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前向きな自分になるために出来ること
不幸な出来事を乗り越えられたと思えた瞬間
自分の人生が不幸だと思うと自分を否定してしまうのは、自然の成り行きのように感じるのです。
これまでの人で、いつだって後悔や不安が足を引っ張ってしまうのでした。つい先日も、僕はひとりの人を疑ってしまいました。そのことで深く反省したんです。その人のことを思えば、決して悪いことではありませんが、どんな人も自分のことを一番に考えてしまうものです。だから、いざとなれば簡単に人は裏切ってしまうもの。僕の中で、こうした考えをいつまでも変えることが出来ないから、人を疑ってしまうのではないかと思いました。
そんな風に自分の考えに固執してしまう感じの自分だから、自己否定をしては、後悔を繰り返してしまうし、強い不安にも駆られてしまうのです。そして、自分を否定すればするほど、自分のことが信じられなくなってしまうのでした。
こうした自分から、どうしても抜け出したかったんです。
僕には、自分の人生を不幸だと思う、決定的な過去の出来事があるのです。
それが、いじめでした。
社会人として、駆け出したばかりの時です。初めて就職した先で、酷いいじめに遭いました。そのことで、自分のことを何よりも嫌いになったし、どれほど自分を責めたものかわかりません。
その時の出来事が、ずっと僕の人生に影を落としていたのです。
ですが、そんな過去を乗り越えることが出来たのではないかと思えた瞬間がいくつかあったのです。その瞬間は、明らかに前向きな自分であり、人を疑うような人間ではありません。
きっと、そこに僕が学ぶべき自分の姿があるのだと思いました。
前向きな自分の時の思考
僕自身が不幸だと思う過去を乗り越えることが出来た瞬間だと感じられるのは、そのほとんどが自分の成長を感じられた時なんです。
先日、人を疑ってしまった話には続きがありました。僕の中では、明らかにその人が疑わしいと睨んでいたんです。また、そんな自分をダメな奴だと否定していました。そのことで憂鬱な気持ちになっていると、別の思考が現れてきたのでした。
それは、自分に寄り添う自分でした。あーだこーだと言っている自分を否定もせずに、そーだよねとうなずいては、話を聞いてくれる理解者のような自分だったのです。
僕は、そこで心を落ち着かせることが出来て、整えることが出来たのです。
こうした自分と向き合うことが出来たのは、間違いなく、あの時のいじめられた経験のおかげなんです。
あの時は、否応なしに自分と向き合いました。自分の弱さを目の当たりにしたのです。そこで、自分を憎みはしたのですが、自分と向き合うことには、凄く意味のあるものでした。そうして、自分の中でトライアンドエラーを繰り返してきました。そして、ようやく自分の心を整えるまでに成長することが出来たようなきがしたのです。
自分自身の成長を感じることが出来た瞬間に、いじめのせいでと言っていたものが、いじめのおかげでに変わったのです。
「○○のせいで」と、言っている間は、ネガティブな方向にしか自分を向けることしかありません。ですが、「○○のおかげで」と言う後には、前向きな自分がいるのです。
だとするのなら、前向きな自分になるためには、ひとつひとつの出来事の中で「○○なおかげ」と思える部分を探しだしてあげることだと思いました。
常に自分の中の意識が、「○○のおかげ」であると言う部分に意識があるということは、常に前向きな自分であろうとしているということ。そのことは、今の僕でも十分に出来ることだとも思いました。
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メルシー