僕だけどあたしもいる
本日、仕事を年内で辞める旨、上司に伝えました。正社員じゃなくなると家計が苦しくなるんじゃないの?と心配してくれたけど、咄嗟にそんなにお金が大事なんだろうかと私は思った。確かに、いざというときお金が無いと何もできないのは百も承知。でも、家族との暮らしを犠牲にしてまで稼がなきゃいけないものなのだろうか。自分が苦しいと感じながらも金のために生きなきゃいけないのが人生ならば、糞食らえと思ってしまう。
ずっとずっとずっとずっと自分らしくいたくてもがいて生きてきたのに、今どうしてこんなに思い悩んでいるのだろう。労働とは生活費を稼ぐためのものだと思って生きてきた。それ以上でも以下でもない。毎朝泣きながら仕事に行くのも、休日のために5日間働くのも、そのためだ。会社のために何かしようという気持ちなんて微塵もない。昇進したいとか自分を高めようなんて気持ちも全く無い。毎日を生きるので精一杯。金をいくら持っていても、死んだら何の意味も無くなる。そして死はいつ訪れるか分からない。生活のために労働していたはずなのに、いつの間にか労働のために生活している。
神聖かまってちゃんの「自分らしく」という曲が好きだ。初めて聴いたのは大学生の頃。あ!これは自分と似た人の曲だ!と思って一気に好きになった。
ずっとこの曲に救われてきたはずなのに、蔑ろにして息をする。全然自分らしくないんだもの。このままでいいのか。よくないよな。
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