大切なひとをたいせつにするということ
大切なひとをたいせつにするって
簡単そうに見えてむずかしい
その人にたくさん会うとか、贈り物をするとか優しくするとかそういう話だけではないの
そのひとといないときの自分とか、
生き方でそのひとをたいせつにするっていうことが生き様であってかっこいいと私はおもう
口ではいろいろいいこと言ってても、そのひとといないときに、それを否定する生き方をしていたらたいせつにしていないってことになるんだな〜となんとなくおもった
弱虫ペダルの番外編、スペアバイクでは東堂と巻ちゃんそれぞれの生き様が描かれていて、
互いをたいせつにおもう気持ちは、行為は違えど伝わる。
巻きちゃんが東堂からのお手紙を自転車に乗って山で読む、とか、東堂が巻きちゃんのために時間をかけて手紙を送るということが、
その行為だけではなくて、その他シンプルな生き方があるかできることなのだとおもった
そうやって私も生きていきたい
幼馴染のりんちゃんに、このスペアバイクを届けに行った。私が京都に住んでて、帰ってたから会おうと言ってたけど雨降ったりしてめんどくさいねーまた会おうみたいになってあってなかったから、ずっと会いたいとおもっていたけど、なかなか会えずだったが渡しに行けてよかった
あつし(りんちゃんの父)が、お庭にいてりんちゃんを呼んでくれた
りんちゃんちに行く道を、母が車で送ってくれて、なにも言わなくても母が道を知っている感じとか、りんちゃんが階段を駆け降りてくる音とか、りんちゃんが民法の勉強をしていてジャージとポニーテール、めがね、でにやにやしながら出てきたのとか、スペアバイク渡したらうれしそうにしてたのとか、貸してた他のスペアバイク返してもらったんだけど家に帰ってそれ読んだらなんかりんちゃんちのにおいがしたりとか、
そのぜんぶがなんかよかった
そしてりんちゃんが、この晴れたゴールデンウィークにおうちで勉強してて、その日常と、がんばりに輝きがあった
たいせつにしたい。こと。
りんちゃんに手紙を送ろうとおもう。物質が届くことに意味があるのだから。