自分なりのネガティブ対策を持っておく
いつだってネガティブに陥ってしまうもの
今年のはじめはというと、これ以上ないくらい前向きな目標を掲げて、希望に満ち溢れていたのに、半月もすれば、夢から覚めたようにいつもの後ろ向きな自分に戻ってしまっていました。一年を通して振り返ってみても、意欲的に行動出来たと思う月もあれば、上手くいかずに落ち込んでばかりいたと思えた月もあります。
更に、先週のことも振り返ってみました。残念ながら、ゴールデンウイーク中は全て仕事でした。毎年、恒例だと言われる帰省ラッシュのニュースを目にすると、社会に出て一度も味わったことのない大型連休を羨ましく感じては、自己嫌悪に陥り落ち込んでしまっていました。本当のことを言えば、とっくにそれくらいのこと慣れて、平気であればいいのに、未だに落ち込んでしまうのは、本当に人が羨ましいのだと思います。その前までは、自分でも分からないくらいテンションが高かった記憶があります。まるで、僕自身でも理由が分かりませんが、何故かワクワクして気持ちも明るかったのです。
一年を通してみても、ひと月を通してみても、一週間を通してみてもまるで波のように気分は上がり下がりしているものです。それは、一日を振り返ってみながら細かく見てみても、気分も細かく上がり下がりしているものです。
自分のことながら分かっているのです。僕は、ちょっとしたことですぐにへそを曲げてしまうし、ちょっとしたことで落ち込んでしまうのです。
気分が良く志も高く持てている時は、良いものですが、自分の気分が下がってしまったときの対処が未だに下手くそで未熟な気がするのでした。
ちょっとした起動装置をいくつも持っておく
こうして、改めて自分のことを見直してみても、落ち込んだときや気分が上がらないとき、自分の気持ちを持ち上げる方法が少ないことが分かりました。
ちょっとした起動装置のようなものを自分の中でいくつもあることは心強いものだと思います。
好きな音楽を聞いたり、好きなことをして気分を変えたり、お酒を飲むとか思いっきり遊んではしゃいでみるとか、ゆっくりとくつろぎリフレッシュするとか、考えてみれば沢山方法はあると思うのです。ですが、そうしたことは、とても依存しやすいし、それに頼ってしまうと出来ない状況の場合、自分自身を追い込んでしまうものになってしまいます。
現に僕自身が、心底落ち込んでしまったときやひどく気分が上がらないときは、どうしても音楽を聴く気にもなれなかったし、嫌なことを忘れて思いっきり遊ぶことは出来ませんでした。同じ理由で、色々と試してみたけれど、気持ちを落ち着けたり、リフレッシュすることも、ネガティブな思いが頭から離れずに出来ませんでした。
その反面、普段において、ちょっとしたことで落ち込んだり、気分が乗らないといったときなんかは、凄く気持ちを持ち直すことが出来ています。
つまり、時と場合によるし、人それぞれだということです。
ですので、自分なりの気分の上げ方を見つけることが大事なのです。自分で考えて行動していくことで見つけていけるものです。
自分を支える言葉を用意しておく
その中で、誰の心にもどんな状況であっても勇気や励ましになるものがあります。それは、言葉を自分に投げかけることです。自分の心に刺さった言葉を思い出し、自分に何度も言い聞かせるのは僕の中で効果があるものだということに気が付くことができたんです。
僕自身、本当に何度も救われました。
本に書いてあったこと、恩師の言葉、映画やアニメやドラマの中のセリフ、友との会話、尊敬や大切に思えている人の口癖。いつの間にか心に残っていることや、これだと思えた言葉を。
自分を励ますために、自分を慰めるために、自分に寄り添うために。
自分に言葉を送るのです。
人から、励ましや応援の言葉をもらえたとき、何よりも癒しになるし背中を押してくれるものです。ただ、人にそうしたものを求めても、求めているものが返って来るわけではありません。そうなると、心は動揺し、嫉妬や怒りになってしまい、場合によっては、相手に依存してしまう危険性もあるのです。
ですが、誰よりも自分の近くにいる存在で、誰よりも自分のことを理解出来る存在があるのです。
それは、自分自身なのです。
確かに、自分のことを理解出来ないときもありますが、この世界で誰よりも自分のことを理解している存在なのです。だから、自分が求めている言葉を、求めているときに送ることが出来るのです。
自分を励まし、自分に寄り添い、自分の背中を押すことが出来るということなのです。そうした自分を支える言葉を用意しておくことは、何よりも自分を支えてくれるものになるのです。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
今日も自分をご機嫌に。
メルシー