は目に見えて分かりやすいものだから。

でも、結果ばかりを気にして、結果ばかりを意識することは、成長の部分をないがしろにしてしまっているようにも感じるのです。そうやって、結果が全てのように感じながら生きてしまうと、努力に疑問を抱いてしまう。

それは、やはり努力の結果が成功ではないからです。

そうなると、努力しても裏切られるものだと認識してしまうのです。結局、そうなると自分の可能性を信じられなくなってしまうのです。

才能がある人とは

このように、努力の結果を成長と感じられないものだから、自分の可能性を信じることが出来ない。

そのように努力を誤解している人は、自分の才能についても認識を誤ってしまうのではないでしょうか。

才能があるというのは、何処かそれに出会った瞬間に発揮できるように思ってしまう。

例えば、かつての僕は、たまたま初めて作ったハンバーグが美味しいと言われたのでした。それがきっかけで、もしかすると僕は料理の才能があるのではないかと思うようになったのです。だから、僕は自分の夢を、料理で成功することに決めたのです。

ですが、思い込むことは大事ではありますが、それは、本当に思い込みでしかないということ。

そうした思いで、頑張ってみても、何時までも成功しないことに対して、次第に自分に疑問を抱いてしまうのです。やはり、自分には才能がなかったんだって。そう感じては、いつか心が折れてしまう。どうせ、努力したところで誰にも勝てないんだって。

でも、本当に才能を発揮する人は、誰よりも自分と向き合っている。いつも、そのことに対しても向き合っている。誰よりも諦めが悪く、自分にはこれなんだと感じて、やり続けられた人ではないでしょうか。自分の命という時間をこれでもかと捧げる覚悟を持って、誰よりも遠くにいこうとしているいからこそ、才能は開花する。

人生の全てを分かっている訳ではないですが、これまで生きてきて、才能をある人を見てきてそう思うのです。

才能があるように見える人は、誰よりも覚悟を持って、誰よりもそのことに向き合い、誰よりも熱量を持って望んでいるように、僕は感じたんです。

結果を望み、努力しているように見えて、そうではないといのです。なによりも、自分の成長を望み努力しているように見えるのです。だから、失敗を恐れていないように見えるのです。

だとするのなら、努力の結果は成功ではないと、その方たちが証明してくれている。努力の結果は、成長しかないものだと、僕はそう感じました。

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メルシー

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