インタビュー方法を学ぶ効果 ~新規事業伴走メンタリング⑬~
メルセネール・大道寺です。
今回も新規事業開発において、環境理解や顧客理解を促進するインタビューに関してです。その中でもインタビューの手法・スキルに関して扱います。
また、ここ3回にわたってお伝えしている自主調査の件、速報版という形で調査レポートを作成しました。よろしくければご覧ください。
新規事業インタビューの悩み
新規事業開発におけるインタビューでお悩みの方は多い印象です。
上手く掘り下げられない
誰に聞いたらよいか分からない
そもそもアポが取れない
などなど・・・、いろいろ悩みは尽きません。
必ず相手がいるアクティビティで、変動要素も多いため、ある時は上手くできても、別の時は全然ダメだった・・・というケースも見られます。
でも、それってインタビューだけでは無いですよね?
例えば『営業』も相手がいるわけで、その点では同じなのでは・・・と思ったりします。
そこで、インタビューを上手くできているその背景や打ち手に関して自主調査で聞いてみました。
体系的に学んでいるかの差は大きい
リサーチ対象は以下です。
従業員数300名以上の会社に所属
直近3年以内に新規事業に携わった経験がある
インタビューを通じた情報収集の経験がある
この条件に当てはまる人へ、『インタビューを活用できている背景や打ち手に関してお答えください。』とお聞きしました。
その結果がこちら・・・
※青色のバーが新規事業の黒字化に成功している層
※ピンクのバーが新規事業が累積赤字もしくは撤退している層
黒字化に成功している企業とそうでない企業の差は、明確に「学んだ経験」の有無として出ています。
例えば営業ですと、営業研修やロールプレイがあると思います。一方でインタビュー研修やロールプレイでしっかり学んだことがあるというお話は聞いたことが少ないです。
インタビューにも方法論・やり方の型はありまして、それを身に付けてから実施することが非常に重要であるということですね。
ちなみにインタビューは実施前の準備で70%決まります。
そしてそこで重要なスキルは決してインタビュー独特のものではありません。
事業/業務等の分析力
ロジカルシンキング
仮説思考
など思考スキルや分析スキルだったりします。
この辺りをインタビューのシーンと併せて活用できれば、事前の準備を効果的に進め、インタビュー自体も上手く進められるようになると思います。
インタビューの方法論に関してはまた改めて整理する予定です。
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