どういう生き方をしたいのか言葉にしていく

やりたいことが出来ていますか？

自分の中で、悶々とした気持ちを抱えながら過ごしていた時期がありました。仕事も忙しくしていたし、大切にしたいと思う家族にも囲まれていました。これといって現状に文句もないのに、どこか自分の中で不平不満を抱えているような気がしました。どこか自分の中でモヤモヤしては、ネガティブな気持ちになっていたのです。

それが、なんなのか分かるのに凄く時間が掛かってしまいました。

正直なところ、自分にはやりたいことがあったのです。時に人というのは、一番好きなものを後回しにしてしまう習性があるみたいで、自分も同じでした。本当にやりたいことを、大切にしまい過ぎて忘れてしまったみたいでした。きっと僕の中では、自分にはやりたいことなんか出来る訳がないと思い込んでしまって、心の奥底にしまい込んでしまっていたんだと思います。

実際の所、自分のやりたかったことをふと思い出したときには、宝物を見つけた時のようにワクワクしたと同時に不安にもなりました。やっぱり、自分には出来るはずがないものではないかと思うからでした。

結局のところ、その時はまた心の奥底にしまい込んでしまったのでした。

言語化したことで行動することができた

ただ、またしばらくすると、モヤモヤした気持ちになりました。それが以前よりもより一層強くなっていると感じました。

この自分のモヤモヤした気持ちは一体何だったのか、ずっと考えていました。その時に、自分との対話が大事だと学びました。そこで気が付いたのです。このモヤモヤした自分でもよく分からない感情は、自分との対話が足りないから生まれてくる感情なのです。だから、モヤモヤとしか表現できなかったのです。心の奥にしまい込むとは、自分と自分との対話を避けることなのです。

だから、自分と対話するように意識してみました。自分と対話するなんて、考えたこともなかったことだから、戸惑うばかりで、どうすれば分かりませんでした。だから、すごく時間が掛かりました。時間に追われた日常の中で、諦めることも多かったのです。でも、それも、ただ自分が言い訳していたに過ぎなかったのです。

本当は、自分の中の変化に恐れていたんだと思います。もしも、自分の本音が予想を超えていたら、色んなことを変えてしまわないといけなくなってしまうから。確かに、モヤモヤした気持ちで心は晴れないけれど、充実している仕事や家族生きていく分には、十分に満足できるものだったからです。だから、変わってしまうことに、凄く抵抗を感じていたんだと思います。

でも、変わるかもしれないけれど変わらないかもしれない。変わるかもしれないけれど、問題がないかもしれない。その時はその時で、自分とまた話し合いをすればいいだけのこと。

そう思えたことがきっかけで、随分と気持ちが楽になり、自分との対話が進めることが出来たのでした。

そして、ついに僕が自分との対話で出した答えが、

「自分はダメな人間だと思い込んでいる人を変えていきたい。」でした。

僕自身が、何よりも自分をダメだと思い込んできたから。そのことで、自分を自殺まで追い込んでしまったから。そうじゃないと気づけたとき、世界の見え方が全く違うものに変わったのです。その時の、驚きや喜びは忘れることが出来ないのです。目の前が本当にキラキラ輝いて、あれほどまでに太陽が輝いていたなんて思いもしなかったのです。

それからの、随分と人生が好転していったのです。

こんな僕でも、ここまで変われたのです。そして、このことは自分だけのものにしておくのは勿体ないと感じたのです。たくさんの人に知ってほしいと思っていたのです。

自分がどういう生き方をしたいのか、言葉にするだけで、きっと意識が変わり世界の見え方が変わっていくのだと思います。そうなれば、引き寄せられるように、自分自身が導いてくれるのです。

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今日も自分をご機嫌に。
メルシー