コロナの飲める治療薬への注目
オミクロン株の危険度や緊急性への警戒が薄れてきた。
ファイザー製などの経口治療薬「パクスロビド」に注目が集まっている。
◆ ヤフーニュース ◆
米国のファイザーの経口治療剤「パクスロビド」承認。
重症化リスクのある12歳以上に医師の処方で 「新型コロナと戦う新しい手段を提供」 バイデン大統領「1月に25万コース分を供給する」
◆ ヤフーニュースは記事はこちら ◆
病院で処方されれば家で飲める飲み薬をファイザー社が開発して承認。
1ヶ月後には供給を始めるというもの。
これはとても大きなニュースです。
これまでのワクチン接種による「予防」と異なり「治療」であることに加え、その摂取方法が経口摂取(飲み薬)なので注射が嫌な人でコロナに掛かってしまった人にとっても抵抗が少ないと言えるでしょう。
そして一度「薬」が出来てしまえば改良を重ねていくだけです。
インフルエンザの薬もタミフルやイナビルなど何種類もありますよね。
コロナ治療薬は今後驚異的なスピードで研究が進み、どの変異株に対してどれくらい効くのかの検証も明確な結果となって積み重なっていくでしょう。
予防と治療。
このまま問題なくこの両面で対応できればコロナの収束は間近と言っても過言ではありません。
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12/24 ファイザーの臨床試験で、パクスロビドはハイリスク群の患者の入院や死亡のリスクを89%減らす効果を見せたとの事。
発症から5日以内に飲めば重症化を抑え込めるみたいです。
パクスロビドは、細胞に侵入したウイルスが増殖するのを阻害する新薬「ニルマトレルビル」2錠と、その効果を長持ちさせる既存薬「リトナビル」1錠で構成。計3錠を1日2回、5日間服用する計30錠の治療コースが認められた。
パクスロビドは12時間ごとに1回。計5日間飲み続ける必要があるようです。
つまり新薬2錠と既存薬1錠の計3錠を10回飲むってことですかね?
気になるのは副作用。
例えば一時期有名になった既存薬レムデシビルなんかは肝機能や腎機能への副作用が心配されていました。
ではパクスロビドはどうなのか。
記事によると
味覚障害や下痢などの副作用はあるが、服用の利益が上回るとしているそうです。
味覚障害…?
下痢はまぁ悪いものを排出しようと身体が働きかけているもしくは胃に負担が掛かっているようなイメージでなんとなく分かりますが、ちょっとだけ不安になりました。
でも新薬でも既存薬でも薬には必ず大なり小なり副作用があるものです。
副作用に勝る作用があれば内服するべきでしょう。
重症化リスクに比べて軽症なら内服すべきなんです。
最終的には自己判断になりはするでしょうが。
なのでただ薬なら安心だと盲目的になるのではなく、新たな情報の取得はしていくべきだと思います。
内服していく人が増えていけば情報の精度も上がっていきます。
自分や周りの人を守る為にも常に最新情報の収集はしていきましょう。
では今回はこんなところでノシ
メルカ