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とにかくやってみる
理屈っぽくなっていた
いつも自分と接しているから、自分の変化には、なかなか気が付きにくいものなんだと思います。僕自身も、自分が理屈っぽくなっていたなんて全くもって気付きませんでした。
ですが、上手くいかないことばかりが続いたことで自分を省みることが出来たときに分かったんです。色んなことに理屈を並べては、行動することをためらっては、躊躇していたことに。
会社で、アルバイトの募集をかけていたんです。ですが、なかなか応募がありませんでした。諦めそうになっていた時に、念願の応募がありました。ただ、応募してくれたのは海外の方だったのです。今の時代は当たり前のことです。コンビニや飲食店に行けば、普通に見かけるものです。そして、僕の中では全く気にならないことでした。ですが、実際に自分が深く関わることになるかもしれないと思うよ、あれこれと不安になっては躊躇してしまっていたんです。
他のスタッフの方に相談してみたんです。そしたら、スタッフの皆が良い話だと後押ししてくれたのでした。
その答えを聞きながら、なんだか自分が理屈っぽくなっていたなって認めることが出来たのでした。
理屈ぽい自分と向き合ってみた
かつて、僕はこんなことを言われては反発心を持っていました。
「いいから、言われた通りにしなさい。」
「目上の人の言うことは、「はい!」と返事をしなさい。」
「何でもいいから、黙ってやりなさい。」
そんなことを今の時代に言ってしまえば、たちまちパワハラだと批判されて立場を失ってしまうものだと言えます。ですので、人に何かをお願いしたり人にやって欲しいことがある時には、今の時代は、どうしてそれをする必要があるのかをきちんと説明するのが当たり前になっています。
僕自身も、虐げられてきたこともあって、きちんとした行動の理由を説明することに、とても意味を感じることが出来たんです。それは大事なことだと意識するようにもなりました。
その反面、かつて強要されていたことの全てが間違っていたとも言い難いような気がするのも僕の中にあるのでした。
かつて、厳しかった母は、幼かった頃の僕に色んなことを習わせようとしました。英会話や習字に絵画や公文など。幼いながらに僕は、そのすべてが嫌で仕方ありませんでした。それよりも友達を作っては、学校終わりに約束でもして楽しく遊びたかったんです。習い事に行きたくないと駄々をこねては、「いいから、やりなさい!」と、よく叱られては無理やり連れて行かれていたんです。
でも、今となっては、その時に無理やりにでも習わされていたことが、今の自分に役に立っているような気がするのです。自分だけでは、絶対に見ることはなかったと思えるものばかりです。見栄をはって、英会話が出来る訳でもありません。字が上手くもなければ、絵心もありません。でも、洋画や洋楽が好きになっていたり、美術館を巡ることが好きであったり、丁寧な作業が意外と平気であったり。ただのこじつけなのかもしれませんが、僕の中では、意味のあることのように思えているのです。
きっと、もしも僕が今の時代に生まれていたら、子供の頃から躊躇に躊躇を重ねてしまい、なにひとつ行動することが出来ない人間になってしまっていたのではないかとも思えるのです。
自分を変えることにしても、新しい自分になることでも、あるいは自分の成長を考えたときに、理屈ぽい自分では、望んだ自分になれるでしょうか。いつも何だかんだ言っては、行動することが出来ないままなのに、どうやってなりたい自分に変わることが出来るでしょうか。
それに、何が起きるのか分からないからワクワクすることが出来るのじゃないかと思うのです。人生の中で、そんなにワクワクすることなんか、あまり出来るものじゃないように思います。それを、自ら避けてしまうのは、あまりに勿体ないような気もするんです。
自分で納得しないと動けないのは、ある意味では、自分の想像の中でしか行動することが出来ないことだということ。それは、今の自分を超えることは出来ないし、自分の殻をやぶることも出来ないことのように思えます。
だから、せめて自分に対しては、分からないからやらない。得にならないからやらない。自分の為ではないからやらないのではなく。何でもいいからやってみようと言える自分である必要があるのだと思いました。
明日の面接、いい人が来てくれて上手くいくといいな。
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